どうも、キャップです。
ソト(SOTO)のシステムスタンド(ST-601)を折りたたみテーブルに改良したいと思います。改良と言ってもぴったり合う天板を探すだけ。
カインズの「バスマット用木製すのこ」が「ほぼ」ジャストサイズです。
「ほぼ」を「ピッタリ」にすべく奮闘しました。
ソト(SOTO)のシステムスタンド(ST-601)が折りたたみテーブルに変身!?
UNITE Crane Table テーブル アウトドア キャンプ UNIPF-CRTABLE
これ、UNITE(ユナイト)というブランドが発売している「クレーンテーブル」です。
キュレーション通販サイトHATCHでハイロックさんが紹介しています。
ペレグリン・ファニチャーのECサイトでも販売されています。
出典:ペレグリン・ファニチャー
天板とスタンドはベルクロで留める仕組みです。
UNITEのクレーンテーブルの脚の部分って、ソト(SOTO)のシステムスタンド(ST-601)だと思うんですよね、ほぼ間違いなく。
出典:ペレグリン・ファニチャー
システムスタンドにはツーバーナーを載せるポールが2本あります。
このポールとピッタリ位置が合うように、ロールトップ天板のベルト(板がバラけないようにつなぐテープ)の位置が設計されている模様。なるほど。
良いですね、UNITEのクレーンテーブル。これは魅力的。
折りたたみテーブルであり、ウォータージャグスタンドでもある、それって最強なのでは!?
UNITEのクレーンテーブルは「ロールトップ天板の折りたたみテーブル」として売り出されてますが、あまりキャンプ用品の市場を意識してない感じです。
これを伝えても誰も喜ばないだろう、と考えたのか「テーブルの脚はソト(SOTO)のシステムスタンド(ST-601)です」とは書かれていません。
なので勿論、「天板の下にソト(SOTO)のウォータージャグ(ST-620LV)が置けます」とは書かれていてません。でも置けるはず。
よし、ということで(どういうことや)、ソト(SOTO)のシステムスタンド(ST-601)に置けるサイズの天板を探すことにしました。
UNITEのクレーンテーブルみたいに綺麗なロールトップの天板は自作できませんが、うまいこと天板さえ見つかればシメたもの。
目指すのは「ロールトップ天板の折りたたみテーブル」じゃなくて「折りたたみテーブルとしても使えるウォータージャグスタンド」です!
カインズの「バスマット用木製すのこ」を購入
探してきたのがこちら。カインズの「バスマット用木製すのこ」。
室内に置く前提のスノコなので接地面にクッション材が接着されています。
バスマットを掛けて干す為に「A」の形に立てる前提なので、立てやすい角度に側面が面取りされてます。
カインズの「バスマット用木製すのこ」を選んだ理由
理由1:実寸(約66cm×約41cm)プラスアルファの絶妙なサイズ
ソト(SOTO)のシステムスタンド(ST-601)のポールの長さは約66cm。
ソト(SOTO)のシステムスタンド(ST-601)の2本のポールの外側~外側の寸法は約41cm。
つまりシステムスタンドの天板設置部の実寸は約66cm×約41cmです。
カインズの「バスマット用木製すのこ」のサイズ表記を見た瞬間、胸が高鳴りました。
寸法は幅68cm、奥行47cm、高さ2.5cm。
スタンドの実寸66cm×41cmに対して天板が68cm×47cm。
ちょっと余裕あり。でも大き過ぎずない。これは神フィットくるのでは!?
理由2:2つ折りできる
テーブルの天板として十分な大きなと強度を維持しつつ、半分の大きさで車載、運搬、保管できるのは便利だと思います。
理由3:連結ベルトでつながっている
帆布っぽい強そうなベルトで連結されており、2枚がバラバラになる心配がありません。
天板が単なる2枚組だと簡単にバラけてしまうので安定性に難アリ。とは言えロールタイプは市販品を見つけるのも自分で作るのも手間。
そう考えると、この「連結2枚組」というスタイルは天板としてベストかも。
果たしてカインズの「バスマット用木製すのこ」はソト(SOTO)のシステムスタンド(ST-601)にフィットするのか?
さあ、システムスタンドに置いてみました。
これは良い感じなのでは? もしかして神フィットきたか!?
左はOK!
右は・・・?
アカン!
すのこの脚がポールに乗り上げてます・・・涙
何度か試しましたが、すのこの脚の左右どちらかが必ずスタンドのポールにかかってしまいます。
スタンド41cmに対してすのこ47cmなので余裕で乗ると思ったんですけどね・・・。
すのこの脚の内側~内側の寸法が41cm未満だったようです。
カインズの「バスマット用木製すのこ」をグラインダーで削る
この中途半端に浮いた状態では不安定なのでテーブルとして使えません。
惜しい。あと一歩。
ここまできたら諦めきれません。意地でもフィットさせたい。
知人にグラインダーをお借りしました。
もはや後には退けません。
人生初のグラインダー作業。
脚の角っこ、ポールに当たっていた部分を削っていきます。
かなり削れてきました(釘まで削ってしまった)。
こんなんで大丈夫なんだろうか。不慣れな作業に不安がつきまといます。
加工を終え、恐る恐る載せてみました。
左よし!
右よし!!
やった!フィットしました!!
すのこの脚を削っただけなのに妙な達成感。
これでソト(SOTO)のシステムスタンド(ST-601)にピッタリの天板が完成しました。
まとめ
UNITEのクレーンテーブルにインスパイアされ(アイデアをパクっただけ)、システムスタンドのテーブル化にチャレンジ。
結果、天板のサイズが合わずグランダーでDIYするハメになりました。
手間さえ厭わなければ、この写真みたいな「ちょっとした不一致」は解消できることがわかりました。
市販品ばかり使ってましたが、場合によってはDIYでカスタマイズするのもアリだかな、と。
でも今のところ、「皮細工がやりたい」とか「木製の道具を作りたい」とか、手段としてのDIYにそれほど魅力は感じておりません。
- この椅子のこの部分を削りたい
- このテーブルのこの部分の色を変えたい
みたいに目指す形にする為に加工が必要、という場合のみで良いかなと。
次はブライワックスをかけてみたいと思います。
天板として使えるとは思うんですが、ちょっとすのこ然とした木の色が嫌だなと(笑)。
以上、ソト(SOTO)のシステムスタンド用に天板をDIYした話でした!
コメント