どうも、キャップです。
きょうと魅力再発見旅プロジェクトの特典を利用して、るり渓温泉(京都府南丹市)のGRAXに宿泊。グランピングは初体験です。
GRAXの施設や設備を写真たっぷりで紹介します!
GRAX Premium camp resort 京都 るり渓
出典:京都るり渓温泉
GRAXは京都るり渓温泉の施設のひとつです。
GRAXのオープンは2016年6月29日。グランピング施設としてはけっこう古株ですね。
「グランピング」とは?
今さらながら定義を確認。
Glamping(グランピング)とは「Glamorous(グラマラス=魅力的な、華やかな)」と「Camping(キャンピング)」を組み合わせた造語です。
直訳するなら「魅力的なキャンプ」という感じですが、日本では「手ぶらで豪華なキャンプ施設に宿泊すること」みたいな意味で使われてますね。
「このレベルのサービスじゃないとグランピングと表現してはいけない」という規制やルールは無いようです。
「日本グランピング協会」という団体も存在するみたいですね。
るり渓温泉の天気
現地の10日先までの天気予報がコチラです。
「コンフォート」の設備:屋外
では早速、泊まったテントと設備を紹介していきます。
僕は「コンフォート」というタイプに宿泊しました。たぶん4人用としては1番安いプランだったと思います。
キャンバスキャンプ製のコットンテントです。
フルコットン製らしく、よく見ると同じ形状の防水フライシートて覆われていました。
サイトに車が横付けできます。
角っこに焚き火エリアがあり、焚き火台、囲炉裏テーブル、チェアがセッティング済みの状態でした。ランタンはセンターハウスで貸し出してくれます。
薪はセンターハウスで買うと高いです。持参した方が安くつきますね。
大型のBBQグリルがあり、炭と着火剤とチャッカマンも用意されてました。
食事スペースのタープ内にはテーブルと椅子4脚。
コールマンのキッチンテーブル(コンフォートマスター)もセッティング済み。
キッチンテーブルの上にはイワタニのカセットガスコンロ。
今夜はこれにダッジオープンを載せてブイヤベースを煮込む予定(煮るだけの状態で受け取ります)。
屋外設備はこれだけあれば十分ですね。
追加で持参すべきものは殆ど無いと思いますが、強いて言うなら薪、使い慣れた火バサミ、火吹き棒あたりかと。これは焚き火をしないなら不要です。
「コンフォート」の設備:屋内
冬限定だと思いますが、コタツがあります。
暖房設備はデロンギのオイルヒーター。
僕が宿泊した日は雪で、これだけだと少し寒かったです。
室内にはハンガー、棚、サーキュレーターがあり、棚にはマグカップとインスタントコーヒーが4人分用意されていました。
ダブルベッドが2台ありました。シーツ類のセッティングはセルフサービスです。自分でセットしないといけません。
冷蔵庫とティファールの湯沸かしポットがあるのでクーラーBOXやケトルは不要です。
屋内設備も十分揃ってますが、追加で持参すべきものを挙げるなら、毛布と常夜灯かな。
たねほおおずきと封筒型のダウンシュラフは役立ちました。
GRAXのセンターハウス
GRAXの施設ゲートが開くのは8時から19時まで。それ以外の時間帯はゲートが施錠されます。
一般的なキャンプ場よりも入場規制が厳重なので、キャンプ初心者でも安心して利用できると思います。
車の乗り入れは可能ですが、場内は一方通行、制限速度8キロ以下です。
センターハウスは綺麗でお洒落な雰囲気。
センターハウスの営業は7時~22時です。朝早くから夜遅くまでやってます。
グランピングなので施設側が食事の準備・対応をします。その関係で営業時間は必然的に長くなるんでしょうね。夕飯の食器・調理器具の返却は21時まで受けてくれるようでした(洗う必要ナシ)。
センターハウス前の焚き火台は寒くなると火が入る感じ。
GRAXの売店など
センターハウス内にはカップラーメンやポテトチップスなどの軽食・スナック類、ドリンク、缶ビール等のアルコール類が販売されています。
食材・飲料の持ち込み禁止なので、必要ならここで買うしか無いのですが、どれも値段が高いです。
寝袋や湯たんぽなどのレンタルもありますが、手ぶらが前提のグランピングなので、必要最低限の道具は既に準備されています。
夜になるとオープンするバーと軽食屋台があります。
アルコール1杯500円、ラーメン1杯700円と安くはありません。
GRAXのサイト
出典:京都るり渓GRAX
公式HPには「9タイプのサイトがあります」と説明があります。
ザっと見て回った感じ9種類もある気がしなかったのですが、いくつか写真を載せておきます。
一番目を惹いたのは、このグラックスドームエア。
エアコン完備だそうです。
入り口はドア。テントと言うより常設キャビンに近いですね。
ガラス窓のような採光部分が広く、カーテンもあります。
こちらはキャンプ場の角に1棟だけあるデラックス キャビン。
2階建てでトイレ・シャワー室のあるバンガローです。
GRAXに来てまで、この規模の施設を借りるニーズってそれほど無さそうに思うのですが、この日も利用者は居ました。
こちら僕が個人的に気になった設備。
EエリアのタープはナショナルジオグラフィックのBASE CAMP T-3で、カラーがベージュ。
カーキは見たことありますがECサイトを調べてもベージュは発見できませんでした。海外から輸入したのか、それともカーキが色褪せた経年色なのか。。
各サイトのテントは基本的にコットンのワンポールタイプ。
ブランドはノルディスクかキャンバスキャンプです。宿泊人数と宿泊プランで区別されているみたいですね。
キャンプ場の中央に向かう道を行くと
「ルミエールキャビン」と命名されたバンガローのエリアになります。
基本的にただのバンガローですね。
室内のセッティングでグランピング感を演出しているんだと思います。
GRAXの洗い場とトイレ
洗い場。綺麗です。一部の水道はお湯が出ます。
でも調理器具や食器を洗う必要が無いので、歯磨き洗顔でしか利用しませんでした。
トイレ棟。綺麗です。
ヒーター付きウォッシュレット便座。
電気ヒーターが常設されていました。
GRAXのゴミ処理
夕食と朝食は用意されたものをセンターハウスに取りに行くだけ。
汚れた食器も洗わずそのまま返却できますので、普通のキャンプと比べて食事の準備と後かたずけは格段に楽です。まあグランピングなので当たり前なのかも知れませんが。
ただしゴミだけは自分で処理します。
用意されたゴミ袋にまとめ、分別してゴミ捨て場に運びます。
GRAX利用の注意点
食材・ドリンクの持込は禁止
夕食、朝食とも食材と食器を用意してくれます。
夕食は焼くだけ、朝食は食べるだけ。食器は洗わずケースに入れて返却。これは楽チン。ほぼ手間なしで食事できます。
その代わり食材・ドリンクの持込は禁止です。「食事コースに無いものが食べたい場合はセンターハウスで購入してください」というのがルール。
だがしかし、生ビールは1杯500円。缶ビールは1本350円です。
追加の食材も肉やパンなど色々ありますが、どれも割高感が否めない価格設定です。
施設の特性を考えると致し方ない部分ではありますが施設内で販売されている食材・ドリンクが高価という点は要注意です。
真冬の冷え込みは想像以上
12月末、僕が宿泊した日は雪でした。こうなると夜は寒いです。
コタツで寝ると暖かいですが床が硬いので体が痛くなります。
ベッドで快適に眠るためには追加で毛布やダウンシュラフを持参した方が良いですね。
「どのテントに泊まるか」は殆ど関係ない
テントの設営・撤収が無いので、テントの設営しやすさやフレームの頑丈さ、幕素材の質感の良さ等を実感する場面がありません。
こうなると殆どホテル感覚なので、部屋の広さ、内装、設備などが評価ポイントになります。
GRAXはテントのグレードが違っても内装設備に大きな差は無さそうでした。
「一番安いプランで何か不満があったか?」と言われると、特に何もなかったです。
どのプランでも車は横付けできますし、テントのグレードを上げるためだけに高いプランを選ぶ必要は無い気がしました。
「グラックスドームエア」というドーム型のキャビンは「中に入ってみたいな」とは思いましたが、「次回は必ずこれに宿泊したい!」とまでは思いませんでした。
ただし、これは普段からキャンプしている僕の感覚なで、あしからず。。。
シナスタシア ヒルズのイルミネーションが良かった
GRAXに宿泊するとイルミネーションの利用券をもらえます。これは嬉しい。
たいしたこと無いのかな、と思ってましたが、想像以上に綺麗で見応えありました。
一見の価値ありです。
るり渓温泉とランタンテラスが想像以上に良かった
出典:るり渓温泉
GRAXに宿泊するとるり渓温泉のお気軽入浴プランの2dayチケットがもらえます。タオル、バスタオル、水着は無料レンタル。これは嬉しい。
そして「お気軽プラン」から「全館利用プラン」にアップグレードすると「ランタンテラス」が利用できます。この「ランタンテラス」がすごく快適です。雑誌・漫画読み放題、岩盤浴が無料、ドリンクコーナーのコーヒーも無料。
アップグレードする場合は追加料金が必要ですが、GRAX利用者はこの追加料金も割安になるし、アップグレードした権利も2日間使えます。2日間利用しまくるなら追加料金の価値ありです。
以上、京都るり渓温泉のGRAXでグランピング初体験した話でした!
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