どうも、キャップです。
2020年2月8日、人生初のソロキャンプしてきました。なんと翌朝は雪!
人生初のソロキャンプ
知人とグルキャンで僕以外はログハウス泊、僕だけテント泊、という経験は1度だけあります。
夜は一人でテント泊したんですが、夕飯のおかずを皆とシェアしたり、翌日は家族と一緒に過ごしたりしたので「ソロキャンプ」と言えるかは微妙なところ。
そういう意味では今回は完全なるソロキャンプ。
家族の許しが出たので、僕たった一人でキャンプ場に出かけました。
選んだのはハイマート佐仲オートキャンプ場
ハイマート佐仲にやってきました。
ソロキャンプの場所としてここを選んだ理由は3つ。
- オートフリーサイトなので区画を気にせずタープを張れる
- キャンプ場内に温泉があるので一人でゆっくり湯に浸かれる
- 佐仲ダムのわかさぎ釣り場の下見
冬だけど、久しぶりにタープを張ってみたかった。
あと、もし食事の準備が面倒になったら食堂でご飯を食べることができる、という理由があったこともこっそり告白しておきます。
色んな目論見を胸に、一人でキャンプ場の受付を済ませました。
ソロ幕はゼインアーツのゼクーMとスノーピークのヘキサエヴォ
到着が12時。ゼクーMを張り終えた時点で腹ペコ。
設営を中断してチキンラーメンで昼食を済ませました。
この時点でビール呑んでますね。
設営完了。
時間を気にせずダラダラと設営したので、この時点で15時でした。
すごく良い天気だったので、テントの中から青空と桜の枝が見える位置を選び、後からタープの位置を決めたらこんなレイアウトになりました。
テントはゼインアーツのゼクーM。
タープはスノーピークのHDタープ シールド ヘキサエヴォ Pro.
本当はテントとタープの位置をもっと近づけて、小川張りっぽいレイアウトを試してみたかったんですが、桜の樹が絶妙な位置にあったので諦めました。
でも、この後に起こることを考えると小川張り(風に弱い)にしなくて良かったです。
佐仲ダムのワカサギ釣り場をチェック
キャンプ場のすぐ上にある佐仲ダムに来ました。
ダムと言っても「ちょっと大きな池」という感じ。車でダムの回りをグルっと一周しても5分ほど。
最近、息子が「釣りに行きたい」とせがむので、冬場でも釣りが楽しめる場所を探しておりました。
ワカサギ釣りなら冬が本番だし、子供と一緒に楽しめそうかどうか、下調べをしておこうかな、と。
お、おお。お金かかるんですね。当然と言えば当然か。
僕と息子と娘の3人で竿を1セット借りて、2人は見学にしたとして、3,900円。
そこそこの値段になりますね。
でも釣れたワカサギはキャンプ場内の食堂で無料で天ぷらにしてくれるようです。これは嬉しいサービスですね。
ワカサギの天ぷら食べたい。釣れる前提で考えてしまってますが。
だがしかし、冷静に釣り場を眺めてみると、桟橋には柵がありません。
ライフジャケット着用が推奨されてますが、自前で用意しないといけない感じです。
ライフジャケットすら持ってない我が家にはちょっとハードルが高いかも。
子供2人がダムに落ちないか、ハラハラして釣りどころじゃない気がします。
ワカサギの天ぷらは魅力的ですが、まずは渓流の管理釣り場でも探そうと思います。
アヒージョのち雨、ところによりチゲ鍋
さあ、タープもピンと張れたし、そろそろ夕飯の準備です。
今回はゼクーMをフロアレスにしてコット寝です。
この日の為にハイランダーのレバー式GIコットを購入しました。貯めた楽天ポイントを使って。
夕飯の1品目はマッシュルームとエビのアヒージョ。
ダイソーで買ったアヒージョの素を入れたら想像以上にウマかったです。
100均あなどれませんね。
ビールもすすみ、ほろ酔い気分で焚き火の準備。
念入りに焚き火ブースをセッティング。今回はソロなので思う存分に焚き火を楽しむ作戦です。
2年前に購入したキャンプグリーブの大型反射板、本領を発揮できる日がやっと訪れました。
Hang Out(ハングアウト)のファイヤーサイドテーブルも良い感じです。
子供と一緒だと、寝かしつけてそのまま一緒に寝てしまうんですよね。
焚き火せずにキャンプを終えるパターンが多発しており、こういうフル装備の焚き火ブースをセッティングする機会は滅多にありません。
フェザースティック作りに挑戦。
初めての割にはうまくできた・・・とは言えませんね。なんやこれ。
さあ、広葉樹の薪も投入して、ガンガン燃やしていくぞおー!
というタイミングで雨!!
なぜ今!?
雨雲レーダーに雨雲うつってないぞ!?
たぶんすぐにやむはず。
・・・という期待とは裏腹に雨はやむどころか強まってきました。
たまらずテント内に退避。
テントの中で2品目、チゲ鍋です。
最後にサリ麺でシメる予定でしたが、お腹いっぱいになったので麺を入れずに終了。
底冷え緩和にレジャーシートを敷いたテント内。
夕食をテント内で食べるとは夢にも思いませんでした。。
ほろ酔い気分で陶板温泉に
雨がやむ気配もないので、お風呂に。
ハイマート佐仲の陶板風呂、いいですよ。
そんなに大きくないですが、お湯は熱すぎず、陶板のタイルも風情があって。
日本遺産認定、日本六古窯のひとつ丹波焼。
その丹波焼の陶板を浴槽・洗い場すべてに敷き詰めました。
佐仲の山々を眺めながらゆったりとお湯につかってください。
風呂の水は佐仲の天然水。山裾から湧き出ている清水を使っております。出典:ハイマート佐仲
売店に薪の説明がありました。
広葉樹の伐採木を薪として販売してるらしいです。
800円で広葉樹って、安いんじゃないかな。
就寝・・・なんだこの音は??
お風呂も入ったし、雨はやまないし、寒いし、焚き火は諦めて寝ることにしました。
・・・が、真夜中0時過ぎ、
バサ~~~
バサ~~~
という音で目が覚めました。
トイレもかねて外に出てみてビックリ。
足首くらいまで雪が積もってます。
しかも、かなりの風。吹雪です。
さっきの音は幕に積もった雪が溶けて落ちる音でした。
幕の天井部はストーブで温められてるので雪が積もらず溶けて落ちてますが、
タープには雪がどっさり積もってます。今にも雪の重さで潰れそう。
真夜中にタープの雪払い。
雪と寒風で冷え込み、ストーブを焚いてる室内ですら肌寒いです。
ダウンを着こみ、足元に湯たんぽを置いて寝ましたが、朝方まで吹雪が続き、寒くて何度か目が覚めました。
朝方、「バキッ」とすごい音がしたのですが、隣から聞こえてきた会話からすると、風と雪でタープのポールが折れてしまったようです。
翌朝、テントから出ると、こんな風景が広がっていました。
銀世界と泥世界
たった半日でこの違い。
まさかの雪中キャンプデビューとなりました。
いやはや、小川張り(雪や風に弱い)にしなくて良かったです。
ダム側から吹き降ろす横風で吹雪のようになってたので、看板のダム側に雪が積もってます。
普段なかなか見れない光景。
しかしこれ、撤収どうなるかしら。
朝食。
フジカハイペットの上にちびパンを載せて目玉焼き。
リッド(フタ)があると上手に焼けます。
日が昇るにつれ天気も回復。青空。
撤収し始める人が増えてきました。
雪はみるみる溶けていきました。
お昼ごろには、ここまで雪は溶けてきて
地面はドロドロのグチャグチャ。乾燥撤収は絶対ムリです。
泥だらけのゼクーMを丸めて車に放り込み、ハイマート佐仲を後にしました。
まとめ
帰る頃には雪が殆ど溶けてました。朝までの雪景色が嘘みたい。
昨夜は雨のち吹雪という悪天候でしたが、翌朝の雪中キャンプの風景は忘れられません。
「いつかソロキャンプしてみたい」「いつか雪中キャンプしてみたい」という夢がいきなり叶いました。しかも両方同時に。
もし前日から既に雪が積もってたら「まだ雪中キャンプできる道具が揃ってないから」とキャンプを中止してたかも知れません。
テントを設営した後に雪が降って、結果、雪が積もった状態でキャンプできちゃった、という貴重な体験でした。
以上、ハイマート佐仲で雪中ソロキャンプしてきた話でした!
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