どうも、キャップです。
2020年にリビングシェルSを購入し、リビングシェル3兄弟を制覇しました。
アイボリーラインやアニバーサリーモデル等の派生系を所有したことは無いですが、この節目でリビングシェルシリーズに関するまとめ記事を作成しておきたいと思います。
リビングシェルシリーズの購入・買い替えを検討している方の参考になれば幸いです。
リビングシェル3種類のサイズ感
リビングシェルシリーズの購入・買い替えを検討している方はサイズが気になってると思います。
まず最初にスペック上のサイズを比較してみます。
3種類の各寸法
リビングシェルS
出典:スノーピーク
リビングシェル
出典:スノーピーク
リビングシェルロング Pro.
出典:スノーピーク
リビングシェルS → リビングシェル → リビングシェルロング Pro.
の順にそれぞれ
- 全長:350cm → 455cm → 530cm
- 横幅:320cm → 415cm → 415cm
- 全高:205cm → 210cm → 220cm
です。
サイズの違い
全長
リビングシェルロング Pro.はリビングシェルSより全長が180cmも長いです。大人の身長ほど差があるってことですね。
横幅
リビングシェルSだけが短いです。
リビングシェルとリビングシェルロング Pro.の横幅は同じです。
全高
それほど差は無し。
最小サイズのリビングシェルSでも205cm。リビングシェルロング Pro.と15cmしか違いません。
リビングシェル3種類の良い点・悪い点
このサイズの違いも踏まえ、それぞれの良い点、悪い点を簡単にまとめてみました。
当たり前ですが完全無欠100点満点の幕はありません。良い点があればその代償として悪い点があります。
「悪い点」と表現しましたが「欠点」ではなく「特徴のひとつ」です。
リビングシェルSの良い点・悪い点
〇:軽量コンパクトで設営が超簡単かつ大人が立てる室内高。
×:インナールームが小さい(2人で満員)。
リビングシェルの良い点・悪い点
〇:狭めの区画サイトでも設営できるオールマイティーなサイズ。
×:インナールーム余剰スペースは家族4人のリビングとして少し手狭。
リビングシェルロング Pro.の良い点・悪い点
〇:家族4人で2ルーム的に使えるサイズながら設営が非常に簡単。
×:Pro.幕なので結構重い。シールドルーフを付けるのが大変。
どのリビングシェルを選ぶ?
それぞれのサイズの違い、特徴、得手・不得手などを踏まえた「この使い道ならこれ」という僕の意見です。あくまで個人的な主観です。
冬キャンプでストーブをインする考え方等も自己責任。この点はご了承ください。
4人のファミリーキャンプならリビングシェルロング Pro.
家族4人でオールシーズンキャンプをするつもりなら、リビングシェルロング Pro.の一択です。
対抗馬はスノーピークならランドロック、他社ならトンネル型ツールーム等かと思います。
僕はランドロックや他社のトンネル型ツールームを所有・使用したことが無いので断言できませんが、リビングシェルロング Pro.クラスのサイズで、ここまで設営し易い幕はなかなか無いと思います。
家族4人で1泊2日とかだとテント設営にかける時間と労力はできるだけ減らしたいので、そういう意味でもリビングシェルロング Pro.はベストチョイスだと思います。
名前に「Pro.」と付いてて値段も高いので「上級者用の幕なのでは」と思うかも知れませんが、全くそんなことはありません。
初心者でも家族4人でオールシーズンキャンプをするつもりなら、最初からこれを買ってしまえば良いと思います。後悔することは無いはず。
専用インナールームは必須です。
他社製でカンガルーしても良いですが、スペース効率では専用に適いません。
インナールームを設置した後に生まれるリビングスペースは家族4人でも十分な広さです。
フジカハイペット等の石油ストーブをインしても、室内レイアウトにはそこそこ余裕ありますし、もろもろ考えても家族が幸せになれる幕だと思います。
3人ならリビングシェル
家族3人でオールシーズンキャンプをするつもりならリビングシェル。
僕は最初にリビングシェルを購入したのですが、家族4人でオールシーズンキャンプを続けてると室内空間が手狭に感じ始め、リビングシェルロング Pro.に乗り換えました。
誤解のないように付け加えますが「家族4人だと無理!」とは言い切れません。工夫すれば家族4人でも使えます。
でも僕は「リビングシェルロング Pro.だったらもう少し広いのかな~・・・」と妄想し始めてしまいました(そうなると妄想が止まらない)。
専用インナールームを設置した後の室内空間はこんな感じ。
3人で使用するなら他社製インナーテントでカンガルースタイルもアリだと思います。
親子3人で使うならならリビングシェルはジャストサイズだと思います。
少し狭めの区画サイトでも苦労せず張れますし、持ち運びサイズもそこそこコンパクト。
石油ストーブをインした時の熱効率(≒室内の暖まり方)も良好です。
サイズバランスはシリーズ3兄弟の中でリビングシェルがベストじゃないかと思います。
ソロや寝室的な用途ならリビングシェルS
最後にリビングシェルS。
スノーピークの説明には
1~2名程度での使用に適したサイジングでリデザインしました
とありますが「室内では寝るだけ」と割り切れば親1人子供2人とかでも使用可能と思います。
ソロ幕としては十分過ぎるスペックと大きさ(と言うかオーバースペック)。
ソロなら室内にコットを置いて更に各種道具を配置できる広さだと思います。
ゼクーMもそうでしたが、設営の楽なシェルターは冬のデイキャン(タープだと寒い)でも活躍します。
シェルターなので風を遮ってくれます。石油ストーブをインすれば暖まれますし、重宝します。
個人的な意見としては、リビングシェルSは2つめのリビングシェルに最適です。
「いざとなればリビングシェルロング Pro.がある」という安心感の元、「今回はリビングシェルSで出撃してみようか」という選択ができる。この幸福感はたまりません。
リビングシェルの購入・使用レビュー
- リビングシェルS
- リビングシェル
- リビングシェルロング Pro.
の購入レビューです(購入した嬉しさから少し浮かれた文章になっています)。
購入前に検討したことや購入に至った理由などをまとめています。
「説明はわかったけど、実際に使ってみた感じが知りたい」という方に。
少しでも疑問点がクリアになれば幸いです。
リビングシェルS:2020年9月

最後に購入したのがリビングシェルSです。
今もお気に入りです。
リビングシェル:2017年11月

最初に購入したのがリビングシェルでした。
既に手放してしまいましたが、リビングシェルの使いやすさと快適さに惚れ込みました。
リビングシェルロング Pro.:2019年4月

今も我が家のメイン幕として健在。
設営しやすく、2ルームとビッグシェルターの良いとこ取り。非の打ちどころがありません。
リビングシェルのインナールーム購入・使用レビュー
リビングシェルとリビングシェルロング Pro.のインナールーム購入レビューです。
インナールームの記事なのでサイズ感が伝わるように配慮したつもりです。
※リビングシェルSはインナールームを購入していないのでレビュー記事ナシです。
リビングシェルのインナールーム:2018年9月

リビングシェルを購入してからインナールームを購入するまで随分と悩みました。
すぐに買っておけば良かった。
リビングシェルロング Pro.のインナールーム:2019年7月

リビロンと同時に購入しました。
リビロンを所有するならマストアイテムと言って良いと思います。
リビングシェルの設営と修理について
出典:スノーピーク
リビングシェルの設営や修理にまつわる記事です。
リビングシェルは設営しやすく、作りも頑丈なので必須情報ではありませんが、いざという時の情報として。
リビングシェルの設営方法:2017年12月

たぶん説明なんか見なくても直観的に設営できます。
「どれくらい設営が簡単か」の参考になれば。
リビングシェルロング Pro.のシールドルーフの設置方法:2019年8月

今でもリビロンのシールドルーフの設置は苦手です。
でもスノーピークが推奨する方法で設置すれば、多少は楽になります。
リビングシェルのリッジポール修理:2018年4月

強風でリビングシェルが横転してしまい、リッジポールが曲がってしまいました。
スノーピークに修理依頼するとこんな感じ、という参考になれば。
以上、リビングシェルにまつわる情報まとめでした!
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