どうも、キャップです。
今年リビングシェルSを購入したことでリビングシェル3兄弟の全てを制覇しました。
アイボリーラインやアニバーサリーモデル等の派生モデルは未経験ですが、
- リビングシェルS
- リビングシェル
- リビングシェルロング Pro.
と3種類のサイズを購入・使用し、それぞれ記事にしてきました。
この節目でリビングシェルシリーズに関するまとめ記事を作成しておきたいと思います。
リビングシェルシリーズを検討している方の参考になれば幸いです。
リビングシェルの購入・使用レビュー
リビングシェルS、リビングシェル、リビングシェルロング Pro.の購入レビューです。
購入した嬉しさから少し浮かれた文章になっています。
購入前に検討したことや購入に至った理由などをまとめています。
リビングシェルS:2020年9月

リビングシェル:2017年11月

リビングシェルロング Pro.:2019年4月

リビングシェルのインナールーム購入・使用レビュー
リビングシェルとリビングシェルロング Pro.のインナールーム購入レビューです。
インナールームなのでサイズにまつわる情報が多めです。
※リビングシェルSはインナールームを購入していないのでレビュー記事ナシです。
リビングシェルのインナールーム:2018年9月

リビングシェルロング Pro.のインナールーム:2019年7月

リビングシェルの設営と修理について
リビングシェルの設営や修理にまつわる記事です。
リビングシェルは設営しやすく作りもしっかりしていますので必須情報ではありません。
いざという時の情報として。
リビングシェルの設営:2017年12月

リビングシェルのリッジポール修理:2018年4月

リビングシェルロング Pro.のシールドルーフの設置方法:2019年8月

リビングシェル3種類の良い点・悪い点
それぞれの良い点、悪い点を簡単にまとめてみました。
当たり前ですが完全無欠100点満点の幕はありません。
良い点があればその代償として悪い点があります。
「悪い点」と表現しましたが「欠点」ではなく「特徴のひとつ」です。
リビングシェルSの良い点・悪い点
〇:軽量コンパクトで設営が超簡単かつ大人が立てる室内高
×:インナールームが小さい(2人で満員)
リビングシェルの良い点・悪い点
〇:狭めの区画サイトでも設営できるオールマイティーなサイズ
×:インナールーム余剰スペースは家族4人のリビングとして少し手狭
リビングシェルロング Pro.の良い点・悪い点
〇:家族4人で2ルーム的に使えるサイズながら設営が非常に簡単
×:Pro.幕なので結構重い。シールドルーフを付けるのが大変。
どのリビングシェルを選ぶ?
リビングシェルシリーズの選び方。
リビングシェルを3種類全て使ってみて「この使い道ならこれ」という僕の意見であって、あくまで個人的な主観です。
冬キャンプでストーブをインする考え方等も自己責任。この点はご了承ください。
3つのリビングシェルのサイズ
まず、それぞれのサイズをおさらいしておきます。
リビングシェルS
出典:スノーピーク
リビングシェル
出典:スノーピーク
リビングシェルロング Pro.
出典:スノーピーク
各寸法は上図の通り。
リビングシェルS → リビングシェル → リビングシェルロング Pro.
の順にそれぞれ
- 全長:350cm → 455cm → 530cm
- 横幅:320cm → 415cm → 415cm
- 全高:205cm → 210cm → 220cm
です。
一番の違いは全長。
リビングシェルロング Pro.はリビングシェルSより180cmも長いです。大人の身長ほど差があるってことですね。
横幅はリビングシェルSだけが短いです。
リビングシェルとリビングシェルロング Pro.の横幅は同じです。
全高にそれほど差は無し。
最小サイズのリビングシェルSでも205cm。リビングシェルロング Pro.と15cmしか違いません。
このサイズの違いも踏まえた「この使い道ならこれ」という僕の意見が以下です。
4人のファミリーキャンプならリビングシェルロング Pro.
家族4人でオールシーズンキャンプをするつもりなら、リビングシェルロング Pro.これ一択です。
対抗馬はスノーピークならランドロック、他社ならトンネル型ツールーム等かと思います。
僕はランドロックや他社のトンネル型ツールームを所有・使用したことが無いので断言できませんが、このサイズでこの設営のし易さは群を抜いてる気がします。
家族4人で1泊2日とかだとテント設営にかける時間と労力はできるだけ減らしたいので、そういう意味でもリビングシェルロング Pro.はベストチョイスだと思います。
名前に「Pro.」と付いてて値段も高いので「ベテラン用の幕なのでは」と思うかも知れませんが全くそんなことはありません。
初心者でも家族4人でオールシーズンキャンプをするつもりなら、最初から買ってしまってもOK。
後悔することは無いと思います。
専用インナールームは必須です。
他社製でカンガルーしても良いですが、スペース効率では専用に適いません。
インナールームを設置した後に生まれるリビングスペースは家族4人でも十分な広さです。
フジカ・ハイペット等の石油ストーブをインしても、室内レイアウトにはそこそこ余裕ありますし、もろもろ考えても家族が幸せになれる幕だと思います。
3人ならリビングシェル
家族3人でオールシーズンキャンプをするつもりならリビングシェル。
僕は最初にリビングシェルを購入したのですが、家族4人でオールシーズンキャンプを続けてると室内空間が手狭に感じ始め、リビングシェルロング Pro.に乗り換えました。
誤解のないように付け加えますが「家族4人だと無理!」とは言い切れません。工夫すれば家族4人でも使えます。
でも僕は「リビングシェルロング Pro.だったらもう少し広いのかな~・・・」と妄想し始めてしまいました(そうなると妄想が止まらない)。
専用インナールームを設置した後の室内空間はこんな感じ。
リビングシェルのインナールームはリビングシェルロング Pro.ほどスペース効率が良くないので、3人での使用なら他社製でカンガルーしても良いと思います。
親子3人で使うならならリビングシェルはジャストサイズだと思います。
少し狭めの区画サイトでも苦労せず張れますし、持ち運びサイズもそこそこコンパクト。
石油ストーブをインした時の熱効率(≒室内の暖まり方)も良好です。
サイズバランスはシリーズ3兄弟の中でリビングシェルがベストじゃないかと思います。
ソロや寝室的な用途ならリビングシェルS
最後にリビングシェルS。
スノーピークの説明には
1~2名程度での使用に適したサイジングでリデザインしました
とありますが「室内では寝るだけ」と割り切れば親1人子供2人とかでも使用可能と思います。
ソロ幕としては十分過ぎるスペックと大きさ(と言うかオーバースペック)。
ソロなら室内にコットを置いて更に各種道具を配置できる広さだと思います。
まだ使い込んでいませんが冬のデイキャン(タープだと寒い)にも使えるのではと思っています。
タープと同じくらいサッと設営できますし、シェルターなので風を遮ってくれます。石油ストーブをインすれば暖まれますしね。
ゼクーMも冬のデイキャンで活躍したので、立てやすいシェルターは、そういう使い道もぜんぜんアリだなと思います。
個人的な意見としては、リビングシェルSは2つめのリビングシェルに最適です。
「いざとなればリビングシェルロング Pro.がある」という安心感の元、「今回はリビングシェルSで出撃してみようか」という選択ができる。この幸福感はたまりません。
以上、リビングシェルにまつわる情報まとめでした!
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