どうも、キャップです。
2018年8月にフジカハイペット(反射板付きブラック)を購入してから5年が経ちました。
当時の記事をリライトして開封写真と鉄板の周辺グッズを紹介したいと思います。
2017年の冬にフジカハイペットの購入を決心
2016年の冬、初めての冬キャンプをアメニティドームと電気カーペットだけで無防備に過ごした反省から、2017年にシェルターとストーブの導入を決心しました。

2017年の冬、フジカハイペットを注文しようと電話したところ納期は3か月以上。
泣く泣くストーブ無しで2017年の冬を過ごしました。

2018年の夏、フジカハイペットを購入。
8月1日に注文して8月10日に到着。納期10日。
3ヵ月待ちに絶望した2017年が嘘のようでした。
2023年11月現在の納期と価格
2020年の冬、フジカハイペットの納期は約2年と言われていました。
2021年10月末、とうとうメーカーは受注をストップ。
それから約2年の沈黙を経て、2023年7月に受注が再開されました。
約2年かけて溜まった受注をさばいたってことですね。
気になる最新の納期は約1カ月ほど(2023年11月現在の情報)。
価格は1万円高くなりました。
反射板付ブラックが39,800円(税込・送料別)。
僕が買った時は29,700円(税込・送料別)だったと思います。
生産能力が低く、原価も高騰している今の時勢を考えると、これくらいが妥当な価格なのかも知れません。
品薄に便乗して転売ヤーが4万円前後で売ってましたからね。
フジカハイペット(反射板付ブラック)の開封写真
出典:株式会社フジカ
反射板付ブラックの開封写真です。
型番は「KSP-229-21C-J2R-BL」です。
頑丈な段ボール箱に入って届きました。
2色印刷りでかっこいいデザインの箱です。
丁寧な注意書きと取扱説明書が同梱されていました。
御開帳!
箱から出しました。
反射板は最初からセットされてました。
ボディ近影。ピカピカです。
ダイヤルとレバーの操作感には適度な重みがあります。
子供の頃のストーブってこの形でしたねー。懐かしい。レトロです。
裏から見るとこんな感じ。
燃焼ユニットを上から撮影。
転倒しても石油が漏れない「転倒時無漏油自然鎮火特殊構造タンク(Safetinaタンク)」が備わってるのですが、その仕組みは覗き込んだだけではわかりません。
真夏ですけど試運転。
灯油を満タンにしました。
持ち上げて芯に火をつけてます。
赤い!暖かい!!
これからの冬キャンプが楽しみで仕方ありません。
揃えておきたい!フジカハイペットに必要な周辺アイテム
フジカハイペットを5年使った僕が「これが最強」と考えている鉄板アイテムを紹介していきます。
フジカハイペットを使用するには最低でも給油関連のアイテムが必要ですが、それに加えて収納ケースやストーブファンも紹介します。
コストコの灯油ポリタンク
灯油タンクは
- 自宅保管用のポリタンク
- キャンプに持って行く給油タンク(携行缶)
の2つ持ってる方が色々と幸せになります。
自宅保管用はJISマーク付きなら何でも良いです。
僕は2018年にコストコで538円(税込)で購入しました。
最近はホームセンターでもAmazonでも1,000円近い価格で販売されています。
タカギ(takagi) のポリカンポンプ
これぞフジカハイペット所有者の鉄板アイテム。
電池の要らない給油ポンプです。
フジカハイペットの給油穴にも入る細いノズルが特徴。
灯油ポリタンクにセットして、上の突起部分をポヒュポヒュと押し、タンクの内圧を高めます。
給油穴にガンノズルを挿してレバーを握れば内圧で灯油が注がれます。
満タンになったら「押」ボタンを押して内圧を逃がして終了。
ちなみにホルダーの位置はここじゃありません。間違いでした。
出典:takagi
タンゲ化学工業の両油缶10L
これは僕の必須アイテム。キャンプ場に予備の灯油を持ち込む為の携行缶です。
- 消防法適合品の樹脂製タンク
- 10Lサイズ
- ミリタリーカラー
と僕が求める要素を全て満たしています。
TRUSCO(トラスコ) の給油用ポンプを装着しっぱなしにしてます。
TRUSCO(トラスコ) の給油用ポンプはタカギのポリカンポンプのOEMです。
オレゴニアンキャンパーのフューエルキャリーパック
灯油タンクは匂いが気なるので燃料ケースがあると安心です。
内側が防水仕様になってるところがGOOD。もし燃料がこぼれても染み出すことなく拭き取れます。
タンゲ化学工業の両油缶10LにTRUSCO(トラスコ) の給油用ポンプを装着したまま収納できます。
このケースをキャンプ場に持って行くだけで万全。最高です。

100均かホームセンターのスノコ
あると便利なアイテム。
シェルター内に持ち込んだ時はカーペットの上の置くこともあるので、室外では地面に直置きせずスノコの上に置きます。
要するに汚れ防止用ですね。だいたい30cm×30cmのサイズなら何でもOK。
僕はあえて2枚組にしました。持ち運びに便利です。
Signstekのストーブファン
2019年に購入。
ストーブファンは熱で動くので電源不要。
シェルター天井部に滞留しがちな暖気を攪拌してくれます。暖かい空気が循環すれば体感温度が変わります。暖房効果がアップ。
ストーブを焚いててもお座敷スタイル(位置が低い)だとあまり暖かくなかったりしますからね。
SignstekのEF-145はコンパクトだけど風力は十分。
ファンが回り始めるまでのアイドリング時間も短いです。
中華製ですが質感は悪くありません。2019年2月のAmazonでベストセラー1位でした。
このカテゴリは中華製の発売・終売が頻繁なのでリンク切れの際はご容赦ください。

ストーブファンはぜひ検討したいアイテムですね。
フジカハイペットの上に置いてファンが回り始めると、ちょっと嬉しくなります。
パール金属の「かたづけボックスハイタイプ S」の「ブラウンチェック」
これもフジカハイペット所有者の鉄板アイテム。
柄はイケてないけどジャストフィットします。
左右にリベットで固定された把手もポイント。
フジカハイペットを入れると重くなりますが、把手をつかんで持ち上げることができます。
折り畳めるタイプです。底板をはめて組み立てた状態。
ジャストフィット。というかちょっとキツキツ笑。
ま、でも運搬と車載に耐えうる強度はありそうですし、大きな不満は無いです。
【オマケ】昔は使ってたけど今は使ってない周辺アイテム
ここからは予備情報。
別のアイテムに入れ替えて、今では使っていないアイテムを紹介します。
なぜ使わなくなったのか、その理由も書いておきます。
BMO JAPAN(ビーエムオージャパン)のゴリッタ
容量不足を感じたので売却しました。
ビーエムオージャパンはフィッシングボート関連の機材を発売しているメーカーで、ゴリッタは船舶用の燃料携行缶として評価が高いようです。
2泊3日の冬キャンプで初日の夕方からストーブを使い続けると、3日目の昼までだいたい40時間くらい運転することになります。5Lじゃ足りません。
フジカハイペットのタンク容量は3.6L。連続燃焼時間は約12時間。
5Lでも約1.5回満タンにできます。理論上の追加燃焼時間は18時間。
以上で合計30時間使える計算です。
でも、これはあくまで理論値(芯の高さと燃焼効率がベストな状態の時の値)。
僕のフジカハイペットは満タンでも10時間くらいしかもちません。
2泊3日だと最大で3回給油することになるので、3.6L×3で約10L。やっぱり5Lじゃ足りません。
ゴリッタのノズルはこんな感じで本体にセットできます。
「呼吸するノズル」付き。燃料をスムーズに注ぐ工夫です。
しっかりした作りです。
「容量5Lでも大丈夫」ということならコレを買っても良いと思います。
コールマンのフューエルファネル
携行缶にポリカンポンプを装着したままキャンプに持参するスタイルに変えたので、漏斗は不要になりました。
フジカハイペットの給油穴は小さいので携行缶の給油ホースが挿せない場合があります。
前述のゴリッタのノズルもフジカハイペットの給油穴には入りません。
そうなると漏斗が必要になります。
フジカハイペットの細い給油穴に刺さることがポイント。
注ぎ過ぎ抑止機能が付いてます。
キャプテンスタッグの七輪用ゴトク
殆ど使わなかったので売却しました。
フジカハイペットの天板にジャストフィットします。
ヤカン、鍋、湯たんぽを置いた時に安定します。
1番役立つのは湯たんぽを置いて温める時。湯たんぽは丸くて滑り落ちやすい形状なのでこのゴトクが役立ちます。
キャンパーズコレクションのファイアープレイステーブル
囲炉裏テーブル自体が不要になったので売却しました。
このキャンパーズコレクションのファイアープレイステーブルは値段が安くて丈夫なので「子供が火に近づかない為の安全ガード」として使ってました。
囲炉裏テーブルだけどストーブガードとして役立つってことですが、僕はこのアイテムを愛せませんでした。
なぜ僕がこのアイテムを好きになれないのか、詳細は別記事でまとめてます。

オレゴニアンキャンパーのポップアップトラッシュボックス
形が崩れやすく、フジカハイペットの保護ケースには不向きです。
運搬や車載のことを考えると強度のあるパール金属のかたづけボックスがベストです。
あつらえたかのようにフジカハイペットがピッタリ収まります。
ファスナーを締めると、まさか中にフジカハイペットが入ってるとは思えません。
【予備知識】「すぐ火が消える!」トラブルの原因と対処策
「芯に着火するけど、少し経つと火が消えてしまう!」というトラブル発生。
どうなってるんだ!?と焦りました。
こういう場合の原因は「芯が短か過ぎる」というケースが大半だと思います。
自分で修復できます。手順は別記事で詳しく紹介しています。

【お節介】アルパカストーブという選択も
出典:Amazon
フジカハイペットは値上げされて約4万円になりました。
こうなるとコスパ重視でアルパカストーブを選ぶ人も増えると思います。
ケースも付属するし、価格差を考えるとお買い得だと思います。
最近のモデルチェンジで耐震装置が付いて日本の安全基準もクリアしたそうですし、「冬キャンプ用に今すぐ入手できる石油ストーブ」として一考の余地はあるかなと。
フジカハイペットの記事を書いておきながら変な話ですが、「これから冬キャンプを始めてみたい」と考えている人にとって本命はこちらかも知れません。
以上、フジカハイペットの周辺グッズ紹介でした!!
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