どうも、キャップです。
とうとうゼインアーツのゼクーM(ZANE ARTS ZEKU-M PS-003)を入手しました!
待ってたぞ!!
2019年5月に予約してから実に4ヶ月も待ちました。
ゼインアーツというブランドについて、創業者の小杉敬さんについて情報をまとめた上で、ゼクーMをレビューしたいと思います!
<追記:2021年2月8日>
ゼクーLが公式HPにも公開されましたね。
フロア最大長は540cmとゼクーM(380cm)の約1.5倍。
このサイズで総重量14kgってなかなか軽量だと思います。選択肢が増えて悩みますね!
<追記:2020年10月28日>
ゼクーMが2020年グッドデザイン・ベスト100に選出されましたね!
ゼインアーツ(ZANE ARTS)とは?
ゼインアーツは長野県松本市に本社を置くアウトドアブランドです。
テントの企画・開発を手がける会社であり、製造は中国企業に委託しています。
社名とロゴの由来
ゼインアーツという社名は「禅」と藝術(げいじゅつ)の「アート」を併せた造語。
英字の綴り「ZANE」は「座して半畳」の座(ZA)と「寝て一畳」の寝(NE)から。
ロゴはZANEの「Z」と「N」をくっつけたもの。Zは座っている人、Nは寝ている人を表現。
会社の歴史
設立は2018年8月。創業者は小杉敬(こすぎけい)さん。
2018年11月にWEBサイト開設。渾身のプロダクト4つが公開されました。
ゼインアーツの記念すべき1stロット発売日は2019年4月6日でした。
ブランドの特徴
出典:ゼインアーツ
ゼインアーツというブランドの特徴は「できるだけ価格を抑えつつ、ユーザーが本当に必要としている機能を美しい姿で実現する」という開発姿勢じゃないかなと思います。
その特徴がよく現れているのが素材。
ゼインアーツの幕体は「ポリエステルリップストップ」という素材(生地)を採用しています。
表面はシリコーン、裏面はポリウレタンで処理された軽量で高強度な素材です。
耐水圧は1,500mm。特徴的なのは耐水圧加工処理を必要最低限にするという考え方。こうすることで生地劣化を抑え、引裂強度を維持できるそうです。
「オーバースペックを是としない」という姿勢が感じられます。
ゼインアーツ創業者の小杉敬(こすぎけい)さんとは?
YAMAPに小杉さんのインタビュー記事が掲載されています。
経歴には「某・大手アウトドアメーカーの開発担当として様々なギアを開発してきた」とあります。
スノーピーク出身であることは伏せられていますが、小杉さんはスノーピークの執行役員企画本部長だった人ですね。
名前をググれば出てくるし、スノーピークの過去IR情報にも載ってますので、隠していると言うより「人の褌で相撲を取らない」という流儀かな、と。
小杉さんの代表作の一つは2014年にグッドデザイン賞を受賞した「HDタープ“シールド”ヘキサエヴォ Pro.」です(手掛けた製品はきっと他にも沢山あると思います)。
ディレクター、デザイナーどちらも小杉さんです。
スノーピークで役員を務めていれば「超」安泰だったはず。その地位を捨てて自らブランドを立ち上げた覚悟と想いは相当なものだろうと思います。
今回のブランド立ち上げでは「製品を藝術の域まで高められるよう、時間をかけて丁寧に設計した」そうです。
<追記:2020年2月25日>
CAMP HACK Channelに小杉さんのインダビュー動画が公開さています。
ゼクーM(ZEKU-M PS-003)とは?
ゼインアーツを象徴する初代エース
出典:ゼインアーツ
ゼインアーツがブランドスタート時に発表したプロダクトは4つ。
中でもゼクーMはブランドを象徴する人気No.1アイテムだと思います。
出典:ゼインアーツ
僕はこの写真を見てゼクーMに一目惚れ。
この見た目だけでも購買動機として十分なんですが、それだけじゃありません。
購入の決め手1:ワンポールシェルターなのに室内空間が広い
出典:ゼインアーツ
エクステンションフレームで生まれる広い空間と、大胆に開口するパネルで、ワンポールのデメリットを解決したミドルサイズシェルター。
と説明にある通り、ワンポールの弱点である「室内空間の狭さ」を克服する工夫が秀逸です。
出典:ゼインアーツ
この写真を見ても室内空間はけっこう広そう(後述しますが実際広い)。
「カッコいいコヨーテカラーのワンポールシェルター」でありながら、空間設計の工夫により十分な実用性を兼ね備えています。
設計思想はけっこう硬派。「多少の使い辛さや狭さは我慢のビジュアル系」ではありません。
購入の決め手2:ワンポールシェルターなのに専用フロアシート付属で76,800円(税別)
出典:ゼインアーツ
このフロアシート、良くないですか??
専用設計の五角形のフロアシートです。
シェルターのフロアが六角形なのに対してフロアシートは五角形。隙間が生まれて土間エリアが確保できます。よく考えられてます。
この専用設計のフロアシート、オプションじゃなく付属品です。
76,800円(税別)という価格でフロアシートも付属。素晴らしい。
購入の決め手3:スカート付きのワンポールシェルター
出典:ゼインアーツ
ゼクーMにはスカートが付いています。『スカート付きワンポールシェルター』ですね。
スカートが付いてないテントやシェルターはけっこうあります。
後付け用スカートを自作する記事もチラホラ見かけます。僕もスカートの後付け作業を間近で見たことがありますが、寒い季節にかがんで作業するのはすごく大変そうでした。
腰を痛めそうで怖いし(僕は腰痛持ちなので)、もし冬もキャンプするならスカートが付いてるシェルターを選ぶ方が幸せになれるのではと思います、個人的には。
ゼクーMを開封!
総重量は10.5kg。これはリビングシート(1.2kg)も含めた重量です。
サーカスTC(リビングシート無し)と同じくらいの重さ。
収納時のバッグのサイズはアメニティドームLくらいですかね。リビングシェルほど大きくないです。
こちらがバッグの中身。
左からリビングシート、ポールケース、ペグ・ロープケース、幕本体。
ペグ・ロープケースの中身。
ガイロープは3mが15本、1.5mが3本。
ペグはYペグ(長い方)が6本、Vペグ(短い方)が15本。ペグにはZNのブランドロゴ。
ゴム留めされてる丸いものはトライアングルハンガーです。
これがトライアングルハンガー。
センターポールに引っ掛けるフックを中心にして、そこから3本のテープが伸びてます。
こちらポールケースの中身。
センターポールが1本、エクステンションフレームが3本。
全てショックコード内蔵です。
塗装が綺麗で質感は良好。
ゼクーMを設営!
本体を広げてみました。
ポリエステルリップストップに初めて触れて感触に驚きました。ツルツルのサラサラ。滑ります。
生地表面のシリコーン加工が一切剥がれていない、新品の頃だけの手触りなのかも知れません。
グレーのビルディングテープのコーナーにグレーのロープが付いています。
まずこのグレーのロープ4つをペグダウンします。
これで六角形のフロアの頂点4つを固定したことになります。
伝わりにくいですが、これで4つの頂点をペグダウンした状態。
この長方形を正確に作ることが重要です。ひし形になってるとテンションが綺麗にかかりません。
出典:ゼインアーツ
上の手順図の1番が済んだってことです。
位置決めしてペグを4本打つだけなので、ここまで5分ほど。
次はセンタポールを入れて立てます。
立てました。
ここまで10分もかからず。早い。
で、残り、黒いビルディングテープの端に付いている黒いロープをペグダウンします。
これで六角形の残りの2つの頂点がペグダウンされたことになります。
出典:ゼインアーツ
上の手順図の3番まで済んだってことです。
15分かかってないと思います。本当に簡単。
ここからは幕にテンションをかける行程。
まずエクステンションフレームを六角形の3つの辺にセットしていきます。
3辺全てにエクステンションフレームを取り付けました。
まだテンションかけてないので中に沈み込んでる状態。
ガイロープを全てペグダウンしました。
テンションを調整し、これで外観は完成。かっこいい!
設営方法(ガイロープの張り方)の訂正と補足<追記:2020年9月10日>
ゼインアーツ公式インスタ投稿により、この張り方が間違いであることが明らかになりました!
この写真ではエクステンションフレームの頂点部分にガイロープを結んでいません。
僕はそもそもガイロープ15本の内3本は「予備」だと勘違いしていました(肘キングさんコメント指摘で判明)。
勘違いだと判明したものの、僕はその後もこの3か所にはガイロープを張っていませんでした。ここにガイロープを張ってしまうとエクステンションフレーム部から出入りする妨げになるので。
だがしかし、それが逆だと判明!
×:僕が張っていたのは強風用補助ロープで、普段は張る必要ナシ。
〇:普通の状況ならエクステンションフレーム頂点に結ぶガイロープだけで十分。
なんと・・・。
インスタ投稿を見た瞬間「マジで!?」と愕然としましたが、この記事に反映するのを忘れておりました。コメントくださったまっちんさん、ありがとうございます。
詳しくは公式インスタの「ZEKU-M【設営のポイント】」の投稿をご覧ください。8枚目の画像です。
暑い日だったので、大型フロントパネルを開け、エクステンションフレーム3面をメッシュにしました。
次は室内のセッティングです。
室内の様子。こんな感じでグレーと黒のビルディングテープが交差しています。
公式サイトの室内写真のイメージ通り、実感として広いです。
トライアングルハンガーをセンターポール上部のDループに引っ掛けます。
フックはかなり高い位置にあり、身長182cmの僕が背伸びして手を伸ばしても届きませんでした。
何度もジャンプして引っ掛けましたが、次回からはポールを立ち上げる前に引っ掛けておいた方が良いと思いました。
まず先端のフックをボトムのコーナーリングに引っ掛けます。
次に中間フックをシェルター側の腰くらいの高さにあるループに引っ掛けます。
最後にテンションを調整してトライアングルハンガーの取付が終了。
最後にセンターポールの下にリビングシートを通して敷きます。
リビングシートは中央部分が二重に補強されてます。この位置にポールを置きます。
以上で設営完了!!
慣れればたぶん15分~20分くらいで設営できるんじゃないかな、という感じ。
フロアの片方にインフレータブルマットを2枚敷いて、この余裕。
思った以上に室内は広いです。
ゼクーMの仕様変更点(セカンドロット)
出典:ゼインアーツ
公式サイトでアナウンスされたゼクーMの仕様変更点は
- エクステンションフレームの上部固定フックをバックルに変更
- リビングシートにスタンディングバーを追加
の2つ。
これがエクステンションフレームの上部固定バックル。
バックルなので留めた後のテンション調整が容易です。
ファーストロットではバックルじゃなくこの形状のフックだったようです。
もう1点はこのリビングシートに付いたスタンディングバー。
ファーストロットではこの部分には何も無かったようです。
たぶんスタンディングバーが無くても不満は感じなかったと思いますが付いてる方が嬉しいですね。
ゼクーMを実際に使ってみた感想
他人とカブらない(2019年時点)
キャンプ場で幕が他人とカブることはまず無いです。
テントの前を通りがかる人はけっこうな確率で
「これ何ていうテントやろ」
「あれゼクーMやで」
とこのテントのことを話題にしてます(自意識過剰かも知れませんが)。
僕は幕が他人とカブってもあんまり気にしないし、キャンプ歴もキャンプ技術もショボいので注目され過ぎると恥ずかしいのですが、まぁ悪い気分じゃないです(ちょっと喜んでるやんかい)。
設営が楽
ゼクーMで子供2人とキャンプしてきました。妻抜き。
妻抜きでもキャンプに行けたのはテントがゼクーMだから。僕一人で子供2人の相手をしながらでも立てれるくらい設営が楽です。
アメドM、リビシェル、リビロンと過去3つの幕を使用してきましたが、設営はこのゼクーMが一番楽ですね。
面倒なのはエクステンションフレームを3本装着し、各フレームの上部2か所にテープを回す作業(ガイロープを付けっぱなしにするとこれが面倒です)。でも、それ含めてもトータルの設営時間はゼクーMが一番短いと思います。
かがんだり、背伸びしたりする作業が少ないのも設営が楽なポイントです(腰痛持ちなのでアメドMはかがむのが大変でした)。
室内が意外と広い<追記:2020年6月21日>
以下、子供2人と僕の3人で冬キャンプした時の室内レイアウト例。参考になれば幸いです。
こちらポール横から室内の半分を撮った写真。
この日は雨で室内調理の為、キッチンエリアにしました。
リビングシートの上にエルパソのサドルブランケットを敷き、スノーピークのエントリーIGTとワンアクションローテーブル竹を並べてます。
ローテーブルを端にセッティングすれば、親子3人がゆったり座れるエリアが確保できます。
その反対側、室内の残り半分は寝室エリア。寝袋セッティング前の写真です。
クイックキャンプのインフレータブルマットを3枚敷こうとしましたが、ポールが邪魔して1枚70cmのマットを3枚並べきれず。実質2.5枚分くらいですね。写真奥は2枚重なった状態。
これでも親子3人が寝るには十分な広さがあります。
テント入り口の土間エリアから奥を撮った写真。
マットの足元にフジカハイペットを置きました。
こちらは2020年6月の写真。家族4人で使う場合のレイアウトです。
土間エリアの左半分はスノコを敷いて本当の土間として使い、右半分はレジャーシートを敷いて物置きエリアとして使っています。
こちらは室内。
インフレータブルマット2枚連結の上にエルパソのサドルブランケット。これで2名分。
このセットをポールを挟んで左右に1セットずつ配置しています。
冬のデイキャン幕に最適
フロアレスで使えば、これくらい室内に余裕があります。腰をかがめず立てる室内高が嬉しい。
これ、風をシャットアウトする冬のデイキャン幕に最適です。
今まで冬はデイキャンしませんでした。タープだと寒いし、かと言ってテントや大型シェルターだと大袈裟だし。
ゼクーMは冬のデイキャン幕としても使い勝手が良いです。
左にレジャーシートを敷いて、右にテーブルセットを置けば完成。もちろんフジカハイペット等の石油ストーブをインすることも(自己責任で)可能です。
デイキャンは寝具や照明をセットする必要が無いので気楽ですね。
これは別の日のデイキャン風景。
キャリーワゴンで荷物を運んできて、設営したらワゴンを室内に入れて荷物入れに使う、というパターン。
我が家はポール周りに焚き火テーブルやフィールドラックを置いて、簡単な昼食を食べてます。
悪天候時の入り口の工夫<追記:2020年3月30日>
これはワンポール型の宿命なんですが、出入口のファスナーを開けると雨や雪が入ってきます。
だから悪天候時はできるだけファスナーを閉めておきたい。
でも設営・撤収時は荷物を抱えて出入りするのでファスナーを上げ下げできません。
出入口の上部に小川張りでタープを張る方法もあるんですが、サイトが狭いとそれも難しい。
こんな感じでフル開口せず少しだけ開いた状態を維持したいんですが、この位置で留めるテープやトグルは無いです。
こういう時に「ちょこっとバンド」が役立ちます。
片方をスカート下部のループに引っ掛けて、もう片方を適当なロープやループに掛ければ、この開口状態を維持できます。
これ本当に「ちょこっと」助かってます。
ベンチレーションが秀逸<追記:2020年6月21日>
この上部のベンチレーターを開口し、サイドウォール下部にある三角の窓をメッシュにすると、かなり空気が循環している感触があります。換気能力が高い。
三角窓は雨の時も開口できるよう垂直ではなく下向き。これも奏功してか、下から上に空気がうまく流れいってる気がします。
もちろんエクステンションフレーム部分をメッシュにすれば通気性バツグンですが「換気」だけが目的なら上記で十分じゃないかな、という感覚です。
やっぱ見た目がカッコいい<追記:2020年6月21日>
使ってみた感想として、この点は書かなきゃな、ということで。
ファミキャン、ソロキャン併せて10泊くらいしましたがビジュアルの鮮度が落ちません。
見た目に惚れて購入した当時の感覚は未だ衰えず。
立ち姿がカッコいいです。腰の据わった重心低めのフォルムが心地よい。
TC素材とは一味違った鈍い光沢感のあるコヨーテカラーも渋い。
それだけが全てではありませんが、やっぱり見た目は重要ですね。見る度に「買って良かったな」と思います。
ゼクーMまとめ
完成度が高い
設営しやすいし、思った以上に室内が広いし、風による揺れやバタつき等もありませんでした。
設営面積がコンパクトなので狭いサイトでも立てることができますし、設営サイズの割に収納サイズがコンパクトなので荷物の積み下ろしも楽です。
機能的な工夫が色々あって便利であるにもかかわらず、デザインとカラーは最高にカッコいい。
僕の評価は満点です。
初回設営時の注意点
ゼクーMにはガイロープ接続点が15カ所18カ所あります。エクステンションフレーム頂点部にも接続点があるので3点増えて18点。肘キングさん指摘で発覚。
僕はガイロープを幕体に付けっぱなしにする派なので2回目以降は発生しない作業なのですが、初回は15本18本のガイロープにもやい結びでループを作り、それぞれをゼクーMに結び付けていく必要があります。
もやい結びに慣れてないこともあり、このガイロープの初回準備にけっこう時間がかかりました。
もうちょっと普段からロープワークを練習して慣れておかないとな~と思ったけど、たぶん練習しないんだろうな!
ご報告<追記:2020年9月29日>
ここまで熱く(暑く)ゼクーMを語っておきながら非常に申し訳ないのですが、この度、ゼクーMを手放し、リビングシェルSを購入しました。
ギックリ腰になってしまい、より一層の設営しやすさを求めた結果です。
もちろん今でもゼクーMは大好きだし、良い幕だと思いますし、記事に書いたことは全て本音です。
とは言え僕は現役ユーザーではなくなってしまいました。
ゼクーMについて質問いただいた場合、「過去の使用感を踏まえたアドバイス」しかできなくなってしまったので、その点、悪しからずご了承くださいませ。
以上、期待の新星、ゼインアーツのゼクーM開封レポでした!
コメント
[…] 「たまに一眼レフで撮る関西オートキャンプ場」さんのサイト記事で詳しくレビューされていますので良かったら読んでみてください。 […]
Instagramのゼインアーツ公式にアップされている、ゼクーM設営ポイントの【画像8】は多くのかたが大変驚いてますね(笑)
ロープ6本だけで十分なので、かなーり設営が楽になりそうです。
まっちんさん、コメントありがとうございます。
僕も公式インスタの画像を見て愕然としました。
僕がロープ結束を割愛してる、エクステンションフレーム頂点のロープだけで張るってことですね(;^_^A
驚きです。。。
こんにちは。書き込み失礼します。
この度、テントの買い換えを検討しており財布の紐を握っている嫁が気に入ったゼクーMが第1候補となってます。
キャップさんのブログは購入を検討するにあたり、めっちゃ参考になります!
キャンプは初心者でテントもコールマンのドーム型しか使ったことが無いため情報収集中です!使用人数は4人(大人2人、子供2人)です。
突然の質問で申し訳ないのですが…
・座敷スタイルで4人就寝は問題ない広さですか??(4人+荷物)
・結露について、ワンポール(シングルウォール)のテントは使用経験がありません。ネットで調べていると結露が酷いと言う書き込みが沢山ありますが、室内に水溜まりができたり、滴が落ちてきたりと言うような結露はやはり発生するのでしょうか??(ここが1番きになってます^^;)ちなみに田舎住みの為、持ち帰った後の乾燥場所や乾燥スペースは問題ありません。
空間のことや結露のことは個人差もあると思いますがお教えして頂けると幸いです!
vunさんコメントありがとうございます。
ゼクーMは良いですよ!
家族4人ならポールを挟んで左右に別れることになりますが、余裕を持って寝ることができると思います。
それでも足下と土間エリアに余裕があるので荷物も置けます。
さすがに2ルームほどの広さは期待できませんが「室内に荷物を置いたまま家族4人で寝る」は十分可能です。
冬は外気で幕が冷えるので締め切って寝ると結露は発生します。
でも起きて換気すれば撤収までに乾くことが殆どかな、という感覚です。
キャンプ場に居る間ずっと締め切ってテントの中で過ごす、みたいな使い方じゃなければ
・常に滴が落ちてくる
・室内に水溜りができる
ほどの結露に悩まされるのはレアケースだと思いますよ!
お返事ありがとうございます!
実際にお使いの方の貴重なご意見が聞けて凄く参考になります!
…もう一点だけご質問よろしいでしょうか?
基本的にキャンプは春と夏にしか行ったことがありませんが、キャップさんの記事をみて冬キャンや肌寒くなった時期にもチャレンジしてみたいと考えています。そこで、涼しくなった時のテントでの過ごし方なんですが、
「キャンプ場に居る間ずっと締め切ってテントの中で過ごす、みたいな使い方じゃなければ…」
とのことですが、
・日中は換気を良くしてストーブなどで暖を取る。
・就寝時はストーブは使わずに電気マットや湯たんぽなどで就寝する。
みたいな使い方なんでしょうか??
その場合、テントは締め切った状態で就寝するんでしょうか?
人それぞれだとは思いますが
キャップさんはどの様な方法で結露防止されてるのでしょうか?
長文、質問ばかりで申し訳ございません。。。
vunさん
寒い時期の過ごし方はまさに人それぞれなので僕の場合は・・・という前提で。
冬は外で焚き火することも多いし、僕の場合は「終始テントの中で過ごす」ということは少ないです。
寝る前、寝る時はvunさんが書いたようなパターンが多いです。電源付きサイトの場合はセラミックヒーターをつけて寝ることが多いですね。
寝る時は寒いので入り口を閉めますが、どこかを少しだけ開けて換気します。
ゼクーMもそうですが、どんなテントにもたいていベンチレーター(換気のための穴)が天井付近にありますので、僕は冬でもベンチレーターは開けたままにしてます。
結露対策には幕を内側から温めて、幕に触れた室内空気を冷やさない、という考え方・方法もありますが、多少寒くても換気する(湿った空気を薄める)方法の方が手っ取り早いと思います!
お返事遅れて申し訳ありません。。。
アドバイスありがとうございます!
結露については冬キャン+シングルウォールの経験が無かったので心配してたのですが、心配し過ぎなのかも知れませんね^^;
アドバイス頂いた使用方法を念頭に、しっかり換気、しっかり乾燥を心がけて大切に使っていきたいと思います(^^)
改めて初心者の質問に丁寧にお答え頂きホントにありがとうございます!
コロナが終息しゼクーMでキャンプできるのを心待ちにしときます(^^)
これからもblogの更新楽しみにしてます!ありがとうございました!
こんにちは、ゼクーMに一目惚れして購入し、設営の際にこちらの記事も参考にさせて頂きました。
ガイロープについて、3本は予備と書かれていらっしゃいますが、こちらはエクステンションフレームの三角形の頂点から地面にペグダウンするためのロープかと思われます。
この三角形を出入り口にするとなると正直無い方が引っかかったりしなくて良いですし、ガイロープのテンションを上手くかければ立ち姿に問題はないのですが、一応標準の設営手順ですのでコメントさせて頂きました…
肘キングさん、コメントご指摘ありがとうございます。
本当ですね!残り3本のガイロープは三角のポールの頂点に結ぶんですね!記事を修正ささていただきます。
だがしかし、仰る通り、ここにロープ結ぶと出入りがし辛いので、たぶん僕は結ばないだろうな。。
こんにちは。
ゼクーM、とても魅力的な幕ですね。
購入してから色々な記事を見てさらに好きになっています。
まだ初張りには至ってませんが、薪ストーブのインストールや、レイアウトの検討に悩んでいます。
ひとつ教えて下さい。
リビングシートの接続はどこでも自由に出来るのでしょうか?
つまり大きく解放するフロントドアのファスナー部がリビングシートのセンターに来るようにセットしたいのです。
そうすれば土間のセンターに薪ストーブを設置して煙突をファスナー部からだせるのではないかと考えています。
またファスナーはダブルでしょうか?
色々とすみません。
よろしくお願い申し上げます。
こみなみさん、コメントありがとうございます!
リビングシートは底面6つの頂点のうち5つと接続する仕様です。ファスナーで大きく開口する部分を土間にして設置できます。
こうすると立って出入りができる部分が土間になるので、恐らく大半の人はこの位置でセットするんじゃないかと。
大きな開口部になるファスナー、残念ながらダブルファスナーではありません。
以下の取り扱い説明書にも「薪ストーブは絶対に禁止」と書かれており、
非推奨なのでダブルファスナー仕様にしなかったんじゃないかと。
https://zanearts.com/wp/wp-content/themes/zanearts/common/pdf/zeku_manual1.02.pdf
同じく小杉敬さんが開発を監修しらしいサバティカルのモーニンググローリーはTC素材だからかダブルファスナーらしいですね。