どうも、キャップです。
今回は初心者のキャンプ場選びについて。
僕の目線で書くので「小さな子供と行くファミリーキャンプ限定版」です。
キャンプ場選びに正解なんて無いんですが「こういう考え方で選ぶと良いかも」という話。
「初心者用キャンプ場」ってありますか?
今のところ「初心者用キャンプ場」というものは無いみたいです。
僕は初心者の頃、キャンプ場にもそういう区別があるんだと思ってました。
レンタル道具が豊富に揃っており、初心者でも安心してご利用いただけます
という説明、たまに見かけませんか?
これ、今でも、ちょっと紛らわしい表現だな、と思います。
- 逆に言うと「初心者だと安心できないキャンプ場」もあるってこと?
- 初心者は道具をレンタルするのが普通ってこと?
- じゃあ、キャンプ場利用料と別にレンタル道具代がかかるってこと?
と妙な想像が膨らみ、不安になりました。
キャンプ場の種類
ひとくちに「キャンプ場」と言っても色んなタイプがあります。
- 施設タイプ:オートか、非オートか、バンガロー・ロッジ・コテージか。
- 場所指定:区画サイトか、フリーサイトか。
- ロケーション:高原か、河原か、海辺か。芝か、砂利か、砂地か。
- 設備充実度:高規格か、野生派か。
などなど。
なっぷの検索メニューにも色んな絞り込みの項目があります。
「ちょっと家から遠くても最初はこういうタイプを選ぶべき」みたいな基準があるのかな。
でもそんな情報も見たことないしな。
ここに決めて大丈夫かな・・・。
「ご自由にお選びください」と丸投げされても選択肢が多過ぎます。
始めの頃はキャンプ場を予約するのがちょっと怖かったです。
キャンプ初心者に「好みのキャンプ場」は無い
人によって好きなキャンプ場は違います。
でもそれはあくまでも「ある程度キャンプに慣れてきた人」の場合です。
キャンプしたことが無い人、キャンプ場に行ったことが無い人に「好みのキャンプ場」とか「好みの施設」とか、無いですよね。
最初の頃は「自分がキャンプ場に何を期待しているか」なんてわからないですよね。
「キャンプができて楽しかったらどこでも良い」程度の場合も多いのが実際のところ。
最初はバンガロー・ロッジ・コテージがオススメ
「とは言え、最初はこんな感じが無難な気がします」という僕の考えです。
ありきたりなアドバイスのような気もします。
が、やっぱり小さな子供と行くファミリーキャンプなら、一番最初はバンガロー・ロッジ・コテージがオススメです。
キャンプ初心者の頃は「どのキャンプ場に行くか」よりも「どうやって不慣れなキャンプのハードルを下げるか」の方が大事な気がするので。
バンガロー・ロッジ・コテージどれかに安く泊まれるところ。
それができるキャンプ場だったらどこでも良いと思います。
寝室をキャンプ場に用意してもらえるので寝室(テント)と寝具(寝袋など)の設営・撤収工程が省けて楽チンです。
「キャンプ場に行ってBBQして泊まりたい」という願いは叶います。
それだけで大満足する可能性も高いです。
キャンプは「うまく進行させること」が目的ではない
「よし、寝室も自分で用意するぞ」となるとテント泊になります。
テント泊は設営と撤収が大変ですが「キャンプをした」という実感、充実感は大きいです。
バンガロー・ロッジ・コテージ泊より宿泊料金が安いこともメリット。
でも小さな子供を世話しながらのキャンプ進行はなかなか大変です。
最初は道具の使い方に慣れてないので、設営と食事準備で手一杯。
余裕が無いのでついイライラしてしまったり。
コツは「キャンプをうまく進行させるぞ」と気負い過ぎないことです。
- 設営と撤収に時間がかかるのは仕方ない。だってまだキャンプに慣れてないから。
- 子供の世話と両立できずドタバタするのは仕方ない。だってまだキャンプに慣れてないから。
と考えれば楽になります。
几帳面に進行させる必要はありません。
どんなキャンプでも楽しければ成功なので。
人気のキャンプ場には慣れてから行こう
キャンプに慣れるコツは「安近短キャンプの連打」だと思います。
安くて近いキャンプ場を見つけて、暇な週末を見つけてはキャンプに行くこと。
「設営~料理~食事~撤収」というキャンプのワンセットを繰り返す。慣れるには質より量。
僕の場合はそれが矢橋帰帆島公園キャンプ場でした。
人気のキャンプ場には、慣れて余裕が生まれてから行けば良いと思います。
慣れてないのに人気のキャンプ場に行っても、その良さが実感できません。
何故か?
人気の理由(設備や景色やイベント)を楽しむ余裕が無いからです。
僕もキャンプデビュー初年度になっぷで人気上位のキャンプ場に行きましたが、殆ど記憶に残ってません。
慣れてくれば自分のスタイルが見えてくる
- テントを張るスピードが速くなってきた。
- 炭火をおこすスピードが速くなってきた。
- 翌朝のメニューと撤収段取りがサッとイメージできるようになってきた。
こうなればしめたもの。
慣れれば余裕も生まれてきます。
- 隣りのキャンパーと距離が近過ぎるキャンプ場は窮屈だな。
- テントとタープを一緒に張れる広さのキャンプ場が良いな。
- このキャンプ場は遊具が多いから次は息子と二人で来てみたいな。
- この木陰で今後は妻とコーヒーを飲んでくつろいでみたいな。
などなど。
回数を重ねると欲が出てきます。
こういう感覚の中で「これは絶対に実現したい」と思う欲が自分のキャンプスタイルのコア要素になっていくんでしょうね。
一緒に行く人数・メンバー構成でもキャンプスタイルは変わります。スタイルが変わると新しい幕が欲しくなっちゃったりします。
僕は最近、キャンプで美味しいコーヒーを淹れたいな~と思うようになってきました。
以上、キャンプ場の選び方(悩み方)~小さな子供と行くファミリーキャンプ限定版~でした。
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