どうも、キャップです。
やっとオズハンガーを入手できたので、使用感などを交えてレビューしたいと思います。
個人的にはスノーピークのパイルドライバーを超える逸品だと感じております!
パイルドライバーは唯一無二の存在
「ランタンポール」というジャンルを確固たるものにし、その中で今も揺るぎない地位を確立しているパイルドライバー。
「自立用の脚を無くして地面に直接挿す」という設計思想は唯一無二。よくこんな機構を考えついたなと感心します。さすがスノーピークと言わざるを得ない。
ガシン!ガシン!と地面に打ち付ける行為には妙な中毒性があります。
パイルドライバーは真っすぐに立てるのが難しい
そんなパイルドライバーにも弱点があります。
それは「真っ直ぐに立てるのが難しい」ということ。
真っ直ぐ挿したつもりでも何故か傾いています。僕の水平感覚がイマイチなのか。
ペグを地面に真っすぐ打ち、その穴にパイルドライバーを挿す
これが真っすぐ立てるコツらしいです。
が、先にペグを打って穴をあけてから立てるのって何だか邪道な気もして。
ゼインアーツのオズハンガーとは?
出典:ゼインアーツ
ゼインアーツ創業者の小杉敬(こすぎけい)さんはスノーピーク出身。
そのゼインアーツが後発でランタンポールを発売する以上、単なるパイルドライバーの類似品な訳はありません。
出典:ゼインアーツ
シンプルなL字型は今までありそうで無かった形状。飽きのこないフォルムです。
特徴的なのは「打込棒」というパーツ。これは「挿すと斜めになってしまう」という課題への対応だと思います。
オズハンガーの定価は税別6,980円(税込7,678円)
品薄だと1万円以上で取り引きされることも多いゼインアーツのオズハンガー。
定価は税別6,980円(税込7,678円)です。
Amazonの価格に-●%と表示されていても騙されてはいけません。
高額な転売価格で商品登録されただけ。
その高値からの値引き率が表示されているだけです。
騙されて高値で買ってしまわないように、もう一度言います。
ゼインアーツのオズハンガーの定価は税別6,980円(税込7,678円)です。
オズハンガーの良い点
1.打込棒で垂直をだせる
出典:ゼインアーツ
パイルドライバーの特性や弱点を理解した、新たなアプローチ。
地面に挿すのは「打込棒」というパーツだけ。
パイルドライバーのように全体を上下させて地面に打ち込むのではなく、打込棒をペグのようにハンマーで打ちこみます。
「地面に真っすぐポールを立てる」ことが容易です。
「ペグを地面に真っすぐ打ち、その穴にパイルドライバーを挿す」という「パイルドライバーが斜めにならないコツ」そのものを組立方法に取り込んでいます。
あと地味に「指を挟む心配がなくなった」というのも良いです。
パイルドライバーは打ち込む時にネジが緩んで指の肉を挟み、何度か怪我しました。つい油断して手袋せず作業してしまうので・・・。
ちなみに打込棒の穴はペグを挿して回して抜く為にあります。
スノーピークのペグハンマーも挿せます。
2.シンプルな3本継ぎ構造
出典:ゼインアーツ
高さ調節は2本継ぎと3本継ぎの2パターンだけ。
この2本目を継ぐかどうかだけの調節です。
パイルドライバーのように無段階の高さ調節はできません。
でも設置する時の高さは毎回だいたい同じだし、今のところ高さ調節は2パターンあれば十分だなと思ってます。
3.専用ケースが付属する
出典:ゼインアーツ
これも地味に嬉しいポイント。
形状が独特なので後から収納ケースを探すとなると苦労しそうですし、最初から専用ケースが付属するのは有り難いです。
パイルドライバーは別売りの収納ケースもかなり高価なので、収納ケースも含めた価格差はけっこう大きいと思います。
機能・デザイン・価格のバランスが良いのもゼインアーツの美点だと思います。
ケースのサイズ設計もちょうど良い感じ。
打込棒の先端を保護するシリコンチューブも付属します。
これ紛失しないように注意しないとですね。
L型パーツを挿す部分が縫ってあります。これ素晴らしい。
L型パーツは形状が特殊なので、袋の中で動くと収納し辛いはず。こういう部分に愛を感じます。
4.フックの向き調整ネジがある
ランタンフックの向きを変える際、地面に刺さった打込棒ごと回すと、挿さりが甘くなって抜けてしまう危険があります。
このネジを緩めることで打込棒を回すことなく、ランタンフックの向きを変更できます。
これも気の利いた機能だなと思います。
パイルドライバーとオズハンガーの総重量はほぼ同じ
オズハンガーはパイルドライバーよりも直立安定性が高い気がします。
総重量はパイルドライバーが1.7kgなのに対してオズハンガーは1.6kg。ほぼ同じ。
ただしシャフトの材質はパイルドライバーがスチールなのに対しオズハンガーはアルミです。
オズハンガーはスチールの打込棒だけがすごく重いです。シャフト部分だけを持つとすごく軽い。
重心が低いので安定するんだと思います。
2022年4月現在も品薄が続いています
オズハンガーの販売開始は2021年6月25日(金)でしたが、発売即完売。
最近少し入荷があったようですが、2022年4月現在も品薄の状態が続いています。
Amazonもプレミア価格をつけることが多いです。
僕は運よくオレンジのECサイトで定価購入できました。
気長に待っていればチャンスはあるので、転売屋から高値で買う必要は無いと思います。
以上、ゼインアーツのオズハンガーはかなり魅力的だよ!という話でした!
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