『きなりの郷』下北山スポーツ公園キャンプ場の3ポイントまとめ
ポイント1:池原ダムの堰堤を見上げる独特のロケーション
なんと言っても最大の特徴はこれ。
ここは巨大なダム堰堤の下にあるキャンプ場です。進撃の巨人を彷彿させる独特のロケーション。
ブラックバス釣りの聖地である池原ダム、その隣にある『きなりの郷』下北山スポーツ公園の施設内にキャンプ場があります。
ポイント2:区画サイトが広い
このキャンプ場の紹介であまり語られてないポイントがこれ。
区画サイトは僕が今まで訪れたキャンプ場の中では蒜山高原キャンプ場と1・2を争う広さ。
サイト毎に形状が違うので若干のアタリ・ハズレはあるももの、総じて広い。
どのサイトでも2ルームテントとタープを張ってまだ余裕あります。広いのは嬉しいですね。
ポイント3:歩いて行ける「きなりの湯」が最高に気持ち良い
「きなりの湯」はキャンプ場と同じ『きなりの郷』の施設内にあります。キャンプ場から歩いて行けます。
ヌルっとした泉質。美人の湯。露天風呂あり。すごく気持ち良いです。キャンプ場で割引券をもらえます。
『きなりの郷』下北山スポーツ公園キャンプ場の天気
現地の10日先までの天気予報がコチラです。
『きなりの郷』下北山スポーツ公園キャンプ場の基本情報
料金の詳細
<コテージ>
- オートロッジ(4名用):1棟1泊 11,000円
- C型コテージ(5名用):1棟1泊 18,000円
- A型コテージ(6名用):1棟1泊 28,500円
- B型コテージ(8名用):1棟1泊 35,000円
- E型コテージ(12名用):1棟1泊 54,000円
- ヒュッテ(30人~40人用):1棟1泊 25,500円
<区画サイト>
- AC電源付:1サイト1泊 5,500円 (四輪1台分の駐車料込)
- AC電源無:1サイト1泊 4,500円 (四輪1台分の駐車料込)
<フリーサイト>
- 大人料金(中学生から):一人一泊 570円
- 子供料金(小学生のみ):一人一泊 470円
- 乳幼児無料
- 四輪:一台一泊 600円
- 二輪:一台一泊 300円
コテージと区画サイトは1棟もしくは1区画の1泊料金です。
フリーサイトは人数と車の台数で料金が決まります。
バイクでソロだと1泊870円とコスパ最高です。
4人家族、親2人と小学生の子供2人の場合でも1泊2,680円と価格の安いのが魅力。
ちなみに冬期(12月1日~3月15日)はフリーサイト以外の料金がほぼ半額になります。
キャンセル料金
・A型コテージ、B型コテージ、E型コテージ
→2週間前(14日前)からキャンセル料がかかります。
・オートロッジ、C型コテージ、ヒュッテ、テントサイト
→1週間前(7日前)からキャンセル料がかかります。
予約
・電話予約
→3か月前の1日AM8:30受付スタート(例:4月29日の予約は1月1日AM8:30から)。
・WEB予約
→3か月前の2日から受付スタート(例:4月29日の予約は1月2日から)。
チェックイン・チェックアウト
▼テントサイト(区画サイト、フリーサイト)
・チェックイン:12時(~17時まで)
・チェックアウト:11時
▼コテージ(A型、B型、C型、E型)
・チェックイン:14時(~17時まで)
・チェックアウト:10時
▼オートロッジ、ヒュッテ
・チェックイン:14時(~17時まで)
・チェックアウト:11時
営業時期
通年営業です。
冬期(12月1日~3月15日)は割引価格(ほぼ半額)になります。
『きなりの郷』下北山スポーツ公園キャンプ場の設備
管理棟
『きなりの郷』の施設に入り、奥へ進んで行くと池原ダムの堰堤が見えてきます。
最初に見たらきっとロケーションに驚きます。ここがキャンプ場の入り口。
このセンターハウスが管理棟。ここでチェックインして料金を支払います。
センターハウスは売店や休憩スペースがあり、かなり大きくて広い建物です。
売店
センターハウス内の受付の隣が売店。
調味料や紙皿などBBQ関連の基本アイテムは全て揃ってる感じです。レンタル機材も豊富。
板氷とロックアイスも売ってます。
保冷剤が溶けてしまう2日目以降、板氷かロックアイスが必須ですからね。連泊時に助かります。
薪は税込500円です。安い。
炭も売ってます。
税込で3kg480円、6kg950円。良心的な価格です。
焚きつけ用木片も売ってます。
薪か炭を買うと無料サービス。ビニール袋1袋に詰め放題です。
ちょっとしたことなんですけど、こういうサービス嬉しいですよね。
トイレ
トイレは管理棟内、区画サイト、フリーサイトそれぞれに複数設置されています。
コテージは各棟にトイレが付いてます。
こちらは管理棟のバイアフリートイレ。
各所にトイレ棟がありますが、ウォッシュレット付きの場合もあります。
和式トイレもありますが、各トイレ棟内に必ず洋式トイレもあります。
掃除は行き届いていて綺麗です。不快感はありませんでした。
洗い場
広いキャンプ場なので区画サイト、フリーサイトそれぞれに洗い場が設置されています。
シンク横の水切り板が地味に便利でした。オリジナル設計ですね。
備え付けのタワシや洗剤はありません。
シンクの脇に生ごみを捨てるダストボックスがありました。有難い。
トイレ棟の脇に網洗い用の水道もあります。
ゴミ捨て場
ゴミ捨て場は区画サイトのトイレ棟付近、フリーサイトの管理棟付近にあります。
ほぼ全てのゴミを分別回収してくれます。有難いですね。
【注意】壊れたキャンプ道具は持ち帰りましょう(常識ですが)
「壊れたキャンプ道具等の粗大ゴミはお持ち帰りください」と注意書きしてありました。
当然だと思うんですが、注意書きしてあるってことは捨てて帰るキャンパーも多いってことなんでしょうね。
粗大ゴミってだいたいどの自治体でも有料処分なのに、何故「キャンプ場なら壊れたキャンプ道具を無料で引き取ってくれる」と思うんでしょうかね。リサイクル業者でもあるまいし。
自分で持ってきたキャンプ道具が壊れたり不要になったら、自分で持ち帰って処分しましょう。不法投棄はダメです。
お風呂
簡易シャワーがあります。
同じ施設内に「きなりの湯」という素晴らしい温泉があるので、キャンプ場内にお風呂はありません。
5分100円です。
個人的には「きなりの湯」に行くことをオススメします。
ランドリー
区画サイトのトイレ棟の脇にコインランドリーと乾燥機が2セットあります。
洗濯機は1回150円。
乾燥機は60分100円。
遊具
↑写真の手前がパターゴルフ場のグリーンです。左奥がアスレチック施設、右奥が遊具。
『きなりの郷』は「スポーツ公園」と称するだけあって、スポーツ施設、設備が充実しています。
巨大な木造建築の中でアスレチックを楽しむことができます。
このお寺みたいな建物がアスレチック施設。初めて見た人はスケールに驚くと思います。
野外遊具も色々あります。
この遊具エリアだけでも、ちょっとした公園より大規模。
脇を流れる小川には小魚やザリガニがいます。
BBQ棟
BBQ棟と言って良いのか微妙ですが、センターハウスの裏が屋根付きスペースになっています。
テーブルを出せば団体の食事スペースにもなる感じ。
当たり前ですが、センターハウスの管理棟側からもアクセス可能なので、雨の日に濡れずにBBQできるのかも。
テニスコート
キャンプ場ときなりの湯の間あたりにテニスコートがあります。
総合管理事務所で申し込みます。
時間1面1,000円(税抜)。ボールは無料で貸し出してくれます。ラケットは有料。
この総合管理事務所はサッカー等の合宿の宿舎にもなっており、
ちょっとした売店もありました。
『きなりの郷』下北山スポーツ公園キャンプ場のサイト
進撃の巨人なダムの堰堤は、上図の右端にあるステージのうしろにあります。
キャンプ場はロッジ、コテージ、テントサイトとフルラインナップです。
入り口はカード式のゲートです。
駐車カードを受け取った宿泊者の車しか出入りできない仕組みです。
区画サイト
ロケーション
管理棟前のゲートを越え、左手にサッカーグランドを見ながら進みます。
区画サイトの看板が見えてきます。
今回、我が家が利用したのは29番。少し傾斜でしたが広かったです。
リビロンを建てた奥にヘキサエヴォを張って、この余白。区画サイトとしては相当な広さです。
ちなみに電源は付いてません。
区画サイトは30サイトあります。このうち6番~17番が電源付きサイトです。
これが電源です。
いくつかサイトの写真を。
区画サイトはどこも広いです。
もし次に利用するなら、強いて言うなら18番が良いかな。ホタル池の隣で木陰が濃く、過ごしやすそうでした。
区画サイトエリアの一番奥には、ほたる池という名の池があります。
透き通った綺麗な水。6月には沢山のホタルが飛ぶそうです。
トイレ等の情報
区画サイト内のトイレ棟の男子トイレの写真です。
洋式トイレはウォシュレット付きです。和式もあります。
バリアフリートイレもあります。
水洗ボタンを脚で踏むスタイル。
フリーサイト1:管理棟前
ロケーション
きなりの郷のフリーサイトは
- 管理棟前:車横付けOK、直火OK
- ダム堰堤前:車乗り入れNG、直火NG
の2エリアあります。
こちら管理棟前エリア。
チェックアウト時間に撮影したので空いてますが、前夜はビッシリ詰まって激混みでした。
安くて車の乗り入れOKのフリーエリアは確かに魅力的。
うまくエリアを確保できればコスパ抜群です。
ただしこのエリアは幼児同伴のファミリーキャンプ客も多そうなので、騒がしいことは覚悟しておいた方が良さそう。
トイレ等の情報
フリーサイトのトイレは管理棟とサッカー場の間にあります。
木造で綺麗です。
こちらはフリーサイト近くの洗い場。
BBQエリアの屋根の下にあるので雨でも安心。ここにゴミ捨て場もあります。
フリーサイト2:ダム堰堤前
ロケーション
ダム堰堤前のフリーサイトは車乗り入れNG、直火NGです。
料金は管理棟前と同じ。
芝生周辺に駐車OKなので、遠くても車まで30mほど。荷物を手で運ぶのが苦にならない距離です。
一番の魅力は広いグリーン。車の乗り入れNGなので芝生が傷んでおらず綺麗です。
車を横付けできないこともあり、管理棟前エリアより子連れ家族が少なめかも。
ソロライダーや静かに過ごしたい大人組が多い印象です。
ダム堰堤すぐ下にあるステージ。イベント用ですかね。
この辺り、ダム堰堤の効果か、声がこだまします。音響的にどうなんだろうか。
トイレ等の情報
このエリア用に洗い場棟があります。シンクと水道の数は十分。
炉もあります。
トイレ棟も新築なのかすごく綺麗。
壁はブロックむきだしですが、新しいので逆に清潔感が漂ってました。
このフリーサイト用のゴミ捨て場があります。管理棟までゴミを捨てに行く必要はありません。
コテージ・ロッジ
今回、僕はテント泊だったので、コテージ・ロッジの紹介は簡単に。
ヒュッテ
研修とか合宿で大人数で雑魚寝する用ですかね。
30名~40名が宿泊可能。一棟一泊25,500円って人数あたり換算だとかなりお得だと思います。
C型コテージ(5名用)
テント泊しない1家族が泊まるならこれかな。1棟一泊18,000円。
台所とキッチンもあってトイレもあります。
ロフトもあります。
オートロッジ(4名用)
これは外観の写真だけ。
E型コテージ(12名用)
団体用ですね。
『きなりの郷』下北山スポーツ公園キャンプ場の周辺施設
きなりの湯・きなり館
『きなりの郷』下北山スポーツ公園キャンプ場に来たら、ぜひこの温泉に入って欲しい。泉質が良くて超オススメです。
大人(中学生以上)650円、小人(3才から小学校6年生)350円。
キャンプ場に宿泊すると100円割引券をもらえます。
併設されている「きなり館」で食事もできます。お土産も売ってます。
池郷川:サイト利用者は100円で遊び放題
池郷川は、きなりの郷の施設を出たすぐ前にある川。
水がすごく綺麗で、河原にテントを張れるキャンプ場があります。
『きなりの郷』下北山スポーツ公園キャンプ場の領収書か駐車券を見せれば、ここの駐車場に100円で駐車できます。
水深もそれほど深くない感じで、夏は子供が1日中川遊びできそうです。
池原ダム
当たり前ですが、ダムの堰堤の上は池原ダム。
バス釣りメインでキャンプ場に泊まる人もけっこう居る感じです。
僕が子供の頃は関西のブラックバス釣りの聖地でした。最近の状況はよく知りませんがバス釣りアングラーを沢山みかけました。
まとめ
紹介したいことが山盛りで、大長編の紹介記事になってしまいました。
息子に聞くと、今までに訪れたキャンプ場の中で1番楽しかったそうです。
- テントの脇でトンボが採れる
- ホタル池でメダカが採れる
- 川遊びができてザリガニが採れる
- ダム堰堤に響くヤマビコが楽しい
- アスレチックが楽しい
- テニスが楽しい
と満点評価でした。
真夏に来ればカブトムシやクワガタも採れそうだし、池郷川での川遊びも気持ち良さそう。子連れキャンパーの評価が高いのも納得です。
広くてゆったり使える区画サイトもあるし、ダム堰堤前のフリーサイトは低料金かつ芝生のコンディションも良さげ。
併設の温泉に歩いて行けるし泉質(美人の湯!)も最高。おまけにテニスやパターゴルフを楽しむこともできます。
2泊しましたが飽きるどころか遊び足りない感じでした。
なっぷ予約件数西日本No.1の実力は伊達じゃない。オススメ度は最高ランクです!
以上、『きなりの郷』下北山スポーツ公園キャンプ場の紹介でした!!
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