キャンプの「推し活」を気軽に楽しもう!~あなたの好きなキャンプブランドは?~

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コールマン キャリーワゴン

どうも、キャップです。

今回はキャンプにおける「推し活」について、僕の思うところを徒然なるままに。

 

 

 

今さらですが「推し活」とは

応援01

2021年の流行語大賞にも選ばれた「推し活」。

 

アイドルを熱心に応援するオタクの行動を指す「オタ活」から発展。

AKB総選挙が流行し、応援姿勢を日常生活の中でも貫くファンの行動が認知され、「誰か・何かを推す活動」が「推し活」というワードで広まりました。

 

特定の人物や物を明言して応援する場合は「〇〇推し」、集団や全体を応援する場合は「箱推し」と言うそうです。

 

5人に1人がやっている「推し活」とは?意味と活動内容を解説 - myshumi
2021年の流行語大賞にノミネートされるなど、「推し活」という言葉の認知度が上がってきています。一口に推し活といっても、その活動内容はさまざまです。 そこで今回は推し活の概要や、推し活を楽しむためのオリジナルグッズを紹介

マイシュミさんの説明によると「推し活」の対象は以下に分類されます。

  1. 二次元のキャラクター(アニメ・ゲーム・漫画)
  2. 三次元の人物(アイドル・俳優・声優・スポーツ選手・歴史上の偉人など)
  3. 人物以外(鉄道や建造物、動物など)

 

更にマイシュミさんの説明を借りると、以下が具体的な「推し活」だそうです。

  1. 推しに会う(逢う)
  2. 推しに触れる
  3. 推しに染まる
  4. 推しを広める
  5. 推しを感じる

 

「大谷翔平」の検索結果 - Yahoo!ニュース
「大谷翔平」の検索結果。Yahoo!ニュースでは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事などを掲載しています。

最近だと「大谷選手の活躍をニュースでチェックするのが毎日の楽しみ」という人、多いですよね。

もはや国民を挙げての「推し活」じゃないかと思います。

 

 

 

キャンプにおける「〇〇萌え」とは

焚火

「〇〇推し」っぽい似たワードに「〇〇萌え」があります。

 

キャンプで言うと「熾火萌え」「肉汁萌え」「夜霧萌え」など。

これは「特定のシーン」「ある瞬間の特定部分」に心ときめく心理。

 

【いずれ訪れるその瞬間を心待ちにし、その時が訪れたら、それを心ゆくまで愛でる。】

という感じですかね。

 

ヒロシさんはよく「オイルランタン萌え」「苔萌え」について語ってますよね。

 

「〇〇萌え」はキャンプならではの非日常なシーンを前提としてる場合が多いです。

「また〇〇萌えを体験したい」というモチベーションが次のキャンプへと駆り立てます。

 

「〇〇推し」と「〇〇萌え」は似て非なり。

 

 

 

キャンプにおける「推し活」とは

アルペンアウトドアーズ京都宇治店

キャンプの「推し活」でパッと思い浮かぶのは「好きなキャンプブランド推し」かなと思います。

「ノルディスク推し」「DOD推し」などなど。

 

もちろん「好きなキャンプブランド推し」以外にも色んなパターンがあると思いますが、「〇〇推し」ではなく「〇〇萌え」に該当するケースが多そう。

いやいや「〇〇推し」を忘れてもらっちゃ困りますよ、という抜け漏れがあったらスミマセン。

 

 

「好きなキャンプブランド推し」は

  1. 推しに会う(逢う)=アウトドアショップで実物を見る
  2. 推しに触れる=キャンプで使ってみる
  3. 推しに染まる=色々と揃える
  4. 推しを広める=ブログやSNSで発信する
  5. 推しを感じる=常に身に着ける・考える

と「推し活」を具体的に展開しやすいのもポイント。

 

そんな理由から、キャンプで「推し活」を楽しむなら「好きなキャンプブランド推し」が手軽で良いんじゃないかな、と思います。

 

ただし、揃えたアイテムの数、費やした金額、語れるウンチクの量などを誇ることが「好きなキャンプブランド推し」の目的ではありません。

そもそも「推し活」は他人と競ったり比較したりするものじゃないですよね。

 

 

キャンプ場

  • 好きなキャンプブランドの製品はひとつだけしか持っていない。
  • でも、それを見ている時、使っている時、たまらなく幸せである。
  • なぜだかニヤけてしまう。何とも言えず嬉しい気持ちになる。
  • できるなら、いつも目に入るところに飾っておきたい。
  • この気持ちを他人にも伝えたい。

優勝です。

もはや「推し活」以外のなにものでもない。

数量や金額は関係ないですね。自分が楽しめたら、喜べたらOK。

 

 

 

「推し」のキャンプブランドを見つけよう

久多の里オートキャンプ場

キャンプ用品のメーカー・ブランドは以下に大別できると思います。

分類の一例であり、僕の私見です。

 

  1. 海外ブランド(NORDISK・ROBENS・MINIMAL WORKS等)
  2. ギア中心ブランド(Coleman・snowpeak・ogawa・LOGOS・DOD等)
  3. ウェア中心ブランド(mont-bell・The North Face・Nanga・CHUMS等)
  4. 燕三条の金属加工メーカーのPBブランド(CAPTAIN STAG・UNIFLAME・belmont等)
  5. アウトドア用品店のPBブランド(tent-Mark DESIGNS・Hilander・QUICKCAMP等)
  6. 異業種参入の企業が立ち上げたブランド(muraco・RATEL WORKS・WORKMAN等)
  7. キャンプ専業の企業が立ち上げたブランド(ZANE ARTS・WAQ・VASTLAND等)
  8. SNS系ガレージブランド(TheArth・Tokyo CRAFTS・KIMI CAMP等)

 

1番~8番それぞれブランドの生まれた背景が違います。

5番までのブランドはそこそこ歴史があり、古くからのファンも多いと思います。

6番以降のブランドは歴史は浅いものの独創性があり、新しい提案が楽しみです。

こんな風に分類して選ぶのもひとつの方法ですよね。

 

「キャンプブーム終了」を嘆いているのは誰か?
いま「キャンプブーム終了!」と嘆いているのは、キャンプで利益を得ていた人です。

以前の記事で「2020年以降に新規参入したキャンプブランドは苦しいかも知れない」的なことを書きましたが、もちろん新規参入ブランドが悪い訳じゃありません。

彼らを応援する意味で「RATEL WORKS推し」「KIMI CAMP推し」みたいなキャンパーが増えると良いな、と思います。

 

とは言え、歴史的な背景を知らないと「推し活」はできない、という訳でもありません。

フィーリングで「何故だかこのキャンプブランドが好き」と感じるなら、それも十分に「推し活」の理由です。

 

 

 

僕は「スノーピーク推し」です

スノーピーク ロゴ

僕はスノーピーク製品が好きなので「スノーピーク推し」です。

 

良くも悪くもスノーピークは「推し活」したくなるブランドだと思います。

初心者からヘビーユーザーまで幅広いニーズをカバーする商品群に加え、「IGT沼」「アイボリー沼」など、シリーズで揃えたくなる仕掛け。

永久保証だったり、過剰品質と言われるほど高スペックだったり、他人に言いたくなるウンチクの要素も多い。

 

しかし。

他のキャンプブランドと比べて製品価格が高い。

それ故、がっつりスノーピーク製品で揃えるヘビーユーザーを「スノーピーク信者」と表現する場合、少し揶揄する響きも含まれる気がします。

 

製品価格が高いが故に

「高価=良い物」と考える人が好むブランド

みたいなバイアスが入ってしまうのが残念です。

 

かく言う僕も「マジで値段が高過ぎるな」と感じることは多いので、価格設定に疑問を抱く人が多いのはうなずけます。

 

しかし、ここで言いたいのは、そういう話じゃないのです。

 

 

イメージ

僕は自分が持っているスノーピーク製品に対して

  • それを見ている時、使っている時、たまらなく幸せである。
  • なぜだかニヤけてしまう。何とも言えず嬉しい気持ちになる。
  • できるなら、いつも目に入るところに飾っておきたい。
  • この気持ちを他人にも伝えたい。

という感情を抱きます。

 

大事なのは、この一点のみ。

この感情が続く限り、僕は「スノーピーク推し」を続けていくつもりです。

 

 

 

気軽にキャンプの「推し活」を楽しもう!

光明寺

スノーピークには会員ランクがありますが、あまり気にしないことにしています。

企業からプレッシャーをかけられているような気がするので(僕の性格の問題です)。

 

キャンプは仕事じゃなく、ただの趣味。

 

ただの趣味なんですから、アホになって、自分のテンションで気軽に楽しみたいですよね。

どうせアホなら踊らにゃ損。

だとしても、できるだけ身軽に、陽気に踊りたい。

 

 

イメージ

「キャンプするなら特定メーカーに肩入れすべき」という意味じゃありません。

楽しむ手段のひとつとして「推し活」を取り入れてみるのも手だよね、という程度の話です。

 

「推し活」は気持ちよく趣味に没頭する為のひとつの手段です。

「そうする方が楽しめそうだな」と思ったらやればいいし、「そこまでするほどでもないや」と思うなら無理してやる必要はありません。

 

 

でもノープレッシャーで、無責任に、気軽に、陽気に、「好きなキャンプブランド推し」するのは結構楽しいですよ。僕の性格に合っているから、というだけかも知れませんが。

 

僕の場合はたまたま「スノーピーク推し」でしたが、この記事を読んでいる皆さんにも「〇〇推し」を楽しんでもらえると良いな、と思います。

 

 

 

以上、気軽にキャンプの「推し活」を楽しんでみよう、という話でした!

 

 

▼「キャンプの意義を熱っぽく語るシリーズ」3部作▼

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いま「キャンプブーム終了!」と嘆いているのは、キャンプで利益を得ていた人です。
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