どうも、キャップです。
ひとつは旅をする計画や準備、
ひとつは旅そのもの、
そしてもうひとつは旅の記憶である。
これは浅田次郎という方の名言だそうです。
キャンプにも
- 妄想:キャンプをする計画や準備
- 体験:キャンプそのもの
- 想い出:キャンプの記憶
という3つの楽しみがあると思うんですよね。
1.妄想(行く前)の主役はキャンプ道具
キャンプの楽しみその1、「妄想」の主役はキャンプ道具です(僕の意見です)。
これ、アルコールバーナーの風防・五徳として購入しましたが一度も使ってません。
でも買って後悔はしてないし、持ってるだけで何となく嬉しいです。
「次はどんなキャンプ道具を導入しようかな」と考えるだけでワクワクします。
「次のキャンプにその道具は本当に必要なのか?」という問いはヤボです。そこはさほど重要じゃありません。妄想ですから。
僕はどちらかと言うと「キャンプ道具は使ってナンボ」と考えるタイプですが、「必要なものしか買わない」と決めてる訳ではありません。
「こういうのあると良いよな~」という妄想(物欲)が抑えきれず、使いもしないものを買ってしまうことがあります。
でも「買うんじゃなかった・・・」と後悔することは少ないです(たまにある)。
「これは使わない」「もう必要ない」と思ったら売却すれば良いですしね。
転売目的で買うのは嫌いですが、使わなくなったものは捨てずに売却する方が健全だと思います。
決して散財を推奨している訳ではありませんが、正論・ベキ論だけでキャンプ道具を選ぶのは何かちょっと窮屈だな、と思います。仕事じゃなく趣味なんですから。
「期待(計画・妄想)とは違うけど、なかなか良い」というキャンプ道具もいっぱいあります。
食わず嫌いじゃ視野が広がりません。雑食の精神、けっこうオススメです。
計画や準備の段階を「妄想」と書きましたが、綿密にシミュレーションすることを楽しむ人もいると思います。そうなると「妄想」ではなく「設計」ですね。それもまた楽しそうです。
2.体験(本番)の主役は「夜」
キャンプの楽しみその2、「体験」の主役はキャンプ場で過ごす夜です(僕の意見です)。
「体験」の主役が何なのか?
ここは色んな意見があるところだと思うし、正解は無いと思いますし、あくまで僕の意見です。
「夜になっても外に居る」というのはキャンプならではの特殊な体験だと思うんです。
夜は屋内、蛍光灯の下で過ごすのが普通なので。
- 豪快な炭火料理を作る
- ハンモックに揺られて昼寝する
- 自然の中で何もせず過ごす
色んな楽しみ方、体験があると思いますが、「昼間に大自然の中で過ごす体験」はキャンプじゃなくても可能です(極論ですが)。
そう考えると「夜の体験」こそキャンプの真骨頂じゃないかな、と。
「夜なにをしたか」よりも「野外で夜を過ごした」という印象が記憶に残ります、僕の場合。
焚き火もせずに早く寝てしまったとしても、それはそれ。
【余談】夜のキャンプ道具
野外で、それも夜に、ほのかな灯で物を見つめることって、あまり無いですよね。
「夜のキャンプ道具」って魅力的。
鈍く光る金属の質感が良いですね。
たまりません。
3.想い出(行った後)の主役は家族
キャンプの楽しみその3、「想い出」の主役は家族です(くどいですが僕の意見です)。
後で思い返して「やっぱキャンプっていいな~」と感じるのは家族と過ごした時間です。
これは僕がファミリーキャンパーだからですね。
山や川のそばで日暮れまで遊び、野外で夕飯を食べ、温泉につかる。
夜空の下で焚き火をし、自然の音を聞きながらテントで寝る。
子供と一緒にこういう体験ができるのって、けっこう貴重だと思っています。
ファミリーキャンプはバタバタして大変なので(特に息子・娘と3人でキャンプした時は慌ただしい!)、帰宅するとグッタリなのですが、少し経つと「また早くキャンプに行きたいな~」と思います。
【考察】「キャンプと夜の関係」について
この記事を書いてみて気付いたこと。
- 夜(になっても外に居ること)はキャンプならではの特殊な体験
- 夜のキャンプ道具って魅力的
これ、「確かにそうだな」と自分で妙に納得しています。
そして考察は「冬キャンプの記憶」にいたります。
冬キャンプの記憶は、他シーズンのキャンプの記憶とはちょっと違います。
異質な、特別な印象があります。
あくまで僕の場合は、という話ですが。
それって、冬は夜が長いからかも、と思いました。
冬は日没時間が早く夜の時間が長くなります。
さっき書いた通り、夜はキャンプならではの特別な時間。
つまり冬キャンプは「キャンプならではの特別な時間」が長い。
だから他シーズンのキャンプよりも特別な印象が強くなるんじゃないかな、と。
そして、夜に見つめる機会が多い道具は、特別な愛着が湧くのかも知れません。
焚き火道具なんか特にそうかも。
以上、キャンプには3つの楽しみがある、という話でした!
コメント