どうも、キャップです。
とうとうマキタの充電式ファンCF102DZを購入しました!これマジで良いですよ!!
色んなアングルから撮りまくった写真を大量に掲載します。「夏キャンプ用に扇風機が欲しいけど、どうしようかな」と悩んでる方の参考になれば幸いです!
目次
ルーメナー(LUMENA)のコードレス扇風機に逝きかけた
出典:Amazon
「キャンプで使うコードレス扇風機」を調べているとルーメナーに辿り着きます。
キャンパーならルーメナーと聞いてまず思い浮かべるのは、この充電式LEDランタンのLUMENA2 (ルーメナー2)ですよね。
最大1,500ルーメンで10,000mAhのモバイルバッテリーとしても使える。
このLEDランタンが大人気となり、ルーメナーは今やメジャーブランド。キャンプ用品店のランタン売り場に置いてあることも多いです。
このコードレス扇風機も店頭でチラホラ見かけます。
実際に手に取ってみて実感するのは質感の良さ。作りが精巧でフォルムも美しい。
Amazonを見てるとこのタイプで首振り機能付きもありますが、恐らくクオリティはルーメナーの扇風機が一枚上手。
「所有欲を満たしてくれるコードレス扇風機」という意味では今のところルーメナーがダントツかなと思います。
ただ、やっぱり風力の持続力も「大きさ相応」なんですよね。
「飾りじゃない本気のコードレス扇風機」としては最強ですが「炎天下の夏キャンプで頼りになる扇風機」としては微妙、というのが僕の(勝手な)判断です。
マキタの充電式ファンCF102DZは首振り機能付きの本気ギア
ずっと気になってたのはマキタの充電式ファン。
本命は最強バッテリーBL1860Bが使えて首振り機能のあるCF102DZです。
コードレスであるにもかかわらず、BL1860Bを使用すれば風力「強」で9時間も連続運転できます。しかも首振り機能付き。さすがマキタです。アウトドア用の扇風機としての性能と信頼度はダントツ。
これならキャンプだけでなく家でも普通に(と言うか今ある扇風機よりも)使えそうだし。
「細かい部分が納得できたら買っても良いかな」と思ってました。でも細かい情報や詳細写真がネットに少ない。YouTubeもチラホラ見たのですがしっくり来ず。
ホームセンターに行くとマキタのコーナーがあってシリーズ商品がどっさり展示されてるんですが、何故かこのCF102DZは展示されてなかったり。
あと、好みの問題ですがデザインに少し抵抗アリ。
- スタンレー等のアウトドアメーカーとは「無骨」の解釈が少し異なると思われるモデリング
- 「マキタブルー」と表される独特のカラーリング
要するにルックスが少し野暮ったい(強調してしまった)と感じており、これまで導入を見送っていました。
マキタの充電式ファンCF102DZ購入!開封!!
でも夏キャンプの撤収は地獄です。またあれを経験するのかと思うと気が重い。
夏キャンプに少しでも「涼」が欲しい。
お盆休みキャンプを数日後に控えた夜、迷いを振り切りポチっと逝きました。
結果、買って大正解でした!!
もっと早く買っておけば良かった。
これがあれば夏キャンプの快適度は確実にワンランクアップします。
導入を悩んでるキャンパーに胸を張ってオススメできるレベルです。
以下、写真をたくさん掲載しますので、躊躇してる方の参考になれば!!
正面:コントローラー
台座の正面にあるボタン類。左から順に
- 電源ボタン
- 風力ランプ3個と風力切替ボタン
- タイマー時間ランプ3個とタイマー切替ボタン
- 首振りボタン
です。チャイルドロック機構はありません。
電源ボタンをOFFにしても風力は記憶されてます。
風力「中」で電源OFFしたら、次に電源ONした時は風力「中」でスタートします。
逆にタイマーと首振りモードは記憶されません。
首振りモード中に電源OFFした場合、その位置で首振りが停まりますが、次に電源ONした時は首振りモードは解除されてます。
首振りボタンは押すと首振りを開始し、もう一度押すとその位置で首振りが停まります。
真正面で止めるのにけっこうテクニックが必要。
背面:電源
背面。
台座にある筒状の出っ張りは、たぶん首振り用のモーター部分じゃないかと想像。
ファン裏のバッテリー装着部分。
ここにバッテリー(別売り)を上からガチャっと差し込む感じで装着します。
バッテリーを装着するとこんな感じ。
ガンダムのランドセルみたいですね。
台座の背面の隅っこには電源コード装着口があります。
つまり駆動電源はバッテリーだけじゃありません。DC12Vの家庭用電源でも作動します。
カバーはちょっと固め。外すと差し込み口が現れます。
付属の電源コード。
バッテリーは別売りですが、電源コードは標準装備です。
挿す側の端子はこんな形状。
専用形状っぽいですね。マキタの他の機種にも使えるのかは不明です。
背面:可動式フック
マキタの充電式ファンの大きな特徴、可動式フック。
持ち運ぶ際の把手としては勿論、フックとして色んな所に引っ掛けることができます。
この可動式フックは角度が調整できます。これが一番下の状態で、ここから7段階で角度が調整可能。
コクッコクッと絶妙な固さで止まります。
すぐに角度が変わってしまうほど柔らかくは無く、かと言って角度を変えるのが大変なほど硬くも無い。まさに絶妙な固さ。
例えば4段くらいの角度でパイルドライバーに引っ掛けて、上から風を送る、みたいな使い方も可能ですね。
1段(最下部)
2段
3段
4段
5段
6段
7段(最上部)
底面:三脚用の穴
底面はこんな感じ。中心部に大きな穴があります。
この大きな穴にはネジが切ってあります。
出典:マキタ
これは三脚を取り付ける為の穴です。
「ほう、じゃあビデオカメラを買った時にもらった三脚を装着してみようかな」
と思ってよく見てみると穴の径がデカい。
業務用の屈強な三脚を留める為の穴なので、カメラ用三脚の穴とは規格が違います。
こういうアダプターを介すことで普通のカメラ用三脚も使えます。
夕飯のテーブルに向けて「三脚+マキタ充電式ファンCF102DZ」をセットすれば、首振り機能で皆に涼風を届けることが可能です。
扇風機の為だけに三脚を持って行くのは微妙ですが、星空撮影などで一眼レフと三脚を持参するなら、カメラだけじゃなく扇風機も三脚に載せてみては。
側面:首の上下角度調節
ファンを支えるアームとの結合部分に上下角度変更のロックボタンがあります。
このロックボタンを押しながらファン部分を回すことで、角度を上下に変更できます。
これが一番下向きの状態。下には最大45度回ります。
これが一番上向きの状態。上には最大90度回ります。
冬キャンプで幕内の空気を循環させる際に役立つ機能です。強力なコードレスのサーキュレーターですね。
首振り機能
家族で使うなら首振り機能は必須
コードレス扇風機ってパーソナルユースを前提にしてる製品が多い気がします。確かに自分だけしか使わないなら首振り機能は不要かも知れません。
でも、ファミリーキャンプで使うなら首振り機能はあった方が良いです。
- 子供2人が取り合いの喧嘩をしないよう公平に風を送りたい。
- 家族4人で寝る時は全員均等に風を送りたい。
などなど、家族で使う場合の諸事情を考慮すると扇風機の首振り機能は必須です。
僕の場合は自分1人で寝る時も頭からつま先まで全身均等に風を送りたいので首振り機能は欲しいです。
ただしキャンプに持ち出すアイテムですし、子供が乱暴に扱う可能性もゼロじゃないので、「繊細で壊れやすい首振り機能」じゃダメです。
そう考えると、タフ仕様のマキタ製品はまさにうってつけ。
首振り範囲は約90度
左向き最大。45度。
右向き最大。45度。
マキタの充電式ファンCF102DZの首振り機能は本格派です。
首振り範囲は90度(左右に45度)。首振り機能がオマケ扱いの扇風機は首振り範囲が60度とかの場合がありますが、90度あれば十分に実用的です。
首振りペースはそこそこ早め
風力が弱でも強でも首振りペース(首の回転速度)は同じです。
僕的には「ちょっとペース早いかな」という感覚です。不満は無いですが。
これはさすがに写真じゃ伝え辛いので、風力「強」&首振りの動画を載せておきます。
バッテリーと充電器
バッテリーはBL1860Bの一択
出典:マキタ
マキタの製品を買う時に悩むのが別売りバッテリーの選択。こんなにバッテリーの種類が多いと初心者は迷いますよね。
でもマキタの充電式ファンCF102DZを使うならバッテリーはBL1860Bこれ一択です。
マキタの充電式ファンCF102DZに装着できるバッテリーの型名は以下。
- 18V :BL1860B、1850/B、1840、1830/B、BL1820B、1815N
- 14.4V :BL1460B、1450・1440・1430/B・BL1415N
型番の数字4桁は前2桁が電圧(V)、後2桁が容量(Ah)です。
要するに「18Vと14.4Vのバッテリーほぼ全てのAhに対応しています」ということであり、逆に言うと「大容量バッテリーのBL1860B※が使えます」ということです。
※マキタ製リチウムイオンバッテリーの中でBL1860Bは最強クラス。
出典:マキタ
上の表を見るとわかりますがBL1860Bの持続力がダントツです。強モードの風力で9時間も連続運転できるなんて神です。
1泊の夏キャンプなら何の遠慮もなくガンガン扇風機を回し続けられます。
既にマキタのバッテリーを持ってるなら流用もアリですが、新たに購入するならBL1860Bを選ぶべきです。
ルーメナー等のお洒落な扇風機よりもマキタの充電式ファンを選ぶ最大の理由は風力と持続力だと思います。
だとしたらバッテリーはBL1860Bを選ばないと意味がないかな、と。
充電器はDC18RFかDC18RC
出典:マキタ
マキタの充電器は充電中の音が大きいです。これは高温になったリチウムイオンバッテリーを冷却しているから。
サイズも大きい。これは充電を電子制御する為の基盤を内蔵しているから。付属品と言うより、これ単体で一つの機械です。
充電器を新たに購入するなら最新型のDC18RFを選んでおけば間違いないと思います。
DC18RCはひとつ前の旧型です。最新のDC18RFと比べて充電速度が劣るのと、フロントのUSB充電ポートが無いです。でも型落ちモデルで安くなってるので、
- そこまで急速充電じゃなくても良い
- 別にUSB充電ポートは必要ない
という場合はDC18RCでも良いと思います。旧型と言えど1時間もあれば充電完了するはずです。
サードパーティー製の互換品はハイリスク
Amazonで調べると、マキタのバッテリーと充電器は「完全互換」を謳うサードパーティー製(大半は中華製?)の商品が大量に出回っています。
僕はケチって互換品のバッテリーと充電器を購入しましたが、動作不良で交換・返品を繰り返すハメになり、結局最後にはマキタ純正品を購入しました・・・。
当初購入した互換品は以下のアイテム。
このバッテリーは充電できませんでした。充電器にセットするとエラー音が鳴り、赤と緑のランプが交互に点滅して停止。
- バッテリーを充電式ファンCF102DZにセットすると普通に動いた
- バッテリーの残量ランプは普通に表示されていた
という状況からバッテリーではなく充電器の動作不良だと思い込み、購入したサードパーティー製の互換充電器を交換してもらいました。
それでも同様のエラーが発生したので返品。とうとうマキタ純正の充電器を買い直すに至りました。
しかし!
マキタ純正の充電器でも同様のエラーが発生。これでやっとサードパーティー製の互換バッテリーが不良品だと判明・・・。かなり時間とお金を浪費してしまいました。
マキタ純正品が安心
互換品を買って正常に動作すれば低コストで運用できるのでラッキーです。
しかし正規メーカーと比べて検品精度が低いせいか、ハズレを引く率は高め。レビューを見ても「動作しなかった」という声が一定の割合で発生してます。
僕みたいにハズレを引いてハマってしまうと、トータルコストで損、いわゆる「安物買いの銭失い」パターンに陥る可能性があります。
もちろんマキタは純正品の組み合わせでしか動作保証しないでしょうし、悩むなら多少コストを上乗せして最初からマキタ純正品を購入する方が良いと思います。
マキタの充電式ファンCF102DZのまとめ
夏キャンプに持っていく扇風機に求めるのは風力、持続力、壊れにくさ。
マキタの充電式ファンCF102DZはこの3つ全てを備えています。
猛暑の撤収中、マキタの充電式ファンCF102DZの前に立てば、一瞬の涼を得ることができます。これは有り難い。
コードレスだから好きな場所に置けますし、バテリーにBL1860Bを選べばコードレスなのに電池切れを恐れず無駄使いできます。すごい安心感。
家族4人並んで寝ても「そっちばっかり風が当たってズルイよ、こっち暑い〜」という不満が出ません。首振り範囲が90度あるって素晴らしい。
タフ仕様なので子供が触って壊さないか、移動時の積載で壊れないか、とナーバスになる必要もありません。
「このガンダム的なルックスや色使いってキャンプギアとしてどうなんだ?」という感覚は確かにあるにはあります。
が、それを補って有り余る魅力がありますね。
バッテリーは高価ですが、これはもう仕方ない。導入時に覚悟すべき点。
マキタの充電式ファンCF102DZ、本当に素晴らしいアイテムだと思います。オススメです。
以上、首振り機能が欲しいならこれ一択!マキタの充電式ファンCF102DZの紹介でした!
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