どうも、キャップです。
1年前にマナイタセットLを購入しました。
購入する前は色々と悩んだのですが、買って良かったです。
MサイズとLサイズの迷い、使用感、諸々レビューしてみたいと思います。
マナイタセットはすぐ欠品する

まずはこの件。ほんとすぐ品切れになります。
僕が購入した1年前の2019年春ごろ、マナイタセットはどの店を見ても品切れでした。
ネットショップはどこも売り切れ。
アウトドアショップの店頭にも無し。
おおさかキャンパルのおっちゃんに聞いたら「こいつは欠品したらなかなか入ってこない」とのこと。筋金入りの欠品癖(どんな癖やねん)。
まあ、スノーピークあるある、なんですが、一度メーカー欠品すると、なかなか再入荷しない。
そしてこれまたスノーピークあるある、なんですが、「無い」と言われると欲しくなる。
たかがマナイタ、されどマナイタ。
一時期、ずっとマナイタセットを探してました。
今(2020年4月現在)はどの店も在庫があるみたいですが、油断してると知らぬ間に「どの店を見ても無い!」という状態になるんです。いつそうなるかわかりません。
アルペンアウトドアーズ京都宇治店でマナイタセットを発見
僕はアルペンアウトドアーズ京都宇治店でマナイタセットLをゲットしました。
店頭に5個くらいしか在庫が無かったと思います。見つけた瞬間、即買いでした。

この日はアルペンアウトドアーズ京都宇治店がグランドオープンして2日目。
この頃、メスティンも品切れで高騰してたんですが、そこそこの量が入荷しており、いわゆる「ご祝儀入荷」があったのではと想像します。
オープン初期ということもあって、各メーカー協力の元、他店に在庫の無い商品も頑張って揃えたのでは、と。
運よくマナイタセットがゲットできてラッキーでした。
マナイタセットはMかLかサイズで迷う
マナイタセットを買う人は、たぶん迷うと思います。
Mサイズにすべきか、Lサイズにすべきか。
メスティンもそうですね。
通常サイズにするか、ラージサイズにするか迷う。
マナイタセットはMとLでマナイタのサイズも違うし、包丁のサイズも違います。
包丁はどちらも「切れ味が良い」というクチコミ多数。甲乙つけ難いです。
出典:スノーピーク
マナイタセットMは開いた時のサイズが
256mm×200mm
です。包丁はペティナイフサイズ。
出典:スノーピーク
マナイタセットLは開いた時のサイズが
360mm×236mm
です。
これはIGTの1ユニットサイズ。IGTテーブルにジャストフィットします。
包丁は牛刀サイズ。
個人的にはLサイズがおすすめ
大は小を兼ねる。
サイズで迷った時の格言。
言い尽くされた、語りつくされた感もありますが、事実そうだと思います。
Mサイズを選ぶのは
「収納、持ち運びに何かしらの制約・事情があって、サイズ的にMが良い」
という場合。
そうじゃない場合、つまりMサイズを選択する理由が特に無い場合は、Lサイズを選んだ方が幸せになれると思います。
Lサイズの良いところは
- 家庭の台所と同じサイズ感、使用感で調理できる
- 家庭と同等かそれ以上の質感と性能
だと思います。
これはたぶんLサイズならでは。
家庭と同じ(下手すると家庭よりも大きな)サイズのまな板で調理できるから窮屈さがありません。
何もセーブせず、普通に調理してる感じ。
- 切れ味鋭い高品質な包丁
- トントンと子気味良い音が響く良質なまな板
この2つの良さを余すことなく体感できるのがLサイズ。
ちょっと言い過ぎかな。
Mサイズが悪いということは無いんですが、どうしても「コンパクトサイズながらも~」という前提が付くと思うんですよね。
僕は収納サイズで苦労したことも無いしLサイズにして良かったと思います。
エントリーIGTにもセットできますが「どこでも台所にできる」のが利点なのでテーブルにセットして使うことはあまり無いですね。
マナイタセットLの収納例
写真上部の黒くて細長いのがマナイタセットL。シェルフコンテナ25に収納しています。
このシェルコンには調理関連の器具と火器を入れてます。料理する時に使う道具たち。
キッチンメッシュケースLに入れてます。
実はキッチンメッシュケースLを使い始めたのは、調理系ギアの収納場所をシェルコンに変えてからです。
昨年までは調理系ギアを無印の頑丈収納ボックスに収納しており、マナイタセットLは(ケースに入れず)裸でした。
無印の頑丈収納ボックスは密閉感があり埃の侵入も皆無。シェルコンだと隙間から埃が入ってくるので衛生的にちょっと気がかり。
やはり「実用性」では頑丈収納ボックスの圧勝ですね。シェルコンを導入したことで余計なコスト・手間がかかっていることは否めません(;^_^A

マナイタセットの良いところ
二つ折り収納
綺麗な木目の木箱。
絶妙な位置に刻印されたロゴ。
正体は二つ折りのまな板です。
木目の綺麗な木箱を開けると中に包丁が仕舞われている、という仕組み。
包丁は磁石で固定
2つ折りのまな板の間に包丁を挟むギミック。
でもそれ、開いた途端に包丁がずれ落ちてきて危ないのでは?
僕もそう思ってました。
包丁の形に切られた空間の奥に、強力な磁石が装着されています。
包丁を定位置にセットすると、カチッと磁石でくっつきます。
かなり力を入れないと外れない仕組みです。
浮く
出典:スノーピーク
マナイタセットには底の四隅にゴム脚が付いてます。
このゴム脚の4点で支える構造。
結果、微妙に浮いた状態になり、テーブルが濡れてたり、汚れてたりしても、マナイタの底に触れない設計。
まな板でありながら、ベタ置き状態にならない。この構造がすごく気に入ってます。
マナイタセットの良くないところ<追記:2020年9月15日>
曲がる
強いて挙げるならマナイタセットの弱点は「濡れると曲がる」という点。
こんな感じで板が反ってします。
この状態だと留め金具で閉じるのも一苦労。
初めてこの状態になった時は焦りました。
でも大丈夫。完全に乾燥すれば元の状態に戻ります。
まとめ
「キャンプ道具の方が家庭の道具より高品質」という逆転現象が起こってます。
何かと制約の多い(それが楽しくもあるのですが)キャンプ道具の中にあって、マナイタセットLは逆と言うか。
「たまにしか使わないキャンプ道具、しかも包丁とまな板なんて、高品質なモノは不要」
そう思ってた僕ですが、いざ手に入れてみると、使うのがちょっと楽しみ。
「キャンプに行くのが楽しみになる道具」を持ってると、
キャンプに行かない毎日すらも、ちょっと幸せになれる気がします。
以上、スノーピークのマナイタセットLを1年使ってみた感想でした!
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