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【スノーピーク】エントリー2ルーム エルフィールドの寝室部分にスカートが無いのは何故?

この記事は約6分で読めます。

出典:スノーピーク

どうも、キャップです。

スノーピークから「エルフィールド」が発売されました。エントリーラインの2ルームテントです。

新幕! 2ルーム!! しかも税別79,800円!!!

これは欲しい!!

でも・・・気になる点があります。

 

 

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気になる点1.エルフィールドに付属する「ルーフシート」は遮光ピグメントじゃない

セット内容を見て驚きました。

吊り下げ式のインナールームとシールドルーフも標準装備。

 

税別79,800円でインナールームもシールドルーフも標準装備!?

そんな馬鹿な・・・。

 

エルフィールドより2万円高いリビングシェルはインナールームもシールドルーフも別売りですからね。同じセット内容で比較したらエルフィールドは5万円以上安いです。

差額でエントリーパックTTが買えちゃいます。

 

 

出典:スノーピーク

こんなデカいシールドルーフが付属するなんて驚き。

ただし、厳密に言うと付属するのはルーフシート。シールドルーフじゃありません。

何が違うかと言うと素材が違います。エルフィールドに付属するルーフシートの仕様は

75Dポリエステルタフタ・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・UVカット加工・撥水加工

です。

 

リビングシェルのシールドルーフ(単体で税別11,300円!)の仕様は

75Dポリエステルタフタ・遮光ピグメントPUコーティング耐水圧3,000mmミニマム・テフロン撥水加工

です。

 

材質(機能)の違いで

  • PUコーティング=ルーフシート
  • 遮光ピグメントPUコーティング=シールドルーフ

と名称を変えてるようです。

ちょうどアメニティタープ(PUコーティング)とHDタープ“シールド”(遮光ピグメントPUコーティング)の関係と同じですね。

スノーピーク(snow peak) HDタープ“シールド"・ヘキサ(L) TP-862H L
Snow Peak(スノーピーク)
材質:210Dポリエステルオックス・70Dナイロンタフタ・遮光ピグメントPUコーティング耐水圧3,000mmミニマム・UVカット加工・テフロン撥水加工

 

 

 

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遮光ピグメントPU加工は高価

出典:スノーピーク

 

タープは遮光ピグメントPU加工だと価格がグンとアップします。

遮光ピグメントPU加工はいわゆるPro.幕にも採用されている高級素材で、遮光性能は折り紙付き。

遮光性能だけでなく耐水圧も3,000mmミニマムと普通のPUコーティング(1,800mmミニマム)から性能が一気に跳ね上がります。

エルフィールドのルーフシートが遮光ピグメントPU加工の採用を諦めたのは販売価格を抑える為であろうことは容易に想像できます。

ルーフカバーがあるだけで効果は大きいと思いますから、エントリーモデルで議論すべきは微妙な素材の差よりも、ルーフカバーが付属するかどうか。低コスト素材を選択し、ルーフカバー標準装備としたことは妥当な判断だと思います。

 

でもなー。風の抜けるタープならまだしも、シェルターは熱がこもるからなー・・・。
遮光ピグメントPUコーティングのシールドルーフは効果抜群だからなー・・・。
ブツブツ・・・。

これが僕の気になる点その1。

 

 

 

気になる点2.エルフィールドは寝室部分にスカートが付いていない

出典:スノーピーク

年間を通じてキャンプを楽しんでいただける、エントリー向け2ルームシェルターの決定版です。

 

 

と言ってるのに寝室部分にスカートが付いてません。これが最も気になる点。ちょっと合点がいきません。

アメニティドームMで何度か冬キャンプをしましたが、やっぱりスカートが無いと寒いんです。寝室に入ってくる隙間風が冷たい! 風の吹くサイトだと夜めちゃ寒いです。

冬キャンプに必要な3種の神器~それはシェルター!ストーブ!!湯たんぽ!!!~
アメニティドームは良いテントですが冬キャンプには不向きです。シェルター+ストーブで暖かい空間を作り、湯たんぽを抱えて眠れば最高の時間が過ごせます。

 

最近は自作スカートのDIYが流行してるくらいですからね(;^_^A

「寝室部スカート無し」では胸を張って「4シーズン対応」とは言えないのでは・・・というのが気になる点、というか疑問。

 

 

 

理由をサポートセンターに質問してみた

「寝室部分のスカートは割愛」が初心者向け2ルームの暗黙の了解、セオリーなんでしょうかね?

コールマンのタフスクリーン2ルームハウスとかもそうですし。

 

もしかしたら、寝室部分にスカートを付けると何か弊害があるんですかね?

フィールドテストを繰り返した結果「寝室部分のスカート有無で就寝3時間後の体温上昇に変化は無い」ことが判明した、とか?

妄想が止まらなくなってきたので、思い切ってサポートセンターに質問してみました。

 

 

お問い合わせ頂きました、エントリー2ルーム エルフィールドにつきましては、販売価格を抑えるために必要最低限のスカートを備えた仕様となっております。

基本的にはコストの面で後方部にはスカートを付けない仕様となっておりますので、誠に恐れ入りますがご了承頂けますと幸いでございます。

 

予想以上にストレートな回答でした・・・。理由は「価格を抑えるため」とのこと。

スカートって幕本体と素材が違うので取り付けコストが高くつくパーツ(=コストカット効果が大きいパーツ)なのかも知れませんね。

 

 

 

まとめ

そもそもスノーピーク製(=永久保証)の2ルームで税別79,800円は破格

しかも通常ならオプションになる2大アイテム(インナールームとルーフシート)まで標準装備なんですから、理不尽な要求をしちゃダメですね。

既存の製品ラインナップ(≒過剰品質と言われることすらある品質エリート集団)を見てきたユーザーからすると気になる点は確かにあると思います。

でも、エルフィールドはあくまでエントリーラインの製品です。

「何も妥協したくない人」はターゲットじゃないので、素直に上位モデルを買うべし、ですね(;^_^A

 

 

以上、エントリー2ルーム エルフィールドの寝室部分にスカートが無い理由でした。

コメント

  1. Hiro より:

    このテントでメチャクチャ寒い思いをしたことがあります。
    風があると、スカート無し部分から冷たい風が吹き込んできます。
    ストーブをつけていても寒かったです。
    それ以来、こちらのテントは夏季限定で使っています。
    夏はスカートが無い分、風が吹き込んで涼しいです。
    やっぱり冬は袋状のポリコットン幕のワンポールテントに限ります。

    • キャップ キャップ より:

      Hiroさんコメントありがとうございます!
      やっぱり極寒かつ風のある場所での冬キャンプだと寝室スカート無しは厳しいかもですね^^;
      僕もアメドMで凍えそうになったことあります。

      でもエントリーラインのフル装備ツールームテントとしてはかなりお買い得だと思いますし、「ちょっと寒いかな」くらいの環境ならこのテントで十分なのかも。

      「ヘビーな冬キャンプに挑むようになったらステップアップする」と考えて初心者が購入するなら、良いテントなんだと思います!