どうも、キャップです。
Amazonで人気の五徳を購入してみました。
実際に使ってみて感じたことをレビューしてみたいと思います。
そもそも「五徳」って何なの?
五徳はゴトクと読みます。
ガス・炭などの熱源の上に配置して、鍋やヤカンなどを支えます。
調理道具を安定させる道具ですが、弥生時代には似た形状の土器が既にあったようです。
五徳(ごとく)の由来には諸説あるようですが、
台所や竈(かまど)を指す「くど」「くどこ」という言葉と、火床(ひどこ)、火所(ひどころ)とが混ざって転訛した(なまって表現された)
という説が有力なようです。
昔は台所を「おくどさん」と言ってましたよね。
台所(くど)にあった金の輪を竈(かまど)に置いて、その上に鍋をのせて使った。それが五徳(ごとく)の始まりです。
五徳って追加購入する必要あるの?
家庭用でもキャンプ用でもガスコンロには五徳が既にセットされています。
ただし、スリットの間隔が大きいのでシェラカップ等の小物を置くのは難しいです。
フラットバーナーにも4本スリットの五徳が付属します。
やっぱり径の小さなシェラカップとかは置くのが難しいですね。
キャンプ用のガスバーナーは五徳が簡素な場合が多いです。
これは折り畳み式の宿命なので仕方ない。
置けるクッカーのサイズが限定されてしまいます。
アルコールバーナーは風防を兼ねた五徳を別途用意する必要があります。
これもコンパクトさ優先で簡素な物が多いです。
こんな感じで、標準装備の五徳は万能じゃありません。
火器を買い換えることなく
使える調理器具のカバー範囲を拡大したいなら
五徳を追加購入するのがベター
という結論になりますね。
(意味なく標語チックにセンター寄せで書いてみた)
パール金属のミニ五徳を購入
Amazonのアウトドア用品の売れ筋ランキング常連のアイテムです。
気になってたので購入してみました。
- ちいさいお鍋がガスコンロで使える
- お鍋のガタツつきを防ぐ
というのが最大のウリです。
形状はシンプル。
6本のスリットが放射状に配置された円形です。
標準装備の五徳はこういう形状には設計できないですよね。汎用性が求められるので。
サイズは
- 外径140mm
- 高さ(厚さ)6mm
です。
パール金属のミニ五徳を使ってみた
いざ本番。
まずは最もベタな用途から。ST-310に装着してみました。
ST-340(噂の新型)も五徳の形状はほぼ同じなので、たぶん装着できると思います。
装着感はバッチリです。
五徳がズレたりすることもありません。
径の小さいケトルやシェラカップを置いても不安定さが無いので、安心して使えます。
予想通り、想定通りの結果。
続いてフラットバーナーに装着してみました。
案外ガタつくことなく安定してます。
実はコレに期待してました。滑り止め。
フラットバーナーでホットサンドメーカー使うと、滑って安定しないんですよね。
ミニ五徳を置くことでホットサンドメーカーが使いやすくなりました。
滑りにくい表面処理がイケてる
ミニ五徳はザラついた表面処理が施されてます(アップの写真がなくてわかりにくいですが)
この処理で、五徳に載せたものが滑りにくくなってます。
これが良い。
表面がツルツツの五徳だと「重くてバランスが悪い調理器具」は滑って落ちてしまいます。
ホットサンドメーカーとか、その最たる例。
ミニ五徳でこの問題が解決できて、スッキリしました。
とは言え、これは少し特殊な用途ですね。
「ミニ五徳はマストアイテム!」とまでは言えないかな、と。
「無くても大丈夫、でもあると便利」そんな感じかなと思います。
以上、パール金属のミニ五徳を購入した話でした!
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