どうも、キャップです。
PayPayフリマの1,000円OFFクーポンを使ってエスビット(Esbit)のアルコールバーナーを購入してみました。
軽い気持ちで購入したのですが、アルコールバーナー関連も沼が存在しますね。深みにはまらないよう注意しなくては。。
Esbit(エスビット) とは?
出典:飯塚カンパニー
Esbit(エスビット)は1933年に設立されたドイツのメーカーです。
エーリヒ・シュム氏が固形燃料を発明、関連製品を製造販売したのが始まりです。
日本の代理店は飯塚カンパニーという会社です。
昭和56年に西ドイツ(当時)のESBIT社と日本総代理店契約を締結し、固形燃料等の国内販売を開始したそうです。
エスビットと言えば固形燃料。製品名も社名まんま“エスビット”。ドイツの他にも70ヶ国に輸出される固形燃料の代名詞的な存在ですね。
僕が購入したアルコールバーナーは、そんなエスビットが発売する型番ESAB300BR0です。
Trangia(トランギア)とEsbit(エスビット) のアルコールバーナーは何が違うの?
たぶんアルコールバーナー(場合によってはアルコールストーブと呼ぶ場合も)としてはTrangia(トランギア)の方が有名かなと。トランギアは1925年創立のスウェーデンの老舗ブランド。メスティンで有名ですね。
サイズは75mm×45mm、重量は110gです。
エスビットのアルコールバーナーも同じ真鍮製だし形もかなり似てます。
サイズは74mm×46mm、重量は92gです。
違い1:原産国
トランギアのアルコールバーナーはスウェーデンで製造されています。今も本国で製造を続けているところは好感が持てますね。
対してエスビットのアルコールバーナーは本国ドイツではなく中国製。
中国製だからダメと言う訳ではありませんが、エスビットは「製造ロットによっては造りが粗雑だ」的なAmazonレビューも散見されます。
違い2:大きさと重さ
(僕がスペックを調べた限りでは)形状は直径、高さともトランギアの方が1mm大きいです。
結果、トランギアよりもエスビットの方が軽く、トランギアの重量が110gなのに対しエスビットの重量は92g。まあ「どっちも軽い」というレベルで大差ないかなと。
違い3:火消し蓋の形状
トランギアにもエスビットにも火力調整&消火用の蓋が付きますが、この形状が違います。
エスビットの火消し蓋にはハンドルが付いています。
火消し蓋に直接触れずハンドルを持って火を消せる方が安心な気がして、僕はエスビット製を選びました。
Esbit(エスビット) のアルコールバーナーを開封
3つのパーツで構成されてます。
蓋を閉めた状態。
蓋の内側にはゴムパッキンが付いてるのでキュッと締まります。アルコールが入っていても漏れることは無さそう。
火消し蓋は内側にネジ切りがありません。上からかぶせるだけです。
火消し蓋の天板はこんな感じでスライドします。
この開口部の大きさで火力を調整する仕組みですが、燃焼時間も20分程度のようですし、火力調整するシーンはあまり無さそうかなと。
近影。
開口部の周辺に大きさの違う小さな穴が大小交互に並んでいます。
燃焼時は中心部だけでなく、この小さな穴からも炎が上がります。
火を点けてみました。
燃料用アルコールは完全燃焼するからなのか、炎が透明で火がついていることがわかり辛いです。
本体が温まってくると、けっこうな勢いで炎が立ち上がります。
アルコールバーナーを使う為に必要なもの
1.燃料用アルコール
当たり前ですが燃料は必須。
使うのは燃料用アルコールです。飲料用や消毒用のアルコールとは成分が違うみたいなので、ここは素直に燃料用アルコールを購入。
ちょっと調べた感じではこのケンエーの燃料用アルコールが評判良さげ。ネット最安値よりも近所のドラッグストアで買う方が安いですね。
2.五徳
トランギアやエスビットのアルコールバーナーには五徳が付属しません。
ヤカンやフライパンを載せて調理する為には別途、五徳を用意する必要があります。
五徳は調べていくと沼です。特にこだわらなければダイソーで入手可能。
3枚を組んだ状態。
差し込むスリットの位置でサイズを変えられます。
それなりに強度はありそうです。
110円だからと言って質が悪いということは無さそう。
エスビットからも五徳が発売されており、エスビットのアルコールバーナーの外径とジャストフィットするみたいです。
これはこれで欲しいのですが、五徳はこだわるとキリが無さそうですし、ひとまずダイソーで良しとします。
3.燃料用ボトル
補充するアルコールを小分けにして持ち運ぶ為のボトルが必要です。
本当はこのトランギアのフューエルボトルが欲しかったのですが、アルコールバーナー本体よりも高価なので諦めました。
僕が買ったのはVARGO(バーゴ) アルコールフューエルボトル。バーゴはアメリカのアウトドアギアブランドみたいです。
アルコール保存を前提とした素材なので安心です。
容量は8オンス。240mlです。
こんな感じで注ぎ口を起こし、プチュッとアルコールを注げるので便利です。
使いやすさと価格の安さでこれを選びました。
4.風防・ウインドスクリーン
アルコールバーナーは風に弱いので風防はあった方が良いです。折り畳み式ウインドスクリーンはガスバーナーでも使えるし持ってて損は無いかと。
以前Amazonで子供用に購入したウッドストーブがあることを思い出しました。
固形燃料用の上皿を外して底板だけの状態すれば使えるのでは。
予想通り、エスビットのアルコールバーナーがうまく収まりました。
折り畳むとサイズもコンパクトだし、ウインドスクリーンを兼ねた五徳として使ってみようと思います。
これでアルコールバーナー関連の道具は打ち止め、と思っていたのですが、Gaobabu(ガオバブ)のキャリボ風防を購入してしまいました。案外お気に入り。
ファミリーキャンプにアルコールバーナーは必要か?
さあ、一通りの道具が揃いました。
これ一式あれば湯沸かしや簡単な調理が可能。
でも正直言って、ファミリーキャンプでアルコールバーナーを使う場面は無さそう。
料理はガスバーナーを使う方が早いし、子供が燃料用アルコールをこぼしたりすると危険ですし。
先日、子供と一緒にごくごく軽い山登りに行ってきました。
「山頂でお湯を沸かしてラーメンを食べよう」とアルコールバーナーの道具一式を持参。
登山もパッキングも素人なのでリュックはそこそこ重くなり、なかなかキツい登山でした。
だがしかし、山頂に着いてから割り箸を忘れたことに気付きました。
まさかの大失態。
急いで下山し、近所のコンビニで割り箸をもらい、そこでお湯ももらってイートインで遅い昼食をとりました。。。
結局まだ一度も野外でアルコールバーナーを使ってません。
ソロキャンプに行くチャンスがあれば使ってみたいと思っています。
以上、エスビット(Esbit)のアルコールバーナーを購入してみた話でした!
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