どうも、キャップです。
冬キャンプはダウンジャケットやダウンコートを着る機会が多いです。
設営・撤収で汗をかいたり、焚き火の煤けた臭いが付いたりするので、ダウンジャケットも綺麗さっぱりクリーニングしたい。
思い切って自宅で洗濯してみることにしました。
ダウンジャケットは自宅で洗濯できる
ダウンやフェザーなどの羽毛製品はクリーニング店じゃないと洗えないと思い込んでいました。
ダウンジャケットやダウンコートのクリーニング代は高価。水洗いだと1着で2,000円以上します。
調べてみるとダウジャケットは自宅で洗濯できるという情報が。
ダウン専用クリーナーで洗うみたいです。いくら専用クリーナーが高価でも、1着2,000円払うより遥かに安いはず。
僕が調べてみたことまとめ
自宅洗濯のリスク
- 干す時にダウンが偏る(乾燥で失敗する)
- 生地の撥水性が損なわれる(洗剤選びで失敗する)
その対策
- 高温になり過ぎないよう乾燥機でしっかり乾かせば大丈夫
- 撥水性を損なわずに洗浄できるクリーナーを遣えば大丈夫
ダウン製品であることを考慮して対応をすれば、そこまで神経質になる必要はなさそう。
ダウン製品の専用クリーナーを吟味する
僕は最近モンベルのダウンハガー 800 #3を購入しました。
いずれこの寝袋を洗うことも考え、モンベルのクリーナーを買おうかなと思っていました。
Amazonでダウン専用クリーナーを調べていて発見したのがこちら
Grangers(グランジャーズ)のダウン専用クリーナーです。
Amazonのレビュー数が多く評価も高い。
クリーナーだけでなく撥水保護剤など、色々なメンテナンス剤を発売してる様子。
このグランジャーズというブランドが気になって調べてみました。
Grangers(グランジャーズ)とは
- アウトドア用品の洗剤&撥水剤で知られるイギリスのマテリアルケアメーカー
- 誕生は1937年
- 軍事用テントのメンテナンス用品からスタートしたブランド
高機能なだけでなく、環境への影響を考慮した洗剤を開発しており、繊維製品の最も厳格な規格と言われる「ブルーサイン」というグローバル基準を取得しています。
ダウン洗浄剤だけでなく撥水ウェア用のクリーナーや撥水剤も人気。
調べてわかったのは「Grangers(グランジャーズ)すごい!」という事実。
Grangers(グランジャーズ) ダウン専用クリーナーを購入
届きました!
今回は撥水素材のダウンジャケットを洗わないので撥水ケア系の洗剤は買いませんでした。
乾燥用ボールがセットになったタイプを購入。
テニスボールを一緒に入れて乾燥機を回するとダウンの偏りが防げるそうです。
このセットにはテニスボール的な役割を果たす乾燥用ボールが3個付いてきます。
なんか見た感じも「きちんと仕事しますよ」という佇まい。
下調べしたせいで先入観が強くなってるかも知れません(;^_^A
いよいよダウンジャケットを洗います
この7着のダウンジャケットを洗います。
初挑戦でこんなに洗って、失敗したらどうするつもりなのか。
乾燥はコインランドリーを利用することにしたので、1着や2着じゃもったいないし・・・という理由。
後先考えず見切り発車。
浴槽にお湯をはり、何着かダウンを投入してみました。
最初は浮いて沈みません。
グランジャーズのダウン専用クリーナーを開封。
用量は「ウエア1に対してキャップ1杯(50ml)が目安」と書いてありました。
ダウンジャケット7着だと7杯です。
でも水の量が7倍になる訳じゃないし、ケチって4杯ほどを浴槽に投入。
ダウンに水を吸わせるため、脚で踏んで押し洗いします。
子供達も参戦。大喜びでした。
7着すべて浸水。なかなか水を吸わず苦戦しました。
後で調べてわかりましたが、ギュウギュウに小さくしてから水中に入れると良いみたいです。
ともかくこれで洗剤を吸ったので、そこそこ洗えてるはず。
最初の頃の水の透明度。
うわ!濁りがすごい!!
7着洗った後はこうなりました。
「洗うとこんなに汚れが落ちるんだ!」と感心する反面、
「なんて汚いダウンを着てたんだ!」とヒキました。
この後、綺麗な水ですすぎ洗いする為に、洗濯機の標準コースで洗いました。
念のため洗濯機にもグランジャーズをキャップ2杯投入。
脱水まで終わらせました。あとは乾燥です。
コインランドリーで乾燥!果たして仕上がりは・・・?
さあ、洗い終わったダウンをコインランドリーで乾燥させます。
セットで購入した乾燥用ボール3個も投入。
果たして汚れは綺麗にとれているのか?
そもそも無事に元の状態に戻るのか?
乾燥終了!
お!なんか良い感じな予感!!
ほー!綺麗に仕上がってます!!
表面ツヤツヤ!
もともと光沢感のある生地でしたが、くすみが取れて明らかに綺麗になってます。
そしてダウンのボリュームも見事に復活しています。ふっくら!
仕上がったダウン7着を詰めると、バッグがパンパンになりました。
洗いあがった7着。
仕上がりに大満足。まるで新品みたい。
これは大成功と言って良いと思います。
まとめ
ダウンジャケットは自宅で洗えます。
特別な技は不要。ビビることはありません。
「ダウンの脂分を落とし過ぎると弾力性が失われるので専用洗剤が良い」と聞いていたのですが、動画を調べてると「専用洗剤とか使わずにコインランドリーで洗っても大丈夫」という意見すらあり、見ると確かにフワフワに仕上がってます。
普通の洗剤で洗った場合と比較していないので、Grangers(グランジャーズ)のダウン専用クリーナーがどこまで良い働きをしたのかは不明。
でも「ダウン専用クリーナーだから大丈夫」という安心感が背中を押してくれたのは事実です。
Grangers(グランジャーズ)のダウン専用クリーナーで洗ったことも良い結果になった要因かと。
でも、一番のポイントは乾燥ですね、たぶん。
コインランドリーの乾燥機代をケチらなければ、水洗いしてもふっくら仕上がると思います。
セットで購入した乾燥用ボールは必要なかったなと思ってます。
コインランドリーの乾燥機で大量の衣類を乾燥させる場合、ボール3個程度じゃ効果が無い気がしました。
自宅に乾燥機があって、1着〜2着くらいで乾燥機を回すなら意味あるかも知れません。
ちなみにゴアテックス等の撥水性が落ちた場合、生地の汚れを落として優しくアイロンがけすれば撥水性が復活するらしいです。
ダウン製品やゴアテックス製品って自分でもメンテナンスできるんですね。
以上、Grangers(グランジャーズ) ダウン専用クリーナーでダウンジャケットを自宅で洗ってみた話でした!
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