
どうも、キャップです。
「オートキャンプ白書2025」で2024年のキャンプ参加人口や市場規模データが公開されました。
コロナ禍のキャンプブームから数年。
2024年のデータを見ると、参加人口・市場規模ともに減少傾向が続いており、「ブーム後」の流れがより鮮明になってきました。
一方で、単純に「キャンプ人気が終わった」とも言い切れない変化も感じます。
今回は、オートキャンプ白書の推移データを見ながら、キャンプブームの“その後”を改めて考察してみます。

2024年のキャンプ人口は590万人

白書によると、2024年のオートキャンプ参加人口は前年(600万人)から10万人減の590万人だったそうです。

以前、「キャンプブーム終了を嘆いているのは誰か?」という記事で2022年のキャンプ人口とキャンプ市場の減少について考察しました。
その2022年から3年連続でキャンプ人口が前年割れしています。
ただし、
- 家族4人でファミリーキャンプに1回行った場合「キャンプ人口」のカウントは4人。
- ソロキャンプに1回行った場合「キャンプ人口」のカウントは1人。
なので、ソロキャンパーが増えるとキャンプ回数やキャンプ場稼働率は増えても、キャンプ人口の増加影響は少ないです。
僕みたいに
- 以前は家族4人でファミリーキャンプを楽しんでいた
- 最近は息子と2人で父子キャンプすることが多い
といったキャンプ様式の変化もキャンプ人口減に影響してそうです。
2024年のキャンプ用品市場規模は698億円
白書によると、2024年のキャンプ用品市場規模は前年(803億円)から100億円減の698億円だったそうです。
これは前年比13%の縮小で最近10年では前年に次ぐ落ち幅。
コロナ禍の“ギア購入特需”がかなり落ち着いてきた印象です。
僕自身もめっきりキャンプ道具を購入しなくなりました。
ただ、別記事でも書きましたが「キャンプ用品市場の縮小」と「キャンプ文化そのもの」は、必ずしも同じ意味ではないと思います。
僕の好きなブランドの動向
スノーピークに昔ほどの「無双感」は無い
2023年~2024年頃は
- コロナ特需終了
- 在庫調整
- キャンプ需要減
- 利益率悪化
が重なって上場廃止や業績悪化など、ブランドとして大きな転換期を迎えていました。
2025年は黒字を維持しつつ利益は回復傾向で、財務は即危険という感じではないようです。
「最悪期は脱したが、完全復活と言えるほどではまだない」という感じです。
ゼインアーツはまだ「キャンパーのブランド」を維持してる
「総合ライフスタイル化」を進めるスノーピークに対し、ゼインアーツはまだ「俺たちは現場ブランド」感を保ってる気がしています。
全品値下げの大きな決断があり、ゼクーも終売。一方で新製品展示会では「ロロM」など「現場目線」のギアを発表しており、ブランド整理の最中、という感じです。
神保町に直営店をオープンしたのは大きなニュースでした。長野県以外にも店舗網を広げて直営強化しつつあります。
アウトドア市場全体では回復傾向も
キャンプ用品に縛らずアパレルやアウトドア体験サービスを含むアウトドア市場全体を捉えた場合、回復傾向も見られるようです。
矢野経済研究所の推計では2024年の「アウトドア用品・施設・レンタル市場」は4,634億円で前年比5.2%増らしいです。
特にアウトドアアパレル分野が伸長しているとのこと。
「キャンプギアを大量に買う時代」から「アウトドアをファッションやライフスタイルとして楽しむ時代」へ移行しつつある、と言えそうです。
「キャンプブーム」以前の状態に戻っていく
今でもキャンプが好きなので、キャンプが文化として根付いてくれると嬉しいな、という想いでキャンプ人口に注目しています。
- キャンプ人口は2019年レベル(860万人)プラスアルファ
- 増加ペースも2019年頃まで(毎年10万人増)プラスアルファ
くらいに戻っていくのではないか?
というのが僕の(期待を込めた)予測でしたが、この予測は外れそうです。
ただし前述の通り、キャンプ人口の増減だけでは推し量れない部分はあると思います。
キャンプが趣味として成熟期を迎えると、ソロキャンプや父子キャンプなど、ファミリーキャンプ以外のユーザーが増えるはず。
そうなると「年間キャンプ回数」や「キャンプ場稼働率」は高水準を維持するけど、キャンプ人口はそれほど増えない可能性があります。
これは悪いことではなく、正常進化なのかも知れませんね。
以上、「オートキャンプ白書2025」のデータを見ながら、キャンプブームの“その後”について考察してみました!


コメント