どうも、キャップです。
今回はスノーピークのアメニティドームMの不満点を挙げてみたいと思います。
アメニティドームMの良い点とかタフワイドドームとの比較は色んなところで書かれているので、僕は「強いて挙げるとしたら」という不満点について書きます。
購入を検討している方の参考になればと思います。
アメニティドームMは100点満点のテントでは無い
スノーピークのアメニティドームは良い幕です。
大人気テントなのでキャンプ場でお隣さんとカブることもありますが、それだけ多くの人に支持されているということです。良いテントだからこそ売れ続けている訳です。
僕もスノーピークのアメニティドームM(SDE-001R)を持ってます。
これを最初のテントに選んで良かったと思っています。
どんどんキャンプが好きになっていった理由のひとつは「アメニティドームMでキャンプデビューしたこと」だと思ってます。
でも、そんなアメニティドームMでも「ここがちょっとな・・・」と思う不満点はあります。
何かを優先すれば何かが犠牲になります。100点満点のテントなんて無いんです。
以下、僕がアメニティドームMに感じる不満点です。
アメニティドームMの不満点1:背が低い
最大の不満点。極論これに尽きます。
アメニティドームMの全高は150cm。低く構えた流線形のフォルム。背が低いことで風に強く、設営時にフライシートをかぶせる作業が容易になります。
でも背が低いのでテント内で立てません。
テント内で着替える時も、テントに出入りする時も、腰をかがめたままで歩くか、四つん這い。つまり「テント内を立って歩く」ということが一切できません。
僕は身長が180cm以上あるので余計に辛いです。
アメニティドームMの不満点2:寝室としてしか使えない
背の高いタフワイドドームだと昼間(テント内に寝袋等の寝具を敷かない時間帯)は簡易リビングとして使えます。広くは無いですがインナーテント内をシェルター的に利用することができます。
でもそれはアメニティドームMでは無理です。天井の低いインナーテントは圧迫感が強く大人がリビングとして利用するには無理があります。
アメニティドームMは寝室としてしか使えないのでリビングスペースとしてタープかシェルターが新たに必要になります。広い前室がウリではありますが、やはりリビングとしては不十分です。
「アメニティドームMじゃなくてアメニティドームLにしておけば良かったかな?」
と思うポイントです。
アメニティドームLでも全高165cmなので大人の男性が立って動き回るには窮屈でしょうね。
アメニティドームMの不満点3:前室のフロアが斜め
出典:スノーピーク
これは実際に使ってみないとピンとこないのですが、前室エリアの床面が正方形じゃないんです。少し斜めなんです。
だから前室の床にレジャーシートを敷くと
- シートの片方の角が前室からはみ出す
- 前室の床すべてをシートで被うことができない
のどちらかになります。前室の床を隙間なくカバーするのが難しいんですよね。
前室が斜めにせり出してるので、前室とドッキングするリビングシェル等の位置が微妙に斜めになります。
アメニティドームMの不満点4:純正フロアマット・グランドシートが高価
この件については別記事に詳しくまとめています。

テント本体35,000円に対してマット・シートセット18,000円はいくらなんでも高価過ぎ。せめて10,000円は切って欲しい。
これはスノーピークのアメニティドームを買った人が全員が感じてる不満点じゃないでしょうか。探せば代替品がありますので焦らずに吟味しましょう。
アメニティドームMの不満点5:スカートが付いていない
出典:スノーピーク
スカートはタフワイドドームにも付いてませんし、このクラスのテントに望んではいけないパーツなのかも知れません。
でも初心者はスカートの役割や意味がわからないです。「このテントにはスカートが付いていない」と理解して購入する初心者は殆ど居ないと思います。
【このテントにはスカートが付いていません。対応シーズンは春~秋で冬キャンプには向きません。】って明記しておいてくれても良いのにな、と。これはアメニティドームMに限った話じゃないですが。
まとめ
アメニティドームMの不満点を5つ挙げましたが、不満と言っても「買う前からわかってること」「他のテントにも言えること」が大半です。
100点満点のテントなんて存在しませんから、贅沢を言えばキリがありません。
裏を返せば「スノーピークのアメニティドームMは不満点を挙げるのが難しいくらい完成度の高いテントだ」と言うことですね。
僕はアメニティドームMを最初のテントに選んで本当に良かったと思っています。手に入れたらきっと満足すると思いますよ。
以上、スノーピーク のアメニティドームを買って後悔した5つのポイントでした。
コメント
[…] たまに一眼レフで撮る関西オートキャンプ場 […]
新着から失礼します
タフワイドかアメドかはキャンパーが初めに通る道ですねw
うちはタフワイドを選択しましたが・・・
自分も子供も外で遊ぶ事が多くて実際にテント内にいるのは寝る時だけなのであそこまでの空間は要りませんでしたw
現在ではタフワイドは売ってしまったので売値の高いアメドの方が良かったかなって思ってます^^;
と☆の さん
コメントありがとうございます。
そうですね、僕もタフワイドと悩みました、すごく。確かに転売価格を考えればアメドに軍配が上がりますね。でも最初の頃はそこまで考えられないですよ。
朝起きて着替える時に立てるって羨ましいですけどねー。