どうも、キャップです。
キャプテンスタッグのラグナステンレスクッカー Lセットを購入してから4年経ちました。
使ってみて感じた良い点、残念な点、ちょっとした工夫などをまとめてみました。
キャプテンスタッグのラグナステンレスクッカーに決めた
Lセットを購入
出典:Amazon
キャプテンスタッグのラグナステンレスクッカーを購入したのは2017年。
スタッキングできる鍋セットが欲しくて色々と調べた末、我らが鹿番長を選びました。
Mセットの大鍋はサイズが18cmで容量が3.2L。対してLセットの大鍋はサイズが20cmで容量が4.0L。大鍋の容量は大きい方が良い気がしてLセットに決めました。
- 大鍋:20cm
- 片手鍋:16cm
- フライパン:22cm
- ケトルクッカー:900ml
がLセットの内訳です。
この価格で総ステンレス製。Amazonのクチコミ評価も4以上と高評価でした。
購入を決断したポイント
- 安い。4点セットで5,000円以下(購入当時)は破格。
- コンパクト。効率良くスタッキングできる。
- タフ。総ステンレス製で丈夫。
この3点が決め手になりました。
まだキャンプ道具を揃え始めたばかりでしたし、やっぱり1番の理由は価格でした。
キャンプテンスタッグを展開するパール金属は燕三条に本社を置く金属製台所用品のメーカー。この会社が作ってる鍋とフライパンなら粗悪品ではないだろう、と。
ラグナステンレスクッカーの良い点
1.コンパクトにスタッキングできる
出典:Amazon
この状態でスタッキング完了。
Lセットでも25cm四方のスペースに全てが収まります。大鍋の上にフライパンをかぶせた外観からは「コンパクトにまとめたぜ!」というドヤ感が漂います。
- 4.0Lの大鍋だけを単品で持って行く
- 大鍋、片手鍋、ケトルクッカー、フライパンの4点セットを持って行く
どちらもスペース的には大差ありません。コンパクトに収納できる点は素晴らしい。
出典:Amazon
Lセットは鍋を3つ重ねフライパンをフタにしてスタッキングします。
2.ケトルクッカーが秀逸
出典:Amazon
スタッキングできる寸胴型のケトルは便利です。
ケトル・ヤカンって収納に苦労するんですが、クッカーセットに内蔵できる点は素晴らしい。単品で購入すると2,000円を超えますがレビューの評価は高いです。
細長いケトルと違って中身を洗いやすいので、水以外のものを温める時に便利です。
例えばホットワインを飲む時に重宝します。サッと温め直しができるし、サッと洗えます。
もちろんラーメンクッカーとしても活躍します。1人前の袋麺(約500ml)がサッと調理できます。
ただし900mlは「満水量」なので実際にお湯を沸かすことができる量は700mlくらい。カップ麺(1人分で約300ml)4人分だとお湯を2回沸かす必要があります。
ファミリーキャンプでコーヒーやラーメン用にお湯を沸かすことが多い場合、本格的なケトルは別に持ってる方が良いかも知れません。我が家はユニフレームのキャンプケトル(1,600ml)を追加購入しました。
注ぐ時にお湯がこぼれやすいのは注意点。たぶん注ぎ口の形状の問題だと思います。スタッキングできる寸胴型のケトルなので仕方ないですね。
3.直火スタイルでガンガン使える
ラグナステンレスクッカーは総ステンレスなので直火OKです。
価格も安いので煤けても気にならないし、直火調理デビューに丁度良いと思います。
もっと焚き火ライフを満喫できるようになったら、直火クッカーとしての使用頻度がアップするんじゃないかと思っています。
ラグナステンレスクッカーの残念な点
1.フライパンの焦げ付きがヒドイ
ラグナステンレスクッカーのフライパンは焦げ付きがヒドイです。これが最大の弱点。
Amazonレビューでもこの点は皆さん共通。「このフライパンは焦げ付く」と。
たぶん表面加工の無いステンレス単層フライパンの宿命ですね。
「焼きを入れて油を馴染ませる工夫をすると良い」というレビューもありますが、このフライパンはクッカーセット全体のフタでもあるので、フタの裏側が油に馴染んでベットリした感じなのもちょっとな・・・と。
今ではフライパンとして使用することは無く、「大きな取り皿」「クッカーセットのフタ」という用途に割り切っています。
2.収納ケースがチープ過ぎる
出典:Amazon
収納袋が付属するのですが、見た感じがすごくチープです。
すぐ破れてしまうような粗雑な造りではないのですが、何と言うか、見た感じが・・・。
「その値段で買ったくせに、そういう部分に文句言うなよ」と思います、自分でも。
3.ユニフレームのfan5を見て(こっちにすれば良かった)と思ってしまう
出典:Amazon
ラグナステンレスクッカーのフライパンは焦げ付きが酷くて使えないので、ユニフレームのfan5(フライパンが高品質)を見る度に「こっちにしておけば良かったかな」と思います。
fan5は総ステンレス製ではなくフライパンとライスクッカーはアルミ製です。
fan5にはケトルが無い代わりに大ザルとライスクッカーがあります。「ファミリーキャンプに必要なクッカーの条件を考えて設計しました」という感じがします。
そもそも値段が倍以上違うので比較しちゃダメなんですけどね。
ラグナステンレスクッカーの改良
1.asobito(アソビト) クックセットケースに収納する
asobito(アソビト)のクックセットケースを購入しました。色はオリーブ。
約高さ20×縦20×25cm以内のクッカーは収納可能
という商品説明の通り、ラグナステンレスクッカー Lセットがスッポリ綺麗に収まります。
STANLEYのベースキャンプクックセットの収納に最適な帆布ケース
という商品説明ですが、ラグナステンレスクッカー Lセットの収納にも最適です。
どんなクッカーセットを収納するかは個人の自由ですから。
収納ケースを新調したらモチベーションが復活。この収納ケース、オススメです。
2.fan5の良い点を整理して諦める
これは「改良」じゃなく「気持ちの整理」です。
やっぱりユニフレームのfan5が欲しい。でも価格も設計思想もまるで別物。諦めるしかない。敢えてfan5の良い点を整理しておきます。
大鍋と片手鍋はフチ付き
出典:ユニフレーム
これは普通にステンレス製。
ただし吹きこぼれにくい形状で1mmの肉厚。しかも大鍋にぴったりサイズのメッシュバスケットが付いてきます。スパゲティ等の茹で上げや煮た野菜の水切りに便利です。
フライパンは2mm厚のアルミ製でフッ素加工
出典:ユニフレーム
こちらは熱伝導に配慮してアルミ製。把手は木製。
焦げ付きにくいフッ素格が施されています。使用頻度の高いフライパンなので妥協せず設計されています。
ライスクッカーは単品でも大人気の銘品
出典:ユニフレーム
こちらも熱伝導に配慮してアルミ製。
このライスクッカーはお米を炊きやすいことで有名です。キャンプHACKでも単品で取り上げられるくらい。
単品でも購入できます。安くはないですがレビューは絶賛の嵐ですね。
・・・とfan5の良い点を整理してみましたが、やはり設計思想からして別物ですね。ラグナステンレスクッカーと比較するのは酷だと思います。
4.0Lの大鍋は貴重
冬に鍋をしたり、夏に素麺を茹でたり、気分を変えてカレーやポトフ作ったり。ファミリーキャンプではたまに大鍋が必要になります。
その度にAmazonで大鍋を物色するのですが、4L級の大鍋ってなかなか良いものが見つかりません。
でも、良く考えたらラグナステンレスクッカーLセットの大鍋(4.0L)があるやんか。
クッカーセットだと思うから色々と不平不満が出る訳で、「4Lの大鍋+オマケ」と考えれば悪くないし、asobito(アソビト)のクックセットケースは4.0Lの大鍋用の収納ケースとして抜群のビジュアル。
「よし、次のキャンプに持って行ってみよう」
「夕飯は大鍋を使った料理にしてみようかな」
と前向きな気持ちが芽生えております。
以上、キャプテンスタッグのラグナステンレスクッカーは「大鍋+オマケ」と考えればアリですよ、という話でした。
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