キャンプ用品市場の縮小理由とキャンプブームの計測指標

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snow peark

どうも、キャップです。

キャンプ用品市場が縮小した理由を整理した上で、「みんながどれだけキャンプしているか」を計測する指標について考えてみます。

OD缶の消費量推移とかが良い気がしてます。

 

 

 

キャンプ用品市場の好景気は終了

「キャンプブーム終了」を嘆いているのは誰か?
いま「キャンプブーム終了!」と嘆いているのは、キャンプで利益を得ていた人です。

2023年8月、「キャンプブーム終了」に関する記事を公開しました。

「キャンプ用品市場が14年ぶりに前年割れして業界がボヤいてるだけです」という記事でした。

 

 

スノーピーク純利益99%減 キャンプ失速が如実に(WWDJAPAN.com) - Yahoo!ニュース
スノーピークの2023年12月期連結決算は、売上高が前期比16.4%減の257億円、営業利益が同74.3%減の9億円、純利益は同99.9%減の100万円だった。売上高と各利益全てで業績予想を下回った

2024年2月13日、スノーピークが連結決算を発表しました。

  • 売上高:16%減(257億円)
  • 営業利益:74%減(9.4億円)
  • 純利益:99.9%減(100万円)

という業績は衝撃的でした。

スノーピーク株を保有してない人間の無責任な意見ですが、スノーピークのMBO・株式非公開化には賛成です。「株主の意向」がプラスに作用することは少なそうですし。

 

スノーピークは極端な例だと思いますが、キャンプ用品市場の好景気が終了した、というのは事実だと思います。

 

 

 

キャンプ用品市場が縮小した理由

コロナが5類に移行され、行動の選択肢が増え、キャンプに集中していたニーズが分散したことが最大要因だと思います。

でもキャンプ用品市場が縮小した要因は他にもあると思います。

 

値上げによるエントリーユーザーの減

2022年〜2023年は原価高騰の影響もあってキャンプ用品の値上げに拍車がかかりました。

キャンプ用品の価格は数年前と比べて1.3倍~1.5倍になった感覚があります。

この影響は大きかったはず。

 

2022年頃までは各メーカーとも生産が追い付かず、人気のギアが高値で転売されるケースも目立ちました。

税込4,290円のゴールゼロ ライトハウス マイクロ フラッシュを購入!~抽選販売に当選しました!!~
フラッシュ版の定価は税込4,290円です。

定価を遥かに超える値段で二次流通する様子を見て「キャンプ用品は少しくらい値段が高くても売れる」という感覚が各所にジワジワ浸透していった気もします。

 

そんな状況もあってか、多くのメーカーが値上げに踏み切りました。

 

アウトドア・キャンプ用品の通販 | スノーピーク(Snow Peak)
【公式】スノーピーク(Snow Peak)の公式サイトです。 スノーピークは厳しい自然での検証に裏打ちされたハイスペックな製品群を提供するキャンプ・アパレルを中心としたアウトドアブランドです。

スノーピークの「アメニティドームM」は僕が購入した2016年当時は3万円前半でしたが

  • 2016年:32,800円(税別)SDE-001R
  • 2019年:36,800円(税別)SDE-001RH
  • 2021年:39,800円(税込)SDE-001RH
  • 2021年:43,780円(税込)SDE-001RH
  • 2022年:46,200円(税込)SDE-001RH
  • 2023年:52,800円(税込)SDE-001RH

と価格が上昇しています。

2021年1月→2023年1月で+13,600円、+35%です。

 

タフワイドドームⅤ/300 スタートパッケージ
タフワイドドームⅤ/300 スタートパッケージの通販なら、コールマンの公式オンラインショップで!キャンプ用品を豊富にラインナップ。あなたにピッタリなアイテムを探せます。

ちなみにコールマンの「タフワイドドームⅤ/300 スタートパッケージ」のメーカー希望小売価格は

  • 2021年:54,000円(税込)
  • 2023年:68,970円(税込)

です。2021年→2023年で+1万5千円、+30%。

 

以上はあくまで一例ですし、コールマンは値引販売も多いので購入価格を示してる訳じゃありません。でも、両社の代表的なモデルがこのような価格推移を辿ったのは事実です。

キャンプ用品は(スノーピーク以外のメーカーも含め)2021年から比べると3割ほど価格が上昇がした、という肌感はそれほど外れてないと思います。

原価高騰や市場原理を踏まえると妥当な価格なのかも知れません。

でも値上げによって購入ハードルが上がったのも事実だと思います。

 

メーカーも値上げによる購入者減を想定していたとは思います。

だがしかし、エントリーユーザーの減少が想像以上だったのでは。

 

旧:少しくらい値段が高くてもキャンプ道具を買って、キャンプを始めたい

新:値段の高いキャンプ道具を買うくらいなら、旅行に行く。

 

この意識の変化が想像以上だったのでは。

 

 

 

初期投資の回収時期に入ったヘビーユーザー

ひととおり道具を揃えたら、低コストで長く楽しめる趣味だから!

スノーピークは値段が高いけど、永久保証で長く使い続けられるから!

キャンプを始めた当初、こんな風に妻に説明(言い訳)してた気がします。

 

その時期が訪れたのかな、と思っています。

 

テントなどの大物ギアは一度買うと長く使い続けます。

「初期投資だ」と思えるからこそ、あんな値段の商品を買える訳ですし。

 

前述の値上げで買い換え購入のハードルも高くなりました。

「最低でも5年は使い続けたい」と考えるのが普通の感覚じゃないでしょうか。

 

ヘビーユーザーもブーム期に色々と買い物したと思います。

そしてその初期投資を回収する時期に入った人が多いのではないかと思います。

一式揃えたら、新しい道具を買わなくてもキャンプできますからね。

 

 

 

キャンプ場は元気

なっぷ予約表

キャンプ人口が減り、キャンプ用品市場も「ひと休み」の状態に入りました。

 

でも「キャンプ場が空いてる」「キャンプ場が予約しやすくなった」という印象は無いです。

今年のGWは三重でキャンプしたいのですが、なかなかキャンプ場が予約できません。

 

 

六ツ矢崎浜オートキャンプ場

人気のキャンプ場は今でも賑わってます。

かく言う僕も、家庭の事情で以前より出撃回数は減りましたが、今でも月1回以上はキャンプに行ってます。

 

まあ、そりゃそうですよ。

キャンプ用品を買うだけ買って、肝心のキャンプに行かないなんて、お金をドブに捨ててるようなものです。

 

 

 

OD缶の消費本数

ギガパワーランタン天オートとノクターン

キャンプ場の稼働率もひとつの指標だと思います。

でもキャンプするのはキャンプ場だけに限りませんし、もっと純粋にキャンプの活性度を示すバロメーターは無いものでしょうか。

 

キャンプする度に消費する物。

 

例えば焚き火用の薪。

でも、ヒロシさんみたいに落ちてる樹木で焚き火する人も居るでしょうし、キャンプ場で自家製の薪も販売されてるので、薪の消費量を正確に捉えるのは難しそうです。

 

 

僕が今も唯一、コンスタントに購入し続けているのはOD缶です。

 

スノーピークのフラットバーナーはオプションパーツ等の周辺ギアが売上ランキングに登場するくらいなので、相当な数が出回ってると思います。

調理にOD缶を使用する人も増えたと思います。

 

OD缶はガス検の審査もあるし、消費量の全体像を捉えやすそう。

OD缶の消費量をグラフにすると、今も右肩上がりが続いているような気がします。

 

それを見て誰が安心するんだ、という話はさて置き、純粋なキャンプ活性度を計測するなら、OD缶の消費量推移が良い気がします。

 

 

以上、OD缶の消費量でキャンプ活性度が計測できるのでは?という話でした!

 

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