どうも、キャップです。
久しぶりのキャンプ場紹介です。
2023年6月、三重県多気郡にある「大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場」の区画サイトでテント泊してきました。
「ファミリーキャンプの聖地」と言っても良いくらいGoodなキャンプ場でした。
大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場の3ポイントまとめ
ポイント1:海もプールも楽しめる
「ムーンビーチキャンプ場」という名称ですが砂浜でキャンプする訳じゃありません。
堤防を挟んでいるのでキャンプ場から砂浜は見えません。
でもキャンプ場から海までは歩いて1分。水着のまま行けます。
砂浜では潮干狩りもできます。ウミガメが産卵に来るそうですが、ネットで調べても古い情報しかヒットせず。最近は来ないのかも知れません。
キャンプ場内にプールがあります。
子供が喜ぶスライダーもあり、1日利用し放題で1人500円(3歳以上)。
施設内に専用プールがあるキャンプ場って珍しいと思います。
ポイント2:施設内にお風呂がある
管理棟に浴室があります。
施設内にお風呂があるのは嬉しいですね。
料金は大人300円(中学生以上)、子供200円(3歳以上)。
入浴は予約制。希望する時間帯の枠に名前を記入します。
リンスインシャンプーとボディーソープは備え付け有り。タオルは持参しましょう。
ポイント3:施設利用料が安い
施設利用料が安いです。
テントサイトが3,000円(ハイシーズン4,000円)。
6人用バンガロー1棟が11,000円(ハイシーズン13,000円)。
テントサイトはそこそこ広いし、バンガロー等の屋根付き棟もけっこう綺麗です。
- 入村料が1人300円かかる
- ハイシーズンは少し価格が高くなる
という点を加味しても、相場より安いと思います。
ただでさえ魅力的なキャンプ場なのに値段も安いなんて素晴らしい。
トピック:「サン大淀サイト」がオープン
2022年6月に「サン大淀サイト」がオープンしました。エリア増設ですね。
場所はココ。管理棟から最も離れた位置にある区画サイトです。
サイトの詳細は後述しますが、値段は他のテントサイトと同じです。
綺麗に整地された好印象のサイトでしたが、一棟だけ古い建物が残っていました。
昔の「サン大淀キャンプ場」という施設を整地して新エリアにしたみたいですね。
大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場の天気
現地の10日先までの天気予報がコチラです。
大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場の基本情報
コテージ・バンガロー・ロッジ
屋根付き施設は3種類。
- コテージ:冷暖房、ロフト、バス、トイレ、キッチン
- ロッジ:冷暖房、シャワー、洗面台
- バンガロー:冷暖房、ロフト
コテージは畳。バンガロー10人用は畳、6・8人用は板貼り。
設備の簡素なバンガローの価格が1番安いです。
ちなみにバンガローには寝具はありません。コテージ、ロッジには敷布団が付いています。
テントサイト
テントサイトも3種類あります。
- オート区画サイト:18m×6mと縦長だが広い
- オートフリーサイト:180m×60mのエリア中で自分の好きな場所にテントが張れる
- サン大淀サイト:樹が多くてサイト間隔が離れた区画サイト
どれも車が横付けできるオートキャンプサイトです。
一部のサイトはオプションで電源付きを選べます(別料金)。
キャンセル料金
7日前から発生します。
- 7日前~4日前:30%
- 3日前~前日:50%
- 当日:100%
予約方法
ネット予約のみです。電話での予約はできません。
予約受付開始は2ヶ月前の1日です。
例)5/3宿泊なら3/1の午前0時受付スタート
人気のキャンプ場なのでハイシーズン(GW・お盆)はなかなか予約できません。
チェックイン・チェックアウト
- チェックイン:14時~
- チェックアウト:13時
アーリーチェックインは10時から、レイトチェックアウトは17時まで、いずれもプラス1,000円(テントサイトの場合)
営業時期
たぶん通年営業です。
大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場の設備
管理棟
南国風な管理棟の入り口。
ここで受付を済ませます。
さきほどの入り口と反対側にも出入口があります。
こちらはキャンプ場と直結しています。お風呂に入る時はここから入ります。
管理棟の裏(キャンプ場エリア側)に洗面所とトイレが隣接しています。
売店
管理棟で販売、レンタルがあります。
トイレ
各エリアにあるトイレはどこも新しくて綺麗。
掃除も行き届いており好印象です。
古いタイプのトイレが数台だけありましたが、それでもかなり綺麗でした。
洗い場
各エリアに洗い場が数カ所あり、どこも綺麗です。掃除が行き届いている感じ。
場所によっては温水が出ます。
ゴミ捨て場
キャンプ場入り口に1か所、フリーサイトに1か所、ゴミ捨て場があります。
ゴミは仕分けて捨てます。
炭捨て場
コンクリートで耐熱処理された、ちゃんとした炭捨て場です。
もちろん場内に複数あります。
お風呂・シャワー
前述の通り管理棟にお風呂がありますが、それとは別にシャワー棟もあります。
温水シャワーが5分200円。24時間使用可能。
お風呂が300円で利用できますが予約制なので「海からあがってすぐに洗い流したい」という時に便利です。
ランドリー
ランドリー棟があります。
洗濯機と乾燥機が1台ずつ。
ちなみにランドリー棟内には肉の自動販売機もあります。
大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場の場内道路
サイトの入り口は3か所
これがキャンプ場の入り口前にある駐車場。
ここから左に曲がってキャンプ場へ入っていきますが、ルートが3本あります。
これが1番手前から入るルート。
ランドリー棟やBBQガーデンの横を抜け、管理棟の裏を通るルートです。
コテージ・バンガローを利用する場合はこのコース。
このコースからもオート区画サイトを抜けてフリーサイトに進むことができます。
これが中央のルート。
オート区画サイトの間を進むコースです。
オート区画サイトの奥で行き止まりになっています。
一番奥、海沿い道路のすぐ隣を進むルート。
フリーサイトとサン大淀サイトに行くにはこのルートから。
奥まで進むとサン大淀サイト(2022年オープン)に繋がります。
大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場のサイト
オート区画サイト
今回、僕はオート区画サイトを利用しました。
区画内に樹があって少し邪魔に感じましたが、
シリングシェルSとコネクトタープを張ってもスペースが余るくらい広かったです。
それぞれの区画はこんな感じでロープで明確に区切られており、
地面にも目印になるロープが打ち込まれていて迷うことはありません。
ブログを見ると、2022年5月に区画サイトのサイズを1.5倍にする改修工事を行ったみたいですね。
オートフリーサイト
こちらはフリーサイト。
区画サイトよりもフリーサイトの方が人気がある気がしました。
全エリアではないと思いますが、フリーサイトでも電源オプションを選択できる場所があるようです。
フリーサイトエリアにも立派な建物があります。
トイレとシャワーと更衣室。
トイレの隣に更衣室があり、
建物の裏側にはシャワー設備があります。
サン大淀サイト(オート区画サイト)
2022年6月に新設されたエリア。
キャンプ場の一番奥にあります。
隣との距離が程良く、静かで大人向きな感じ。
こう見えて区画サイトです。
区画に余裕があるのでエリア区分はロープじゃなく番号の灯篭です。
夜になると良い雰囲気。プライベート感たっぷりです。
ただし他のサイトより蚊が多かったです。
樹木の多いロケーションなので仕方ないですね。
サン大淀サイトにもトイレ棟、洗い場、東屋があります。
ブランコもありました。
サン大淀サイトの終着点には鐘とサークルがありました。
昔のボーイスカウト的キャンプ場の名残かも知れません。
夜に鐘を鳴らすのは控えてください(という注意書きがありました)。
ロッジ・コテージ・バンガロー
僕は利用しなかったので外観の写真のみ掲載しておきます。
どの施設にも屋根付きのBBQスペースがあったし、設備が整っている割に安いな、と思います。
バーベキューガーデン
場内に何カ所か東屋があり、食材とコンロを持ち込んでBBQができます。
ガスコンロが備え付けられた棟もありますがガス利用料は別料金です。
- 通常料金 1人(2歳以下無料):500円
- ガス使用 1人(2歳以下無料):1,000円
※BBQのみの場合も入村料300円は発生します。
大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場の周辺施設
プール
プールは管理棟入り口前にあります。
ウォータースライダーを備えた、けっこうちゃんとしたプールです。
僕が訪れたのは2023年6月17日(土)。
この日が今年のプール開きの日だったらしく無料でした(翌日からは有料)。
毎年プール開き初日だけは無料なのかも知れません。
ミニゴルフ場
周辺施設と言うか、キャンプ場に隣接してミニゴルフのコースがあります。
芝は綺麗に整えられています。
キャンプ場利用者は1周800円で利用できます。貸しクラブは1本 100円。
大淀西海岸
キャンプサイト脇に小路が何カ所かあり、階段が見えます。
この階段を登ると
すぐ砂浜です。
キャンプ場横の砂浜はプライベートビーチ的な扱いなのか「キャンプ場利用者以外は潮干狩り禁止」の立て看板が立ってました。
息子と潮干狩りをしてみようかと管理人に尋ねたところ「今年はあまり貝が獲れてませんね」と。残念。
まとめ
大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場、良いですね。
設備が新しくて綺麗で、エリアも広い。子供が喜ぶアクティビティも豊富。
今までに利用したキャンプ場の中でも上位に入る満足度です。
バリバリの高規格キャンプ場ではなく、全てのバランスが良い感じです。
ちなみに大淀は「おいず」と読むようです。
現在の住所は多気郡明和町ですが、昔この場所は大淀町(おおよどまち、おいずまち)だったらしいです。
以上、大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場の紹介でした!!
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