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ツインポールテントのベストチョイスは?~ランドステーション、ツインピルツフォーク、サーカス720DXを徹底比較~

この記事は約11分で読めます。

出典:スノーピーク

どうも、キャップです。

ツインポールテントに興味はなかったのですが、冬キャンプ対策を考えてたら「アリなんじゃないか」と思い始め、納得いくまで徹底比較してみました。

<追記:2020年11月>

各社の製品ラインナップ見直しを受けて記事の一部加筆修正しています。

 

 

 

ツインポールテントとは

その名の通り、ポール2本で立てるテントです。

メーカーによってツインポールテント、ツーポールテント、2ポールテントと呼び方はマチマチ。

ポール1本で立てるワンポールテント(モノポールテント、ティピーテントとも言う)と比べて室内空間が広いのが特徴。

 

 

出典:スノーピーク

地面に直接ポールを立てて幕を張るスタイルなのでテントと言うよりはタープに近いかも知れません。インナーテントが付属する場合もあります。

 

 

 

なぜツインポールテントが気になるのか

冬キャンプがしたいんですが僕が持ってるアメニティドームMは

  • 天井が低くてリビングとしては使えない
  • スカートが無いので寒い

という弱点があります。アメニティドームM単体で冬キャンプは厳しい。

冬キャンプに必要な3種の神器~それはシェルター!ストーブ!!湯たんぽ!!!~
アメニティドームは良いテントですが冬キャンプには不向きです。シェルター+ストーブで暖かい空間を作り、湯たんぽを抱えて眠れば最高の時間が過ごせます。

 

 

ストーブを入れてヌクヌクするのに適してるのは2ルームテントかシェルターかな・・・と思っていたのですが、ハイマート佐仲オートキャンプ場で何組かのキャンパーがツインポールテントで暖を取っているのを見ました。

ハイマート佐仲オートキャンプ場を詳しく紹介します~ワカサギ釣りができる高規格サイト~ | たまに一眼レフで撮る関西オートキャンプ場
【写真多め】兵庫県篠山市にある全面芝のフリーオートサイト「ハイマート佐仲オートキャンプ場」を紹介します。ポイント1:高規格のフリーオートサイト。ポイント2:温泉併設で入浴無料。ポイント3:ゴミは持ち帰り。

 

フルクローズすればツインルームテント級の室内空間がありそう。

「そうか、ツインポールテントでもスカートが付いてるタイプなら冬キャンプいけるんだ!」というインプット。

で、ツインポールテントについて色々と調べました。

冬キャンプに使う目的なのでガンダムで言うところのドム、すなわちスカート付きが条件です。

 

 

 

ツインポールテントを代表する3つのテント

スノーピーク ランドステーション

出典:スノーピーク

ランドステーション、通称「ランステ」。

スノーピークがサイドウォールを持つアレンジ自由な次世代タープと称している幕です。210cmのウィングポール2本で自立します。

ランドステーションにはサイズの違うMとLが存在しましたが2018年の製品ラインナップ見直しでサイズ展開はLのみとなりました。

シールド加工生地(250D)かつスカート付きのランドステーション Pro.Mは既に販売終了しています。4~6人用でサイズが740cm×460cm×210cm(h)、価格は112,000円(税別)でした。

 

ランドステーション Lのサイズは6~8人用で885cm×510cm×210cm(h)。

価格は85,500円 (税別)。

https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97/%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%97/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3L-%5B6-8%E4%BA%BA%E7%94%A8%5D/p/11513

このランステ Lにはスカートがありません。ランステ Pro.Mはスカート付きだったんですけどね。。

60周年記念ランドステーション Pro.Lもスカートがありませんでした。価格は105,500円 (税別)でしたが極端に言えば生地が210Dポリエステルリップストップになっただけ。

2018年投入のPro.モデルは「価格の差=生地の差」として、210Dポリエステルリップストップ生地の価値を明確にする狙いが感じられます。
同時期に発売された60周年記念 アメニティドーム Pro.Mは通常のアメド Mの32,800円 (税別)に対しジャスト3万円アップの62,800円 (税別)。
アメドもPro.モデルになったからと言ってスカートは付きませんでした。

 

スノーピークは全商品、どこで買っても基本的に値引きは一切ナシなので、大幅割引が期待できるのは、年に数度のヒマラヤやスポーツオーソリティーの割引SALE(最大で20%OFF)くらいかも。

スノーピーク(snow peak) タープ /R ランドステーション L TP-820 [6-8人用]
スノーピーク(snow peak)
タープ本体、ルーフテープ、自在付二又用ロープ長(×2)、自在付二又用ロープ短(×2)、自在付ロープ(×4)、ポールケース、ペグケース、キャリーバッグ
スノーピーク(snow peak) テント 60周年記念 ランドステーション Pro.L TP-825
スノーピーク(snow peak)
●材質:本体/ルーフ部/210Dポリエステルリップストップ・遮光ピグメントPUコーティング耐水圧3,000mmミニマム・テフロン撥水加工・UVカット加工、ウォール部/150Dポリエステルリップストップ・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・テフロン撥水加工・UVカット加工
スノーピーク(snow peak) ランドステーション L アイボリー TP-821IV
スノーピーク(snow peak)
材質:本体/150Dポリエステルオックス、PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム、UVカット加工、テフロン撥水加工、インナールーフ/68Dポリエステルタフタ

 

 

キャンパルジャパン ツインピルツフォーク

出典:キャンパルジャパン

ツインピルツフォークは「ピルツ」シリーズのツーポールタープシェルターです。

モノポールテントの気軽さに空間の広さをプラス。使えるサイズと空間のニューシェルター。」というのがメーカーの説明コピー。

 


「ピルツ」シリーズは小川キャンパル時代の2009年に販売開始。2015年からはキャンパルジャパンとして販売されています。

 

ツインピルツフォークの特徴は豊富なオプション。

フルインナー、ハーフインナー、二又フレームといったオプションがメーカー純正品として発売されており、室内アレンジの自由度が高いです。

 

ポリコットン混紡のツインピルツフォークT/Cは102,600円(税込)。

スカート付きのポリコットン幕がこの価格で買えるのは魅力的ですね。

サイズは630cm×355cm×210cm(h)でランステMよりもひと回り小さい感じ。

ツインピルツフォーク T/C / ogawa ONLINE STORE

 

 

材質がポリエステルの通常モデルが91,800円(税込)でしたが恐らくモデル終了。

代わって1サイズ大きいツインピルツフォークLが99,000円(税込)で発売されました。

サイズが700cm×400cm×225cm(h)とランステMと同じくらいです。

ツインピルツフォークL / ogawa ONLINE STORE

 

ogawa(オガワ) テント シェルター ツインピルツフォーク T/C 3345
ogawa(オガワ)
素材:フライ/TC(耐水圧350mm)、ポリエステル210d、ポール/6061アルミ合金(30mm径)
ogawa(オガワ) アウトドア キャンプ テント シェルター型 ツインピルツフォークL 3346
ogawa(オガワ)
総重量(付属品除く):8.2kg、付属品重量:約3.2kg (内容)フライ: 約6.6kg、ポール:約1.6kg

 

 

 

テンマクデザイン Circus(サーカス)720DX

出典:tent-Mark DESIGNS

サーカス720DXはテンマクデザインから発売されているツインポールテント。

発売時期が古いのでそろそろモデル終了の予感。テンマクデザインHPでは扱いが控えめです。

サーカス720サイドウォールセット|tent-Mark DESIGNS
テンマクデザインの商品開発は「今のニーズを具現化するもの」「これからのニーズを生み出すもの」の二つです。この二つの開発コンセプトをバランスよくそして皆様が想像する以上の商品を適正な価格でお届けしていきたいと考えております。

 

外フレームにより広々とした室内空間を実現。インナー標準装備クロスフレームシェルター」がメーカーの説明コピー。

確かにインナー標準装備で86,184円(税込という価格は魅力です。

サイズは720cm×360cm×220cm(h)でツインピルツフォークよりも一回り大きい感じ。

 

 

出典:tent-Mark DESIGNS

この値段でサイドウォールも付いててお買い得感あります。

最大の特徴はフレーム。アウトフレーム型スチール製クロス型。ここは賛否両論です。

クチコミを見てるとポールがスチール製なので総重量が重い、という声が多いですね。

 

 

 

特徴を横並びで比較

特徴を表にまとめてみました。

  • 赤字=不利な部分
  • 黄色マーカー=有利な部分
メーカー スノーピーク スノーピーク キャンパルジャパン キャンパルジャパン テンマクデザイン
名称 ランドステーション Pro.L ランドステーションL ツインピルツフォーク ツインピルツフォークT/C サーカス 720DX
サイズ 885cm×510cm×210cm(h) 885cm×510cm×210cm(h) 630cm×355cm×210cm(h) 630cm×355cm×210cm(h) 720cm×360cm×220cm(h)
収納サイズ 76㎝×28㎝×33㎝ 76㎝×28㎝×33㎝ 65cm×25cm×25cm 65cm×35cm×30cm 75cm×35cm×35cm
重量 10.5kg 8.2kg 約6kg
┗幕体:4.42kg
┗ポール:1.6kg
約10kg
┗幕体:8.4kg
┗ポール:1.7kg
約24kg
┗幕体:7.4kg
┗インナー:2.3kg
ポール:10kg
素材 ポリエステル210d ポリエステル150d ポリエステル75d T/C、ポリエステル210d ポリエステル150d
耐水圧 ミニマム値:3,000mm ミニマム値:3,000mm 1,800mm 350mm 1,500mm
スカート 無し 無し 有り 有り 有り
インナールーム メーカーオプション無し メーカーオプション無し メーカーオプション有り
(フルインナー、ハーフインナー)
 メーカーオプション有り
(フルインナー、ハーフインナー)
付属
225cm×225cm×200cm(h)
フレーム 別売り 別売り 6061アルミ合金 φ30mm
二股オプション有り
6061アルミ合金 φ30mm
二股オプション有り
スチール φ25mm
クロス型325cm×2
価格(税込) 113,940円 92,340円 91,800円 102,600円 86,184円

 

表が見辛い場合は画像でご覧ください。クリックで大サイズの画像が開きます↓

各社製品の特長を比較してみると

  • ランドステーションの割高感
  • ツインピルツフォークのオプションの豊富さ
  • サーカス720DXのお買い得感と重量の重さ

が際立ちます。

 

 

 

冬キャンプ用のツインポールテントを選ぶなら

ランドステーションか?

そもそも候補に挙げたのはスカート付のランドステーション Pro.Mの存在があったからです。

冬キャンプ用が前提なのでスカートの無いランドステーションL、ランドステーション Pro.Lは残念ながら除外。

スノーピークは今回の製品ラインナップ見直しでランドステーションをツインポールテントではなくタープと定義したんじゃなかろうか、という気がします。

「変幻自在な次世代タープの本分は陽射しと雨風を遮る強い生地。妙に冬キャンプを意識してスカートを付けたりするのはやめよう。」そんな意思決定だったのでは。

スカート付き最後の残党ランステ Pro.Mはまだ店頭在庫アリで入手可能っぽい(2018年8月現在)ですが、210cmのウイングポール2本(約8,500円)は必須なので最低13万円の出費になります。インナールームも別売ですし価格的に厳しいですね。

 

 

ツインピルツフォークか?

ツインピルツフォークT/Cが良いとこ突いてるんだけどな~。焚き火も楽しめるし、オプションのハーフインナーを左右に付けたら家族4人が半分ずつで寝れそう。

でも横幅630cmがネックですね~。実際の有効空間はあまり広くなさそう。

そしてこのサイズのTC幕は乾燥撤収できなかった時の後乾燥が辛い。結局は持ち出さなくなりそう。「ポリコットン混紡素材の大型幕はメンテが大変」というのが持論です。

サーカスTCくらいのサイズの幕をソロキャン用に買いたい。いつか。

テンマクデザインのサーカスTCを実物チェック!
テンマクデザインのサーカスTCにインナーテントがセットされた状態を見ることができました。ポリコットン素材の手触りも好印象でした。

 

 

サーカス720DXか?

サーカス720DXは価格はすごく魅力なんだけどな~。総重量24kgはいくらんんでも重過ぎる。ランドロックですら22kgですから。

フレームがスチールからアアルミ合金にリニューアルされたら検討しようかな。

 

 

う~ん、結論は出ず・・・(;^_^A

 

 

まとめ

  • スノーピークのランドステーション
  • キャンパルジャパンのツインピルツフォーク
  • テンマクデザインのサーカス720DX

という代表的なツインポールテントを詳しく比較してみました。

今回は「家族4人の冬キャンプで使えること」を前提に評価してみましたが、どの製品にも一長一短あり「これ一択!」と納得&決心するのは難しいなぁ、という感想。

もちろん利用シーンや用途が違えば評価は変わってきます。今回整理の為に作った比較表が参考になれば幸いです。

 

 

以上、ランドステーション?ツインピルツフォーク?サーカス720DX?冬キャンプ用のツインポールテントを徹底比較!でした。

 

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