どうも、キャップです。
ノクターンは持ってるけど、これも欲しい。そんな衝動に駆られてギガパラーランタン 天 オートを購入しました。
小さくて愛おしいスノーピークの10cmランタン。開封&点灯レビューです。
リトルランプ ノクターン
出典:スノーピーク
「スノーピークの小さいランタン」と聞いて最初に思い浮かぶのは恐らくノクターン。
実際はランタンと言うよりランプなのですが、小さくて愛らしいデザインでスノーピークの代表的なアイテムの一つになっています。「リトルランプ ノクターン」というネーミングも良いですよね。
グローブに絵柄の入ったシーズン限定モデルが発売されることも多く、定価以上で売買されることもしばししば。
ギガパワーランタン 天 オート
出典:Amazon
ギガパワーランタン 天はノクターンと比べると、ちょっとマイナーな存在かも知れません。
でも説明を読むと、スノーピークが初めて発売したランタンだそうです。20年以上の歴史があるんですね。
1998年、スノーピークのランタンの歴史は、この一台から始まりました。片手に収まるサイズに、80Wの光量。美しさ、携帯性、明るさ、すべてそろった初代ランタンのリニューアルモデル。
出典:スノーピーク
少し前にイグナイター(点火プラグ)付モデルにリニューアルしたようです。
このサイズで80Wって、かなり明るいです。発売当時は革新的なランタンだったのでは。
スノーピーク製品ってAmazonのレビューが辛口の場合も多いんですが、このギガパワーランタン 天 オートは評価が高いです。絶賛されてますね。
ギガパワーランタン 天 オート GL-100AR 開封!
箱からケースを取り出しました。10cmってほんと小さい。
この時点で既に嬉しさが込み上げてきます笑。
ケースから取り出すと本体はもっと小さいです。
これはマントルを空焼きして装着し終えた状態。
マントルも小さくてピンポン玉ほど。可愛い。
近影。
モデルGL-100ARはリニューアルしてイグナイターが標準装備になりました。故に製品名に「オート」が付きます。
型番がGL-100A(Rが付かない)の場合はリニューアル前のモデルです。イグナイターが付属せず別売オプションとなります。
上から。
天板からグローブガードが伸びています。
グローブガードはグローブを本体に引っ掛けて固定する金具でもあります。
下から。
グローブガードを本体の突起に引っ掛けて留めています。
反対側。
グローブガードの脚が突起に掛かっているのがわかるでしょうか。
グローブガードのセットは左右を同時に同じ力で引っ掛ける必要があり、慣れてないと手間取ります。
横から。
明るさの微調整がしやすいように、ノクターンと比べて器具栓ツマミが大きくなっています。
交換用のマントルはGP-001
本体を購入するとマントルが1枚付いてきます。
でも不安なので最初から交換用のマントルも一緒に購入しました。
交換用マントルの型番はGP-001です。
3枚で713円(税込)。
ちょっと高い気もしますが、代替品を購入してハマらなかったら悲しいので、慣れないうちは純正品が吉。
ギガパワーランタン 天 オート GL-100AR 点灯!!
嫁の実家の玄関で初点灯。
これで80Wか。これは明るい。想像以上でした。
イグナイターの調子も良く、一発で点火しました。
数日後の虫捕りキャンプに持参。
でも雨が降ってきて使用は30分ほど。
リベンジ。
ソロキャンデビューの夜にじっくり灯を堪能しました。
テーブルランタンとして十分な明るさです。明る過ぎて眩しいくらいです。
ソロならメインランタンとして使用できそうです。
ガス量で明るさをコントロールできますが「微光」状態を維持するのが難しいかも。
直置きしかできず、吊り下げられないのがネックですね。
高いところに吊り下げられるチェーンとか紐が欲しくなります。
10cmランタンが灯す炎
ノクターンと並べるとこんな感じ。
本体の全高はどちらも約10cm。
ちょっと重さがあるので「ポケットに入れて持ち運べる」と言えるかは微妙ですが、こんなに小さいのに高性能っていうところが妙に所有欲を満たしてくれます。
「小さい」ってところが良いんでしょうね。
タフで高機能な大型ギアを所有する喜びとは少し違う、密かで濃い感情です。
極小の器具から放たれる炎は、心の奥をス〜ッとほぐしてくれる感じがします。
構えないで見つめるからですかね。この感じ、なかなか良いです。
出典:スノーピーク
ギガパワーランタン天オート、買って良かったです。
また一つ、大好きなギアが増えました。
ギガパワーランタン 天 オート GL-100ARを修理に出しました<追記:2021年9月12日>
修理に出したのは2021年5月なのですが、記事にしておきます。
2021年のゴールデンウィーク中に使おうとしたら点灯しませんでした。
最初はイグナイターの不調かと思いましたが、器具栓ツマミを最大に開いてガスマッチで着火させても点灯せず。
普通なら器具栓ツマミを開くと「シュー」とガスの出る音が少し聞こえるのですが、全く音がせず、ガスが出てない感じです。
諦めてスノーピークに修理を依頼しました。
診断の結果「ノズル詰まりによる点火不良」とのことで、無償で修理してくれました。
感心したのは、その対応です。
「運搬中にマントルが壊れるといけないので」と逆さ向きに梱包されており、しかも「マントルが崩れてしまった時用に予備のマントルを1つお付けします」と。
何度か修理を無償で対応してもらったことはありましたが、この対応には感激しました。
「顧客満足度を高めよう」とか「ファンになってもらおう」とか、そのサービスを提供した結果が得られる顧客からの支持を期待して、というよりも、「この道具を永く使い続けていく上で、こういう対応は必要だろう」という真摯な気持ちからの行動のように感じました。
神対応と言われるスノーピークの修理ですが、その根底には「飽くなきギア愛」があるように感じます。
以上、ギガパワーランタン天オートの開封レビューでした!
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