スノーピーク土佐清水キャンプフィールドの3ポイントまとめ
ポイント1:スノーピーク直営店併設の最新施設
1番の特徴は何と言ってもスノーピーク直営の新しいキャンプ場であること。
直営キャンプ場にはスノーピーク直営店が併設され、住箱が設置されるのがセオリー。
オープンしたばかりの綺麗な店内でスノーピーク製品をたっぷり眺めることができますし、住箱に泊まることもできます。なんと住箱は12棟も設置されています。
ポイント2:以前は爪白キャンプ場だった
スノーピーク土佐清水キャンプフィールドはゼロから作った新しいキャンプ場ではなく、以前は「爪白キャンプ場」という名で運営されていたようです。
爪白キャンプ場は非オートサイトなら300円、オートサイトでも1,000円で泊まれる芝生のキャンプ場として地元の人にも一目置かれるキャンプ場だった模様。
この爪白キャンプ場をスノーピークが直営キャンプ場としてリニューアルした格好なので、爪白キャンプ場ファンからすると値上げされて気軽に利用できなくなった、という感覚はあるかもですね。
ポイント3:区画サイトが無い
出典:なっぷ
住箱かフリーオートサイトかの2択です。ここは好みが別れるところ。
フリーオートサイトも予約制なので混雑し過ぎること無く開放感を楽しめるはず。ただし駐車スペースが指定されており、車をサイトに横付けすることはできません。
スノーピーク土佐清水キャンプフィールドの天気
現地の2週間先までの天気予報がコチラです。
スノーピーク土佐清水キャンプフィールドの基本情報
料金の詳細
- フリーオートサイト:4,320円(税込)+400円(リサイクル料)
- 住箱:大人2名様まで17,280円(税込)+400円(リサイクル料)。小学生以下2名まで追加可能。1名追加ごとに3,240円(税込)追加
キャンセル料金
予約
たぶん今年からだと思いますが、スノーピーク直営キャンプフィールドは「なっぷ」から予約できるようになりました。
チェックイン・チェックアウト
- 住箱:14時チェックイン、10時チェックアウト。
営業時期
通年営業(今のところオフシーズンの案内は出ていません)。
スノーピーク土佐清水キャンプフィールドの設備
管理棟
キャンプ場の入り口を入ると見えてくるのが管理棟兼スノーピークストア。ワクワクしますね。まず、この駐車場に車を停めてチェックインします。
これがスノーピークストア兼管理棟の入り口。オーブン記念の花輪が初々しいですね。
駐車場をはさんで管理棟の反対側には「海の物産館ながしま」があります。土産物屋と喫茶店が入ってます。雨が降るとカツオの藁焼き体験はこの建物の中で開催されます。
トイレ
通路を挟んでスノーピークストアの反対側にトイレがあります。この奥にお風呂、ランドリーがあります。
Dサイトの奥にもトイレがあります。こちらのトイレは反対側が公道に面しており、キャンプ場だけのトイレではなく公衆トイレの位置づけだと思います。
管理棟横の新設トイレは当然として、この公衆トイレも綺麗です。どのトイレも和式ではなく洋式、ウォシュレット完備です。トイレに不満はありません。
洗い場
洗い場はキャンプ場内に3つあります。ここはDサイト奥の洗い場。高さの違うシンク台があるのは嬉しかったですね。
一つだけお湯が出ます。
洗い場の建物内には炉もあります。雨の日も屋根の下で炭火が使えますね。
ゴミ捨て場
ゴミ捨て場も綺麗です。オープンしたてなので当たり前ですが綺麗だと嬉しいですね。
ゴミは分別して指定の位置に置きます。サイト料金と別にゴミ処理料400円を支払っているということもあってか、キャンプ場内で出たゴミは全て回収してくれます。
お風呂
管理棟のトイレの裏にお風呂とランドリーと洗い場があります。
お風呂は大人400円、小学6年生以下300円、3歳未満は無料。
管理棟で入浴希望を伝えてお金を払い、満員の場合は空くまで待って、順番に入浴するシステムでした。
写真が無いですが、浴槽は大人3人が脚を伸ばして入れるくらいの大きさで狭くはないです。キャンプ場にお風呂があると車を運転する必要がないので嬉しいですよね。
シャワー
Dサイトの奥にシャワー棟があります。この建物は白爪キャンプ場の頃からあったようですね。
温水シャワーは10分200円。広い棚が3段あって、着替えなどを置くには十分なスペースがあります。
サッと簡単に済ますならこれでも十分ですが、20分シャワーすると400円。同じ金額でお風呂に入れるので、ちょっと割高感がありますね。
ランドリー
洗濯機が2台あります。無料です。乾燥機はありません。
カツオの藁焼き体験スペース
スノーピーク土佐清水キャンプフィールドには子供の遊具がありません。おち仁淀川キャンプフィールドにも遊具は無かったので、そういうポリシーなのでしょうね。
代わりに、という訳ではないですが、管理棟の裏側にはカツオの藁焼き体験スペース。ここはレンタル用品の貸し出し場所でもあるようです。
ジカロテーブルが専用器具に見えてきます。晴れた日はここで藁焼き体験をするはずが、僕が予約した日はあいにくの雨。
駐車場を挟んで管理棟の反対側にある「海の物産館ながしま」でカツオの藁焼き体験をしました。
スノーピーク土佐清水キャンプフィールドのサイト
キャンプ場は住箱サイトとフリーオートエリアに区分されます。
受付を済ませて車で管理棟の建物をくぐります。道路が二つに分かれており、左が住箱サイト、右がフリーオートエリアです。
住箱サイト
スノーピーク土佐清水キャンプフィールドには住箱が12棟設置されています。
おち仁淀川キャンプフィールドの住箱は外装が木目の無垢でしたが、土佐清水キャンプフィールドの住箱は白く塗装されていました。海沿いのキャンプ場なので潮風対策なのかも知れません。
今回はフリーオートサイトにテント泊だったので住箱サイトは見学しただけですが、昨年スノーピークおち仁淀川キャンプフィールドで住箱に泊まりました。
良いですよ住箱。テント泊とは違うアウトドア体験でした。
住箱サイトにも専用の洗い場があります。見た感じ給湯器が見当たらないので温水は出ないのかも。
住箱サイトから一歩外にでると港。グラスボート乗り場です。
その先には足摺海底館が見えます。
フリーオートエリアと明確に区分されていますが、階段を登ってフリーオートエリア側に抜ける小道もあります。
フリーオートエリア
左手に住箱サイトを見ながら右に進んでいくとフリーオートエリア。Aサイト~Eサイトまで5つに区分されています。
こちらはAサイト。少し傾斜があり、スタッフの方いわく、一番水はけが良いそうです。
わかりにくいですがこれはBサイト。僕が滞在したGW期間中は駐車スペースになっていました。
一番広いのがDサイト。サイトの中央にシンボルツリーがあります。
一番奥に位置するEサイト。管理棟から一番遠いです。
僕が滞在した3日間はほぼ雨だったのですが、このEサイトはぬかるみが多く水はけはあまり良くなさそうでした。水はけ基準でサイトを評価しても意味ないですが(;^_^A
Eサイトにも洗い場があります。洗い場の裏がEサイトの駐車スペース。
僕が陣取ったのはDサイトの隅っこ。公衆トイレとシャワー棟に近い場所です。ずっと雨だったので、ここも水溜まりができました。
Cサイトは駐車スぺースが公道に面しており、キャンプ場内からはアクセスできません。管理棟から車でCサイトに行く場合、一度公道に出て再入場する感じ。サイトは写真の左奥。プライベート感はありますが駐車スペースから少し遠いです。
スノーピーク土佐清水キャンプフィールドの周辺施設
竜串海岸
周辺施設というか海岸に隣接しています。Dサイトから海側を見るとこんな風景。
最終日、撤収作業をしている間、子供達は貝殻拾いを堪能しました。
足摺海底館、足摺海洋館、海のギャラリー
キャンプ場のすぐ隣が足摺海底館とグラスボート乗り場です。歩いて行けます。
足摺海洋館(水族館)は2020年夏にリニューアル予定です。スノーピーク土佐清水キャンプフィールドから車で10分かかりません。
海のギャラリーも車で10分かかりません。子供連れで行くなら貝殻を使ったキャンドル作りはオススメです。
窪津漁協直販センター大漁屋、めじかの里
食材調達には、ぜひここに寄っていただきたい。窪津漁協直販センター「大漁屋」。家族経営的なアットホームな接客に心が和みます。
なにより魚が新鮮で美味しい。間違いないです。
昼食には「めじかの里」に寄って欲しい。
宗田節の出汁が効いた ”カツカレー「う」どんぶり” が絶品です。
まとめ
スノーピークは高知県にオープンした2つのキャンプ場はどちらもロケーションが最高です。
このスノーピーク土佐清水キャンプフィールドはすぐ隣が海。奇岩で有名な竜串海岸を散歩できます。テントから歩いて行ける範囲。
そして「カツオの藁焼き体験」という、この土地ならではの行為をメニューに取り込んでます。「お、やってみたいな」と素直に思えるコンテンツ。
ラフティングをメニューに取り込んだおち仁淀川キャンプフィールドもそうですし、ロケーションの良さに甘えずコンテンツを創作する姿勢には好感が持てます。スノーピークは地方キャンプ場の再生術でも一目置かれる存在になりつつあるようです。
以上、スノーピーク土佐清水キャンプフィールドの紹介でした!!
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