どうも、キャップです。
秋刀魚(サンマ)を美味しく焼きたくて、ユニフレームのユニセラTG-IIIを購入しました。
今になってユニセラを購入した理由をツラツラと述べつつ、写真たっぷりの開封レビューをお届けします。
過去に「炭火疲れ」を患った経験アリ
キャンプに行く度に炭焼きBBQ。
焚火台で炭火調理するルーティンに疲れた時代がありました。
歳をとったせいもあるでしょうけど「BBQしたい!」「ガッツリ焼き肉を食べたい!」という理由でキャンプに行くことは殆どないです。
「焚き火」と「炭焼き」を分離したくてユニセラを購入
とは言え、炭焼き料理への欲求が失われた訳ではありません。
秋刀魚を焼いて食べたいな、とか、イカを炙って一杯やりたいな、とか。
でも
- 焚火台を据える(重い)
- 炭を熾す(時間かかる)
- 大きな網を洗う(大変)
が煩わしい・・・。
なので卓上でコンパクトに炭火調理できるギアを探し続けておりました。
SOTOのデュアルグリルも検討したけど、値段が高過ぎるし円形でかさばるから却下。
結局、ユニセラを選びました。
お昼前にポチって当日の夜に届きました。Amazonマジで爆速。
ユニセラの性能・特徴
七輪に近い燃焼効率
「炭×セラミック」の元祖は七輪です。
昔から炭の遠赤外線パワーを効率良く伝達できることが評価されてきた調理器具。
七輪の名前の由来は諸説あるようですが、炭の値段が7厘ほどで間に合う(燃焼効率が良く少量の炭でも調理できる)という理由から「七厘」と呼ばれるようになり、その円形の形状から「七輪」に変化したとする説が有力のようです。
ユニセラはその七輪をキャンプ用にアップデートしたギアと言えます。
収納がコンパクトで分解・洗浄が楽
現行のユニセラは3代目。コンパクトさはそのままに、扱いやすさが進化しています。
分解して丸洗いできるようになったのは嬉しいですよね。
セラミック板の頑固な焦げ付きはバーナーで焼ききると綺麗になるみたいです。
スペアパーツが充実
これ重要。
パーツが細かく分解できるだけでなく、パーツ単位で買い換えが可能。
割れちゃうのが心配なセラミック板も、ちゃんと交換パーツが販売されてます。
オプションが豊富
ここまで周辺アイテムが充実しているギアも珍しい。
こんなに充実しているのはロングセラー商品だからこそ。
このアイテム群、正真正銘の沼です。
初代ユニセラの発売は1992年だそうです。今年で30周年。
記念モデルが発売されてもおかしくないですね!
ユニセラを開封
新品開封状態。ステンレスの輝きが眩しい。
こちらがセット内容の全てす。収納ケースは付属しません。
本当に収納ケースは付属しません!
こちらが本体。
セラミック板を内蔵してるので、そこそこ重いです。
下にある黒いツブは脚に付けるスタンドゴムです。
こちらはサイドパネル。
ユニフレームの刻印が外側に見えるようにセットします。
こちらワイヤー網。
裏表で高さが変更できます。
2代目まで網は格子状だったそうです(この形状の網はオプション)。
格子状よりこの形状のほうが圧倒的に洗いやすいので嬉しいですね。
こちらはロストルと灰受け。
ロストルの網は3代目も格子状です。
ユニセラの組み立て方
ユニフレーム公式サイトに組み立て方の動画が掲載されています。
こちらが完成図。
では、組み立て方を順を追って写真で紹介していきます。
本体の組み立て
まず本体を開いて、片側にサイドパネル(側壁)をはめます。
最初はツメがうまくはまらず戸惑いますが、慣れの問題です。
複雑・面倒なことはありませんので、ご心配なく。
同じ要領で反対側のサイドパネルも本体にはめます。
両方のサイドパネルをはめたら、脚を開きます。
裏返した状態を写真で紹介しているだけです。脚を開くのに本体をひっくり返す必要はありません。
脚はサイドパネルのハンドルに当たる位置まで広げます。
接触部のアップ。
サイドパネルのツメが本体に掛かっており、交差した脚はツメをおさえる位置で止まります。
ストッパー機構は無いのでカチッと固定される訳じゃありません。
でも脚がグラグラすることはないです。
さ、これで自立する状態になりました。
火床のセッティング
まず炭を載せるロストルを差し込みます。
ロストルは網が出っ張ってる面を下にしましょう。炭を置く際、ロストルがズレにくくなります。
最後に灰受けをロストルの下に挿入します。
着火剤はこの灰受けの上に置きます。詳しくは後ほど。
これで火床のセット完了です。
ワイヤー網のセッティング
セッティングと言っても置くだけです。
網の脚を上に向けて置くと近火モード。炭との距離が近くなります。
網の脚を下に向けて置くと遠火モード。炭との距離が遠くなります。
良く考えられてますね。
ユニセラの着火
炭の着火には灰受けを使用します。
出典:ユニフレーム
これは公式動画の1シーン。
炭を置いてから、灰受けに着火剤を置いて火を点け、そっと挿入します。
あとは放置。煙突効果で炭が熾ります。
でも、そこそこ燃焼時間の長い着火剤じゃないとダメだと思います。
ファイヤーライターズは燃焼時間8分。
着火剤はコレにしようと思います。
マッチみたいに擦って着火できるのでライター不要。
ユニセラの収納ケース6選
ユニセラには本当に袋やケースが付属しません。
「ショボくても収納袋は付属してるだろ」と思ってたので焦りました。
収納ケースは自分で用意する必要があります。
以下に僕が調べたユニセラの収納ケースを6つ紹介します。
どれにするか悩みますね。まだ僕も結論だせてません。
ユニフレームの純正ケース
無難なのはこの2つ。
メーカー純正なのでフィットすること間違いナシ。
ただし面白味もナシ(ユニフレームさん、すみません)。
テンマクデザインのユニセラ 燗銅壺 収納 バック
これは既に廃番のようです。買うなら中古市場になりますね。
無印良品 スチール工具箱3
ジャストフィットする内寸のようです。ただしスチール製なので重量は約1.5kg。
ユニセラが約3kgなので合計4.5kg。結構な重さになります。
オレゴニアンキャンパーのモールドグリルキャリー
面ファスナーで固定するのでガタつかずに収納することが可能。
ただし都度の出し入れはけっこう面倒かも知れません。
セミハードケースは少し過保護な気もします。
ドベルグのユニセラケース
横置きで開口部が大きく使いやすそう。
社外品の専用ケースでありながらデザインは非常にシンプル。
必要以上にかさばらないのは良さそう。
ユニセラで炭火調理をもっと手軽に
焚火台を使わず気軽に炭火調理できるとフットワークが軽くなりますね。
特に「焚き火はしないけど、炭火調理はしたい」という場合に適してると思います。
自宅のベランダで使用されてる方も多い様子。
ロングセラー商品なのでオプション・周辺パーツが豊富なのも魅力。
オプション群を眺めてると妄想が膨らみます。
早速、焼鳥台が欲しくなってしまいました。これは沼ですね・・・。
でも妄想するのは楽しい。
ユニセラ、買って良かったと思ってます。
以上、ユニフレームのユニセラTG-IIIを購入した話でした!
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