どうも、キャップです。
とうとうスノーピークの焚火台をゲットしました!
写真たっぷりでお届けする、歓喜の開封レポです!!
スノーピークの焚火台とは
スノーピークの焚火台と言えば、もはや説明不要の名品。全ての焚火台の頂点に立つ焚火台の最高峰です。
かつて「いつかはクラウン」と言われたフレーズの現代版が「いつかはスノーピーク」ですね。
今もスノーピーク本社工場で1台ずつ生産されており、ボディにはその証として「HEADQUARTERS」の刻印があります。
僕が下手に説明するよりも、スノーピークが記した開発ストーリーを読んでいただくのが一番です。プロダクトに込められた熱い想いに胸を打たれます。
焚火台のサイズはMとLどっちが良いの?
出典:スノーピーク
スノーピークの焚火台には3つのサイズがあります。
どのサイズにするか迷います。Sはソロ用だとして、MにするべきかLにするかべきか。
僕は悩んだ末、Lサイズを選びました。
スノーピークによるとMが2~3人用、Lが3~4人用。
- ファミリーキャンプが中心で最低でも3人
- グルキャン等で4人以上で焚き火を囲む可能性がある
- オートキャンプなので重い道具でも運搬可能
という状況の場合、財布が許すならLを選ぶ方が幸せになれると思います。
大は小を兼ねます。Mがすごく軽い訳じゃないですし、どうせ重いならLがオススメ。
僕はユニフレームのファイアグリルMを所有していましたが、焚き火すると薪がはみ出すことが多く、少し狭いなと感じていました。
もう一回り大きい焚火台にアップグレードして、薪をたっぷり投入して、じっくり焚き火を楽しみたい。
そういう願望があったので、スノーピークの焚火台はLを選びました。
焚火台Lスターターセット開封!どのアイテムも重量級!
「スターターセット」という名前ですが、実体は豪華フルセットです。
24,800円(税別)という価格も強烈ですし、いわゆる「初心者用セット」とは違います。
これはスタート地点ではなく、ひとつの到達点ですね。
本体。形状が美しい。そしてクソ重いです。これだけで5.3kg。
炭床。これも鋳鉄製でズシリと重いです。3.9kg。
ベースプレート。これも厚みがあり、そこそこ重いです。1.9kg。
コンプリート収納ケース。タフな作りで収納袋としては重量級。0.6kg。
以上4アイテムの総重量は約12kg。
リビングシェルが13.2kgですからね。シェルター級の重さです。
いざ組み立て
いきなり完成図です。
本体をワンアクションで開き、ベースプレートの上に置けば設置完了。超シンプル。
すっごく重たい。その分、すっごく安定感あります。
炭床を置いた状態。
焚き火をするだけなら炭床は不要です。
でも炭火でBBQやダッチオーブン料理をするなら炭床はマストアイテム。ぜひ一緒に揃えておきたいところ。
スノーピークの炭床はズシリと重い鋳鉄製。まず歪むことは無いでしょう。
ちなみにユニフレームのファイアグリルで言うと、写真左上のロストル(火格子)がスノーピーク焚火台の炭床にあたります。似た役割。
ロストルは薄いので使用していくと熱で歪んできます。歪んでも支障は無いのですが、強靭な炭床の方が何となく「タフなギアを使ってるぜ!」という自己満足感が高まります笑。
焚火台グリルブリッジと焼アミPro.
グリルブリッジと焼アミPro.は焚火台スターターセットには含まれていません。
僕は炭火料理も楽しみたいので同時に購入しました。
この2つは他社製アイテムを流用している人も多いですね。メーカー純正にこだわる必要はないと思います。好みですね。
グリルブリッジを載せるとこんな感じ。このフレーム部分に焼アミPro.を載せます。
グリルブリッジの引っ掛けるツメの位置を変えることで、炭との距離を3段階に調整できます。
このグリルブリッジも頑丈。しっかりした作りです。ちょっとやそっとじゃ壊れないタフな雰囲気を漂わせています。
焼アミPro.近影。
美しい。そして見るからにタフ。
実は今回購入したスノーピークの焚火台アイテムの中で最も質感に驚いたのは、この焼アミPro.でした。
2.5mm径のワイヤーで編まれており、何とも強靭な作り。絶対タフだよこれ。
この焼アミpro.はダッチオーブンを載せても全然平気です。上から吊り下げる必要が無いので、ダッチオーブン料理にトライポッドは不要。
普通のBBQ網はダッチオーブンなんて絶対に置けないですからね。焼アミPro.は只者じゃないです。
オーバースペックここに極まれり
これは焚火台L本体の一番底。頂点部分です。
お互いがぶつからない程度に少し隙間を空け、かつガタガタにならない噛み合わせ。モノはタフで無骨ですが、作りはとても精巧です。
スポット溶接のポイントの多さが普通じゃない。
上部頂点、角っこ部分。骨格ワイヤーの何と太いことか。
ステンレス板の厚みは1.5mmです。もはやダッチオーブン級ですね。
ベースプレートと脚。
普通に置けば、脚4本ともキッチリ穴にはまります。穴の位置がちゃんと設計されてます。
一つの脚を穴に合わせたら、別の脚が穴に合わない・・・的なズレはありません。
コンプリート収納ケースは本体の生地もさることながら、肩紐も強靭な作りです。
アイテムが飛び出さないように
ベルクロで留めることができます。このベルクロテープも肩紐と同じ素材でできており強靭です。
いやはや、どれもこれも、ちょっとやり過ぎじゃないかと思える作り込み。オーバースペックと言われても仕方ないですね。
でも、それが所有欲をこの上なく満たしてくれるんです。これぞスノーピーク品質。
焚火台Lを1年半ほど使ってみた感想<追記:2020年11月5日>
早いもので歓喜の開封レポから1年半が経ちました。
他の焚火台に浮気することもなく、スノーピークの焚火台Lを使い続けています。
炭焼きBBQをする機会が減ったので焚き火での用途が主です。
燃焼効率を上げたくて、底網として炭床Pro Sを購入しました。
正直な感想を言うと、すごく重いので毎回の運搬が大変です。
家のキャンプ道具倉庫から車の荷室まで運ぶだけでも重くて大変。
キャンプの翌朝、焚火台Lに残った灰をキャンプ場の炭捨て場まで運ぶのも大変。
とにかく重いです。
でも、そんな苦労以上に使う喜びがあります。
強靭で高品質な鉄の塊。完成された機能美。所有欲を満たしてくれる逸品ですね。
使い続けるほどに愛着が湧きます。買って良かった。
以上、スノーピークの焚火台Lスターターセット開封レポでした。
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